2011年8月の試合以来、柏には勝っていないそうです。覚えていますよ、最後に勝った試合。今はもうガンバにはいない大塚が決勝弾を入れたのでした。
日立台から涙目で駅まで30分の道のりをとぼとぼ歩いたこと、いったい何回あったでしょうか? なぜか雨が降っていることが多くて、全身黄色い柏サポの「ガンバはお得意様だわ」という嫌みを聞きながら帰るのは辛かったですよ。万博でも「また勝てないのではないか」と思うだけでおなかが痛くなったりして。

でも、昨日は快勝でした。
ここぞ、といいうときにバシッと得点できて、しかも2列目の復調がうれしかった。倉田はここ1ヵ月くらい完璧に復調していて、「いいときの倉田秋!!」と毎試合惚れ惚れしていましたが、阿部と大森が……。でも、阿部は2、3試合前から動きのキレとか判断の速さなどが変わっていて、大復調の予感があったんですよね。 1点目なんか、その復調2列目コンビが胸がすくようなゴールを決めてくれて、PCの前で飛び上がっちゃいましたよ!(オンデマンドは5分くらい時差があるみたいで、私が飛び上がったときにはもう万博は2点目で沸いていたようですが)
 PKで1点差に迫られてハラハラするかなと思ったけれど、なぜか「大丈夫大丈夫」と根拠なしの自信が確信に変わるまでほんの数分。宇佐美のゴールが決まったときには、久々に安堵ではなく、純粋に嬉しかったです。

昨日の試合を見ていて思ったのですが、ACLは選手の技量やメンタルばかりでなく、チーム全体をレベルアップさせるような気がします。柏はレアンドロというエースやネルシーニョという百戦錬磨監督がいなくなっても、やはり強さを感じさせました。ガンバも3冠とった昨シーズンの今頃を思い浮かべると、「チーム力」が1割くらいはアップしているように思います。Jリーグには悪いけれど、国内だけで戦っているのでは得られない力がつくのではないか、と。といっても、2008年優勝時からずっとACLに出場しつづけながら年々劣化していったガンバ、ということもあるので一概には言えませんがね。
さて、水曜日には恐らく最強のチームに挑戦です。あくまでも挑戦者として、思いっきりぶつかってほしいな。今からドキドキワクワクです。