どうもすみませんすみません、と心の中で頭を下げるしかないほどブログの更新がとどこおっております。実は今、サッカーとはまったく関係のない本を執筆中。4月に企画を立ち上げ、6月末から取材を始めて、7月いっぱいで取材を終わらせ、8月いっぱいで書き終わる、という予定でした……まだ仕上げまとめ中です。晩秋には刊行予定なので、もうそろそろ終わらせなくちゃ。
ガンバやサッカーと違うところに頭と気持ちが行ってしまっていたこの夏。その間に、ガンバはめきめきとよくなって、「絶対残留」から「もしかすると2ndステージの☆☆が(→あえて書きませんよ)」なんてところまで持ち直しています。長期に日本を留守にしたことと、、本のための取材と執筆に自分を追い込むために、スカパーの契約を一時中断していたのですが、9月から再開してオンデマンド観戦しております。あ、そうそう、6−3で爆勝した9月4日のYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦、vsサンフレッチェ広島戦@吹田スタジアムは生観戦しました。それも含めて8月以降のガンバについて書いておこうと思います。
①パトリック選手について
「パトが精彩を欠いていて、最近はベンチスタート」というのは情報として得ていましたが、実際に自分の目で見るまでは「いつもの絶好機外しまくりのパト仕様なんだろう」くらいにしか思っていませんでした。
だから9月4日の試合、後半途中でパトが長沢に代わって出場したとき、思わず「パト、がんばれ〜〜」とか叫んでしまったのですが、その声が届かなかったのか、まったく見せ場なし。GKや最終ラインからの放り込みボールを受けることさえできない姿にあぜんとしました。パトがおさめられずに相手カウンターの起点になってしまうことから、大森や倉田がフォローに走ってくると、それも目に入らないのか、味方と衝突してボールを失う、なんて失態まで。
2014年後半、ガンバが盛り返して3冠達成できたのはパトの加入がとても大きかった、と思います。昨年CLから天皇杯の活躍もすばらしかった。そのときの記憶が残っているためか、今のパトリックに対し、歯がゆさを通り越して腹立ちさえ覚えます。「パト、もっとまじめにサッカーやって!」とか言いたくなる。見ていませんが、スタメン起用されたJ3vs長野戦でも酷かったとか。輝く宇佐美あってのパトだったのか。思えば今季1stステージの不振は、宇佐美パトコンビの旬の終焉からの過渡期だったかも。来季契約解除、という報道が飛び交っていますが、それも無理はないかな、と今は思っています。
②長沢選手の台頭
代わって輝いているのが長沢選手です。昨年、シーズン途中で清水からガンバに移籍してきたとき、正直「え? 長谷川監督、清水時代に自分がかわいがっていたという理由で引っ張ってきているのか?」なんて思いました。ガンバサポ仲間なんて、昨年秋、スタジアムで20番ユニを着て応援している人を見つけたとき「20番? 誰? え! 長沢!!! あのユニの人、長沢選手の親戚かなあ」なんて驚いていたくらいです。
それが今季はこの活躍! 8月の月間MVPとベストゴール@湘南戦のダブル受賞ですよ。 身長190センチ超という自分の武器を活かしたヘディングばかりでなく、足元のうまさで相手DFを翻弄してのシュートもあり、湘南戦のようなジャンピングボレーまで打てる。しかも結構スピードがあり、ハーフカウンターで試合を決定づけるゴールも生んでいます。昨日の名古屋戦はゴールはできなかったのですが、相手DFを引き連れて流れてくれるおかげで、アデミウソンや大森、倉田の前にスペースができる、という働きも見逃せません。
パトや宇佐美に放り込んであとは2人でなんとかして、というサッカーから、長沢をまじえた大森、倉田、アデミウソンの連携でゴールする、というサッカーへ。長沢の旬はまだまだ続きそうです。
③井手口選手の成長っぷりがこわいほど
ついこないだまで「井手口の守備はこわいよね。間合いの取り方がおかしい。すぐに飛び込んで抜かれるのはやめてもらいたい」とかさんざん悪口言っていたのがウソみたいです。
今野が怪我で離脱してからスタメン起用されるようになると、めきめきと成長していて目を見張る活躍。ボール奪取からのつなぎ(やっとバックパスを第一選択肢にするのをやめたみたい)、体を張った守備(やっと安易に飛び込むのをやめたいみたい)、終盤になっても落ちない運動量。昨日は遠藤が怪我で今野と交代した後、1アシスト1ゴールの活躍で文句なしのMOM。もしかすると遠藤よりも今野とボランチでコンビを組んだほうが、井手口の良さが生きるのかもしれません。一見、破天荒そうだけれど、根は堅実でまじめなところも今野とあいそうです。ともあれ、期待の20歳、21番!!
