『翻訳というおしごと』トークイベントには大勢のお客様にお越しいただき、まことにありがとうございました。ゲストの鈴木立哉さんと、編集の美野貴美さんと十分に打ち合わせをしたことが功を奏し、お話ししようと決めていたことがすべてお話できた、と思っております。最後に来場のお客様からいただいた質問もふくめて、盛りだくさんにお話できました。私もとても勉強になったし、楽しかった。感謝!!
記念に写真を貼り付けておきます。
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さて、今年の回顧、私生活編です。
私生活における最大の出来事は、何と言っても次女が伴侶を得て、新しい人生に踏み出したことです。おめでとう、ありがとう。長女が結婚したときもほっとしたけれど、次女が新居に引っ越していったときには、安堵のあまり膝かっくんしそうでしたよ。そして少し寂しさも感じました。そうか、子どもたちがみんな巣立っていった後の家ってこんなにがらんとしちゃうのね、などと靴箱を開いて、次女の部屋を開けて、洗濯かごをのぞいて思っています。ま、もともとあまり家にいない次女だったので、1週間もしないうちに夫婦2人の生活に慣れちゃいましたが。
2つ目は、長女と孫との同居生活がやっと終止符をうったことでしょうか。孫1歳4ヵ月から2歳4ヵ月まで、成長を一緒に楽しめたのはよかったと思っています。だが、2015年からの同居はとにかくたいへんでした。前年に父が亡くなり、その後始末と重なったこともありますが、やることがあまりに多すぎて睡眠時間が4時間を切ることも多く、よく生き延びられたと自分で自分をほめましたよ。3月に娘たちが引っ越していった後、気が抜けてしばらく茫然としましたからね。
3つ目は、念願だった海外一人生活を満喫できたことでしょうか。5月末から10日間、ユナイテッド・コリアンズのチームに帯同してConIFAワールドフットボールカップ@アブハジアに遠征し(笑)、その後パリとリヨンに一人で2週間あまり滞在し、EURO観戦を楽しみました。1ヵ月間、本当に充実していて、貴重な思い出になっています。海外で一人であれだけ行動できた、というのは今後の人生に大きな自信になるかな。私もまだまだ成長できるんだ、という手応えがありました。
そういうわけで、2016年の私生活を漢字一文字で表すとすると「成」でしょうか。孫の「成」育を見見届け、長年の念願が「成」就し、自分の「成」長が実感でき、次女が「成」婚したってことで。
うん、悪くない一年でした。