J1リーグはしばしの中断期間に入っています。この暑さですから、プレーする方はもちろん、観戦する側もたいへんです。寒さには衣服やカイロなどで対策は可能ですが、暑さは団扇くらいしか対策がない。暑いのが苦手な私は、夏の観戦がそろそろ辛くなってきました。
ということはさておき、2017年も半分(プラス1試合)が終わったので、中断期間を利用して振り返ってみたいと思います。灼熱の太陽を浴びながらでもスタジアムに行きたい! と思わせるガンバであってほしいという期待も込めて。

まずはベストゲームから。
私にとっては、3月5日 リーグの柏戦@柏の葉スタジアムです。
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3月1日に行われたACL vs 済州戦があまりにも、あま〜〜〜りにも酷い内容&結果だったし、しかも、ガンバが勝ったのをほとんどみたことがない柏の葉スタジアムだし。実は行くのがゆううつでした。でも、チケットをとってもらったし、席取り頼まれたし、行かざるを得なくなり、重い足取りで柏からの道をとぼとぼ一人歩いて行ったのでした。
そしたら、試合開始直後からガンバの選手が連動してプレスをかけ、奪ったらすばやく前に送るという見応えのある(あくまでガンバ側から見て)ゲームが展開され、すっきり完勝!! 済州戦の辛い思い出が消えました。また後日辛い思い出に塩を塗られるほど酷い試合をつぎつぎ見せられるのはそのときは知らず。この試合では今野選手がスーパーでした。「もしかして今野選手、今がキャリアハイ?」とか思いましたよ。その後日本代表に復帰。そこでもスーパーだったけれど、すぐに負傷してその後はまだ復活していません(涙)
最も印象深い試合the most impressive game、といえば、4月21日 vs大宮戦@吹田スタジアム 
今野選手が怪我、遠藤選手がスタメンを外れる、という両巨匠抜きの若手中心チームが躍動した、というだけではありません。その前に行われた大阪ダービーで、ナチス親衛隊のシンボルを使用したことで、この試合から応援がチャントと手拍子のみになった、ということでも記憶に刻まれました。
 スポーツと政治、またはスポーツと差別、について考えさせられることが多くなっています。スタジアムに政治を持ち込まない、差別的な表現をしない、それがどれほどむずかしいことなのかをあらためて自分に問い直した試合でした。
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最も酷い試合……ACLの試合はどれも甲乙つけがたい酷さでした。もうね、ああいう試合をしてしまうのはACLの他のチームに失礼なのではないかと思ったりしました。ACLでガンバが躍動していた時期がすでに遠くかすんでいます。 
リーグ戦では6月4日 vs磐田戦。「惨敗」という言葉が当てはまる惨めな敗戦でした。ガンバのミスばかりが目立ちましたが、なぜパスがミスになるのか、なぜ守備でミスが散見されるのか、そこをちゃんと反省しなきゃダメでしょ、と怒りが倍加したのが7月8日 vs清水戦でした。いや、鹿島戦や、勝ったもののヒヤヒヤだった仙台戦も含めて、うまくいかないガンバの試合で目につくのは、ミスmissというよりも物足りない(insufficient)ところです。
ミスとは、狙ったことがうまくいかないこと、作り出したチャンスを逃してしまうこと、という意味なのだけれど、そもそも最近のガンバの試合では狙いが見えないことが多い。もしくは同じことばかり狙っていて、相手に読まれてしまっている。それは戦術力やチーム力が物足りないからではないか。選手の能力は十分にあるはずなのに、チームとしての機動力が不足しているように感じられる。ミスをするまでにも至っていない、だから、試合後に(たとえ勝っても)ずっとモヤモヤしていて「最近のガンバはつまらんわー」とか文句を言ってしまう。まあね、ないものねだり、なのかな。

さて、暗くなってしまいそうなので、このあたりで切り上げて、前半のMOMを上げておきます。
 倉田選手です!
今季、10番を背負うと聞いたとき、いよいよ来たか、と思いました。二川選手とは違うタイプになるだろうと予想していましたが、予想通り、ファンタジスタ・タイプにはならなかった。むしろ、ゲームをコントロールしよう、という責任感をはっきり出すようになりました。ひさびさの「頼れる10番」かな。次のガンバを背負うのは倉田選手、と言い続けてきた私としては、「遅いよ!」と言いたくなってしまうのだけれど、自分がやるのだ、という気持ちを試合で見られるようになっておばさんはうれしいよ。
もはや「成長した」という段階を超えて、この選手なくしてはガンバは機能しなくなる、とさえ思わせる井手口選手。賢い守備とはどういうものかを毎試合見せるファビオ選手。ガンバらしいCBになることを期待させる三浦選手。この3人もMOMに加えたいです。
後半戦開始まであと2週間。よりいっそうの飛躍を期待してたいですね。 そしてそして、市丸選手の出場時間がもっと増えることを、期待しています!