まだまだ伸びしろはありそうだよ、と思わせる最近のガンバ。タイトルはもちろん欲しいけれど、このサッカーが成熟していくところが見たいです。
ガンバやサッカーと違うところに頭と気持ちが行ってしまっていたこの夏。その間に、ガンバはめきめきとよくなって、「絶対残留」から「もしかすると2ndステージの☆☆が(→あえて書きませんよ)」なんてところまで持ち直しています。長期に日本を留守にしたことと、、本のための取材と執筆に自分を追い込むために、スカパーの契約を一時中断していたのですが、9月から再開してオンデマンド観戦しております。あ、そうそう、6−3で爆勝した9月4日のYBCルヴァンカップ準々決勝第2戦、vsサンフレッチェ広島戦@吹田スタジアムは生観戦しました。それも含めて8月以降のガンバについて書いておこうと思います。
①パトリック選手について
「パトが精彩を欠いていて、最近はベンチスタート」というのは情報として得ていましたが、実際に自分の目で見るまでは「いつもの絶好機外しまくりのパト仕様なんだろう」くらいにしか思っていませんでした。
だから9月4日の試合、後半途中でパトが長沢に代わって出場したとき、思わず「パト、がんばれ〜〜」とか叫んでしまったのですが、その声が届かなかったのか、まったく見せ場なし。GKや最終ラインからの放り込みボールを受けることさえできない姿にあぜんとしました。パトがおさめられずに相手カウンターの起点になってしまうことから、大森や倉田がフォローに走ってくると、それも目に入らないのか、味方と衝突してボールを失う、なんて失態まで。
2014年後半、ガンバが盛り返して3冠達成できたのはパトの加入がとても大きかった、と思います。昨年CLから天皇杯の活躍もすばらしかった。そのときの記憶が残っているためか、今のパトリックに対し、歯がゆさを通り越して腹立ちさえ覚えます。「パト、もっとまじめにサッカーやって!」とか言いたくなる。見ていませんが、スタメン起用されたJ3vs長野戦でも酷かったとか。輝く宇佐美あってのパトだったのか。思えば今季1stステージの不振は、宇佐美パトコンビの旬の終焉からの過渡期だったかも。来季契約解除、という報道が飛び交っていますが、それも無理はないかな、と今は思っています。
②長沢選手の台頭
代わって輝いているのが長沢選手です。昨年、シーズン途中で清水からガンバに移籍してきたとき、正直「え? 長谷川監督、清水時代に自分がかわいがっていたという理由で引っ張ってきているのか?」なんて思いました。ガンバサポ仲間なんて、昨年秋、スタジアムで20番ユニを着て応援している人を見つけたとき「20番? 誰? え! 長沢!!! あのユニの人、長沢選手の親戚かなあ」なんて驚いていたくらいです。
それが今季はこの活躍! 8月の月間MVPとベストゴール@湘南戦のダブル受賞ですよ。 身長190センチ超という自分の武器を活かしたヘディングばかりでなく、足元のうまさで相手DFを翻弄してのシュートもあり、湘南戦のようなジャンピングボレーまで打てる。しかも結構スピードがあり、ハーフカウンターで試合を決定づけるゴールも生んでいます。昨日の名古屋戦はゴールはできなかったのですが、相手DFを引き連れて流れてくれるおかげで、アデミウソンや大森、倉田の前にスペースができる、という働きも見逃せません。
パトや宇佐美に放り込んであとは2人でなんとかして、というサッカーから、長沢をまじえた大森、倉田、アデミウソンの連携でゴールする、というサッカーへ。長沢の旬はまだまだ続きそうです。
③井手口選手の成長っぷりがこわいほど
ついこないだまで「井手口の守備はこわいよね。間合いの取り方がおかしい。すぐに飛び込んで抜かれるのはやめてもらいたい」とかさんざん悪口言っていたのがウソみたいです。
今野が怪我で離脱してからスタメン起用されるようになると、めきめきと成長していて目を見張る活躍。ボール奪取からのつなぎ(やっとバックパスを第一選択肢にするのをやめたみたい)、体を張った守備(やっと安易に飛び込むのをやめたいみたい)、終盤になっても落ちない運動量。昨日は遠藤が怪我で今野と交代した後、1アシスト1ゴールの活躍で文句なしのMOM。もしかすると遠藤よりも今野とボランチでコンビを組んだほうが、井手口の良さが生きるのかもしれません。一見、破天荒そうだけれど、根は堅実でまじめなところも今野とあいそうです。ともあれ、期待の20歳、21番!!
まだまだ伸びしろはありそうだよ、と思わせる最近のガンバ。タイトルはもちろん欲しいけれど、このサッカーが成熟していくところが見たいです。
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