何を観たかすぐに忘れてしまうのでここにメモっておきます>映画の記録
「消えた声がその名を呼ぶ」@恵比寿ガーデンシネマ
トルコによるアルメニア人大虐殺を描いた内容。主人公をはじめ、アルメニア人の俳優さんたちがみんな美男美女でややメロドラマに流れすぎたきらいはあったけれど、コーカサスのユダヤ人と言われるアルメニアの人々の悲劇が胸に迫る。
「放浪画家ピロスマニ」@UPLINK
ジョージア(グルジア)を代表する画家ピロスマニを描いた映画。1960年代の作品なのに、カメラワークが素晴らしい! ロシアで「ピロスマニ」というレストランで食事をしたのだけれど、題材のおもしろさ、色彩の鮮やかさが印象的でした。だからかもしれないけれど、よけいに感動大。いい映画! こういう映画こそ見るべき、なんだろうな。
「 独裁者と小さな孫」@下高井戸シネマ
どこともわからない小さな独裁国でクーデターが起きて、独裁者が孫を連れて逃げ惑う、というストーリー。ロシア語かな〜?と思ったけれど、文字がちょっとちがってどうもジョージアらしかったです。(違っていたらごめんなさい)映画のストーリーとしては「残忍な独裁者だけれど孫にはやさしいおじいちゃんでした」ってありきたりな感じで今ひとつだったけれど、映像が印象的。モダンな都会からちょっと出ると、たちまち荒涼とした石ころだらけの土地でほそぼそと牧畜を営む人たち。演技も下手っぽくってもしかしてシロウトって感じがよかったです。
「グランフィナーレ」@ルシネマ
マイケル・ケインにハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、とどめはジェーン・フォンダという大物&人気俳優が競演する群像劇。たまたま時間があいたので見ちゃったけれど、うーーーーん、私の好みではなかった。だいたいにおいてアルプスの超豪華リゾートホテルでバカンスしている有名人金持ちの悩みをグデグデ聞かされてもピンと来ないんだわ。
「オマールの壁」@UPLINK
ミニシアターとしては大ヒット中らしい。ストーリーとしても、映像としても、よくできた映画です。舞台はパレスチナ。ナン作り職人のオマールの裏の顔(どちらが裏かわからないけれど)テロリスト組織の一員。幼なじみの3人でチームを組み、国境の警備兵を襲撃したところで警察に追われる身となる。幼なじみでチームの長である兄貴分の妹に恋心を寄せていい感じになっているのだけれど、もう1人の仲間も彼女に夢中、らしい。とらえられたオマールが逆スパイを命じられたところから、恋愛がからんでだまし、だまされ、追われ、追いかけるドラマが展開。オマール役の俳優がいい男すぎて惚れそうでした。
「はじまりのうた」@WOWOW
「ダブリンの街角」の監督が撮った音楽を主題にすえたドラマ。キーラ・ナイトレイが主演で歌も歌うのだけれど、うーん、どちらかといえば下手なためにストーリーがウソっぽくなってしまう。美人すぎちゃうと外リートシンガーは似合わないよね、と言いたくなる。だいたいにおいて、彼女を恋人にしておきながら、あっさり別の女性と浮気しちゃう男性もどうよ。「ダブリンの街角」のほうが10倍よかった。キーラ・ナイトレイに主演させた時点で失敗だね。
「君が生きた証」@WOWOW
ネタバレになってしまうのであらすじは書けないのだけれど、テレビの前でぼろぼろ泣いてしまい、2回も見てしまった。好きなシーンがいっぱいあるのだけれど、満員のライブハウス(ただし場末)で観客と一緒にロック風にアレンジした童謡を絶叫するシーンとか、息子の墓の前で別れた妻と語り合うシーンとか、息子の形見を妻に届けにいくシーンとか、ほんと好きだわ。アメリカ映画に近頃さっぱり感動しなくなっていたけれど、この映画はアメリカならではのストーリーでとてもよかった。最後に主人公の中年男性が、息子が作った歌をしみじみと歌うシーンは何回見ても泣いてしまう。
「パレードへようこそ」@WOWOW
1970年代、同性愛がようやく法律違反ではなくなった英国で、炭坑労働者を「同じように虐げられている」という理由でストライキを支援したゲイたちの話。笑わせながら、ぐさっと斬り込むセリフがさすが英国映画。私が最近発見したこと。優れた英国映画に出演する俳優たちは、男女ともになぜか「味のある」顔をしている(つまり美男美女じゃない)。というわけで、美男美女が一人も登場しないおかげで味のある(褒め言葉)映画となっている感じがする。
疲れてきたので、あとはタイトルのみを載せておきます。
「マルタのことづけ」@WOWOW
娘と一緒に見ていて「ねえ、ここどこ?」「スペイン語しゃべってる」「スペインかな」「なんか違うっぽい」という会話で終始し、最後の最後にメキシコ、グアダラハラが舞台とわかってほっとした。
「グッドライ」@WOWOW
スーダン内戦の難民とアメリカの911をからめたところがポイント。
「サンドラの週末」@WOWOW
ダルデンヌ兄弟の映画は毎回渋い! そうそう、ベルギー映画も秀作には美男美女は登場せず。
「奇跡の2000マイル」@WOWOW
ラクダとオーストラリア大陸横断した若い女性の実話。どうしても主人公に共感できず。ラクダには共感したが。