ConIFAワールドフットボールカップ@アブハジア最終日。
6月5日に3、4位決定戦(北キプロスvsパダーニア)と決勝戦(アブハジアvsパンジャブ)が行なわれ、その後に引き続き閉会のセレモニーでした。
地元アブハジアがPK戦で勝利を決めるや、ピッチに観客がなだれこみ、そのまま閉会式へ。
10日間にわたった大会は幕を閉じました。
6月6日にチームは日本へ帰国。私はソチでチームと分かれてパリにやってきています。
今回の遠征にあたり、私が個人的に立てていた目標は「全員が無事に帰国」」でした。残念ながら最後の試合で1人の選手が足を怪我してしまったのですが、まずは全員無事に日本に帰り着いたという報告をもらって本当にほっとしています。
思えば2年前、ウステルシュンドで開催された第一回ConIFAワールドフットボールカップを取材したときから「FCコリアにこの大会に出てほしい」と願っていて、いろんな方のご協力のおかげでその私の「夢」が実現。選手やコーチたちから「またぜひ出場したい! 来て本当によかった!」と言ってもらってうれしかったです。
チームにメダルが授与されたあと、初戦で値千金の決勝ゴールを決めながら最後に怪我をしてしまったソンチョル選手が、松葉杖をつきながら私のところに来てメダルをかけてくれ「実川さんもがんばったんだから、メダルかけてくださいよ」と言ってくれたとき、思わず涙がこぼれそうになりました。でも、やっぱりメダルをかけるのにふさわしいのは選手とスタッフの方々です。
みんな本当におめでとう! ConIFAの理事の1人から「ユナイテッド・コリアンズ・イン・ジャパンはピッチの中で躍動しただけでなく、ConIFAの精神である「サッカーを通して友情の橋を架ける」ことを実践した。メダルにふさわしいチームだ」という最高の称賛をいただきました。
この経験が一人ひとりのこれからのサッカー人生の大きな糧となりますように! 
それでは閉会式の様子など画像をアップしておきます。 




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1−1PK戦の末にアブハジアが優勝を決めました。その瞬間にピッチになだれこむ観客。そのまま閉会式セレモニーへと突入する、というなんともアブハジチックな演出? ピッチ際で観戦していた選手たちもすぐになだれこんで旗を掲げました。
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1人ずつ登壇してメダルを授与されました
 
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みんなとってもいい笑顔!!

 
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アブハジアの大統領とC
onIFAブランド会長(右)
実は開会式後の内輪の歓迎レセプションに招かれたとき、 私はなんと大胆なことにロシア語で大統領にご挨拶し、大統領からおほめの言葉をいただくという栄誉を授かりました。
そしてこのとき、撮影していた私に気づいた大統領は、 あ、という表情を浮かべ笑顔で私に手を振ってくださったのです! ううう、感動!!! 
 
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その後
選手たちはアブハジアの人たちとの撮影とサイン攻め。私は最後にスタジアムでビールを売っていた女の子たちと記念撮影しました。彼女たちはいつも私を見かけるたびに「こんにちは〜〜〜」と日本語で叫びながら笑顔で駆け寄ってハグしてくれました。