1月8〜10日までイタリア、ベルガモで開かれたConIFA(Confederation of Independent Football Associations)の年次総会に行ってきました。ConIFAとは、FIFAに加盟していない(できない)国、地域、マイノリティ、僻地のチームが所属するサッカー協会組織です。私は2014年にスウェーデンのウステルシュンドで開催された第1回ワールドフットボールカップを取材に行き、なんておもしろい大会なんだろう、と感動しました。そのときのことはここに書いています。
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今回わざわざイタリアまで出かけて行った目的は、昨年ConIFAに加盟し、今年5月28日〜6月5日までアブハジアで開催されるワールドフットボールカップに出場希望を出していたユナイテッド・コリアFAと琉球FAの出場権が勝ち取れるよう、代表でプレゼンテーションをすることにありました。最初はそれぞれの代表者の方に通訳代わりで同行するつもりだったのですが、もろもろ事情があって結局私一人で行くことになりました。乗りかかった船だし、加盟に向けて後押しさせていただいた縁もあるし、ということで。
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(第3回総会を記念して、レストランがケーキを作ってくれました。中央に見えるのはワールドフットボールカップです! ユナイテッド・コリアにはぜひこのカップを日本に持ち帰ってほしい!!)
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(1部メンバーとベルガモの旧市街、チッタ・アルタで前夜祭。なかなか濃い感じですよね)

年次総会でのメインイベントは、やはりワールドフットボールカップinアブハジアに出場するチームの選抜です。日程と試合会場が1箇所であるという関係で、今回出場できるのは12チーム。しかし、出場希望は24サッカー協会から出ました。主催FAであるアブハジア、昨年行なわれたConIFA欧州選手権優勝国であるパダーニア、そして親善試合を重ねてポイントを獲得したレシアの3チームが選抜なしで出場が決定しています。残る9つの枠を21チームで争う、ということになりました。なかなかの激戦です。
選抜は、参加希望チームがそれぞれ短いプレゼンテーションをした後、加盟チームと役員が投票して、得票数の多いところから決める、というものでした。総会に出席できなかったチームは、アピールをメールにしてそれを事務局長が代理で紹介しました。 最終的に決まったチームを見ると、やはり出席して自らプレゼンをしたチームが圧倒的に得票数が多かったです。(ごめんなさい、琉球FA。私のアピールが足りませんでした)

そして決まった出場チームは以下の通りです。
アブハジア(開催サッカー協会。ジョージア(グルジア)とロシア国境に位置する独立国。アブハズ人の国)
(以下欧州地域から)
レシア(スイスからババリア地方、チロル地方で暮らすレシアの人々の代表チーム)
パダーニア(北部イタリア地域代表)
サーミ(ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどにまたがるサーミ人代表)
西アルメニア(アルメニアの西部、現在はトルコに入る地域の代表)
ロマ(欧州の特に南部を移動して暮らしてきた放浪の民族ロマの代表)
北キプロス(地中海に浮かぶキプロス島北部地域の自治国)
(以下アジア地域から)
ユナイテッド・コリア・イン・ジャパン(在日コリアンのチーム)
クルディスタン(イラン、イラク、トルコなどで暮らすクルド人代表チーム)
パンジャブ(インド北部、パキスタン東部にわたる広範囲に暮らす人々の代表チーム)
(以下アフリカ地域から)
チャゴス・アイランド(インド洋に浮かぶ60の島々に暮らす人々で結成されたチーム)
ソマリランド(アフリカ中東部に位置し、1991年に独立を宣言した国の代表)

最後に総会出席メンバーで記念撮影(一部は帰ってしまいましたが)。やっぱり濃い!
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(続く)