J1第9節、ガンバvsマリノス戦。所用で出かけていた帰りの列車でDAZN視聴のつもりでした。が、列車が走るところによっては画面が止まってしまい、そのうちにマリノスの斎藤選手がボールを持ってドリブルで仕掛けてくる場面でピクとも動かなくなるという悲しさ&ストレス。同志からの実況中継でなんとかしのぎましたが、ストレスは溜まったまま。スカパーではどうだったか、もう記憶は定かではありませんが、ここまでストレスフルではなかったような。
さてさて、堅守が売りのマリノスとあたると、たいてい試合は塩漬けになります。にっちもさっちもいかずのグデグデ展開となり、イライラしてきたところを最後に仕留められるという最悪の展開を見せられるのですが、今回は違いました。なんと仕留めたのが18歳堂安選手。その前にもアデミウソンのスーパーボレーがあったので、いずれは仕留められたのかもしれませんが、60分過ぎのあのゴールだけで、あとのグデグデがすべて許せるほどのスカッとしたビューティフルゴールでした。もちろんゴールを決めた堂安もよかったけれど、アデミウソンのドリブルから藤本→藤春へのスルーパス、そして倒れ込んでのクロスをヒールで落とした長沢、誰もがすばらしかった。すでに今季のベストゴール候補です。帰宅してWiFiつながる環境で見て惚れ惚れ。翌日も3回くらい見てしまいましたよ。一週間、このゴールだけでビールのつまみはいりません。
前半はみんな窮屈そうでしたが、それはマリノスも同じで、ああ、いつものグデグデバージョンかなと思っていました。ハーフタイムに監督の喝が入ったのか、後半に入ると走る距離もボールへの寄せもパススピードも上がり、かつ全員ののびのびの度合いが3段階くらい上がって 、見ていて楽しいいい試合になりました。
なんでも日産スタでマリノスに勝利したのは2009年以来だとか。覚えていますよ、その試合。GKが弾いたボールを橋本選手が軽く蹴り込んで決勝点でした。目の前で見たもんね(→記憶違いかもしれませんが)
そして今回も、9年ぶり勝利というだけでなく、ヤットさん抜きでの勝利、しかも18歳堂安選手のゴールを守りきっての勝利、というので嬉しさはひとしおです。(ただ、丹羽さんが入ってからのボコボコサンドバック状態は生きた心地もしませんでしたが。なんでそこだけ腰砕けなんや! 全員がペナルティエリア付近でウロウロして守りきることができるチームじゃないのに)
今回のMOMはゴールをあげた堂安選手や、そこに至るまでの流れを作った選手たちみんな、と言いたいところですが、翌日に見て考え直しました。
倉田選手にMOMをあげたいです。目立たないけれど、マリノスの攻撃にしっかり蓋をし、マイボールになってからの展開に緩急をつけ、本当に頼もしいキャプテンになった、とまたもやウルウルしそうでした。ヤットさんとは違うタイプではあるけれど、マスター・オブ・ガンバになりつつあります。ヤットさん超えに期待です。
今季やっとこさ2回目の連勝。つぎの清水戦にもつなげてほしいですね、のびのびプレーでの勝利を!!