いろいろなことがあった今年。悲しい事や苛立つ事も多かったけれど、救ってくれたのは仕事、でした。
振り返ればフリーランスになった1991年、初めて本を出版することができました。それから25年目の今年まで、ありがたいことに毎年1冊は書籍を出版してもらっています。先ほど数えてみたら、共著・共訳も含めると68冊、ゴーストライターをつとめた書籍も含めると72冊。冊数が多ければいいわけではないけれど、とにかく毎年毎年書籍として出版していただいた25年間でした。本当にありがたい。
本が売れなくなり、出版不況とか言われてからすでに四半世紀。そう、私は出版不況が始まる頃にこの業界に入ってきたわけで、しかも訳書にしろ著書にしろベストセラーになったこともなく、 こと金銭面を考えるとまったくダメダメの仕事ぶりです。もう少し若い頃は、まったく儲からないこの仕事で本当にいいのかと悩んだこともあったけれど、結局私はほかの仕事はできなかったのだ、と今になってようやく思います。
今年はプライベートでいろいろあった中でも、なお声をかけてくださる編集者がいて、仕事を続けることができました。 そして仕事面ではかなり充実していました。
取材したり、翻訳したり、書評のために本を読んだり、調べ物をしたり、原稿を書いたりしながら、つくづくあらためて思ったのが、「私はモノを書く仕事が好きだ」ということです。
もう今年はさすがに無理かなと思っていたのに、また今年も出版していただいた訳書「PK 最も簡単なはずのゴールはなぜ決まらないのか?」の見本を受け取っての帰り道、仕事があることのありがたさ、そして一緒に仕事をしてくださる方々への感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、地下鉄の車内で見本のページをめくりながら、なんだかじんわりしてしまいました。
軸足は「モノを書く仕事」に置きながら、来年はまた新しい分野にも挑戦していきたいと思っています。 そのために、来年年明けに急遽イタリアに行ってくることにしました。
仕事に救われ、仕事に励まされ、仕事で活力を得る。そのありがたさをかみしめながら、来年もがんばっていこう!!
(画像は本文と何も関係なく、先日、仕事が一段落してのんびり散歩したときに楽しんだ我が家のご近所の紅葉風景です)
振り返ればフリーランスになった1991年、初めて本を出版することができました。それから25年目の今年まで、ありがたいことに毎年1冊は書籍を出版してもらっています。先ほど数えてみたら、共著・共訳も含めると68冊、ゴーストライターをつとめた書籍も含めると72冊。冊数が多ければいいわけではないけれど、とにかく毎年毎年書籍として出版していただいた25年間でした。本当にありがたい。
本が売れなくなり、出版不況とか言われてからすでに四半世紀。そう、私は出版不況が始まる頃にこの業界に入ってきたわけで、しかも訳書にしろ著書にしろベストセラーになったこともなく、 こと金銭面を考えるとまったくダメダメの仕事ぶりです。もう少し若い頃は、まったく儲からないこの仕事で本当にいいのかと悩んだこともあったけれど、結局私はほかの仕事はできなかったのだ、と今になってようやく思います。
今年はプライベートでいろいろあった中でも、なお声をかけてくださる編集者がいて、仕事を続けることができました。 そして仕事面ではかなり充実していました。
取材したり、翻訳したり、書評のために本を読んだり、調べ物をしたり、原稿を書いたりしながら、つくづくあらためて思ったのが、「私はモノを書く仕事が好きだ」ということです。
もう今年はさすがに無理かなと思っていたのに、また今年も出版していただいた訳書「PK 最も簡単なはずのゴールはなぜ決まらないのか?」の見本を受け取っての帰り道、仕事があることのありがたさ、そして一緒に仕事をしてくださる方々への感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、地下鉄の車内で見本のページをめくりながら、なんだかじんわりしてしまいました。
軸足は「モノを書く仕事」に置きながら、来年はまた新しい分野にも挑戦していきたいと思っています。 そのために、来年年明けに急遽イタリアに行ってくることにしました。
仕事に救われ、仕事に励まされ、仕事で活力を得る。そのありがたさをかみしめながら、来年もがんばっていこう!!
(画像は本文と何も関係なく、先日、仕事が一段落してのんびり散歩したときに楽しんだ我が家のご近所の紅葉風景です)
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