5月13日(金)というキリスト教的には忌み日にちょっといやな感じがありました。前半の早い時間帯に、「え? なんでそれが入る? 東口、どうした?」というFKをジュビロ小林選手に決められて、「やっぱ忌み日だったのかなー、ガンバにとって」とか思っていたら、前半ロスタイムにアデミウソンのきれいなゴール。なんでも宇佐美とのコンビネーションで決めたゴールは初だったとか。そもそもあんまり得点していない今季のガンバですから、何でも「初」がつきそうですね。
そして後半。めずらしく後半になっても「得点決めますよ」の運動量を維持するガンバさん。
パトリックの落としから、フリーになったヤットさんが蹴り込んで逆転!!!
まるで優勝を決めたかのような喜びようのヤットさんとガンバの皆さん。
ヤットさんがゴール裏をあおったのは11年ぶりだそうです。
最近のヤットさんは試合前のコールにも手を挙げて応えるし、ワールドカップで得点したときみたいに喜びを爆発させるし、いったいどうしちゃったのか……不安があります、一抹の。
youtubeにあがったアデミウソンの得点シーンとヤットさんのゴール裏あおり画像を繰り返し視聴しながらその理由を考えてみました。
1)現在のガンバの低迷に責任を感じている。
2)現役引退を考えてこれまでの応援への感謝を表すことにした。
3)日本代表への復帰アピール大作戦の一環。
4)新スタになったからこれまでとは違うことをしてみようと思った。
5)特に何も意図していない。単なる気まぐれ。
うーーーん、5)が一番あたっていそうです。いや、そうであってほしい、という希望的観測かな。 
ヤットさんらしくないことをやられると、ほんとあせるんですけれど、私。
この日はたまたまジュビロサポの方とランチをご一緒したのですが、そのとき「ヤットさんをいつベンチにおくか、そこが新生ガンバのスタートになる」みたいなことを言っちゃって、その方に「そこまで(私が心理的に)追い込まれているんですか?」とあきれられました。
そして逆転ヒーローとなったヤットさんを 見ながら、まだヤットさんなしの新生ガンバの誕生は先かな、なんて思ったりしたのでした。少し不安なような、でもちょっと安心したような複雑な心境です。