ロシアのドーピング問題でますますIOCに対する不信感は増すし、メダルの数何個とかで絶叫されるのにうんざりするし、だから観戦する競技が限られてくるのですが、サッカーだけは録画をとって見ています。
今朝のスウェーデン戦も見ました。が、BSでやっていたコロンビア対ナイジェリア戦も並行して見ていたので、コロンビアが先制した時点で気持ちがちょっと落ちましたね。そのときは日本がものすごく攻撃的でいいサッカーをしていたから。振り返れば第一戦ナイジェリア戦の5点目が分岐点だったかな。同じ選手に4点取られるってどうなんよ。
世間ではOA枠の藤春選手に対して厳しくいう声が多いし、たしかに藤春選手のパフォーマンスもどうなんよ、というところはあったけれど、(別に私がガンバサポだから彼をかばうという意味ではなく)彼ばかりは責められないなあ。OA枠を使うのであれば、DFの選手じゃなくてGKではなかったか、とか思ってしまいました。後ろでチームを支えるのならば、やはり経験値がものをいうGKではなかったか、とか。まあ、すんだことをあれこれ言ってもしようがない。次だ次! 藤春くん、井手口くん、うなだれて帰ってくるんじゃないよっ!

今回のオリンピックで私の目を引いているのは、思いがけない国の選手の活躍ぶりです。柔道ではコソボやアゼルバイジャンの選手がメダルをとっていたし、水泳もまあアメリカとオーストラリアは強いといえば強いけれど、流れてくる国歌はいろいろ。ハンガリーのホッスーはなんであんなに強いんだ? 日本が52年ぶりに800メートル自由形でメダルを獲得っていうのにも驚くと同時に、日本が自由形で食い込めるチャンスも生まれる時代かあ、と思いました。(52年前の東京オリンピックからこの種目があったことにもびっくりでしたが)いまやどの競技においても、どの国の選手にもチャンスがある時代。そもそも「国」の枠に縛られずに出場している選手も多い。7人制ラグビーで快進撃を続けている日本も、いわゆる伝統的な日本の名前じゃない選手たちが活躍しているわけで、彼らを「日本人じゃないから応援しない」とか言うことはできないはず。
だからね、「日本のお家芸」という言葉はやめてもらいたいなあ。「体操ニッポン」とか「水泳ニッポン」とか、そういうの放送で絶叫するのはどうかなあ、とか思ってしまう。さすがにもう「柔道ニッポン」という声はあまり聞けなくなりましたが。柔道は発祥は日本でも、もはや国際的なスポーツってことでしょう。そのことに胸をはってもいいように思います。
この競技はこの国が「絶対に」強い、というのは、もうないように思えるんですけれど、どうなんでしょう? どの国の選手にもチャンスはある。優秀なコーチが、才能ある選手を見出して、時間をかけて育成すればチャンスはあるんじゃないか、と。優秀、というのは、単にスポーツの指導方法に優れているだけではなく、人格的にも尊敬に価する指導者、ということで、それってなかなかむずかしいかもしれません。才能のある選手の発掘と育成より、優秀なコーチを育成するほうがずっとたいへんだし時間がかかりそうです。