勝って喜んだ2、3日後に、ボロクソに負けて落ち込むことの繰り返しが続いています。鳥栖戦はある意味「完勝」だったわけですが、明日の仙台戦はまたぼろ負けなんじゃないかと、喜びの前に不安で胸が締め付けられてしまうのです。
 なぜ不安なのか?
 中2日、中3日の連戦なのに、疲労がたまっていることが素人目にも明らかなのに、先発メンバーがいつも同じだからです。対戦相手をなめているとは言いませんが、疲れから集中できず、ふわっとして試合に入り、相手に走られて試合の主導権を握られてしまうことが多いからです。
 クルピ監督はなぜ30歳をはるかにすぎた選手たちのスタメン起用にこだわるのでしょうか?
 疲労の問題だけではありません。
 「(ガンバが何をやろうとしているのか、ガンバの弱点はどこにあるのか)そんなことが相手に読まれているのではないか」と勘ぐってしまう展開が続いています。
 ガンバらしいサッカーと選手もスタッフもよく口にするのだけれど、それ何? と首を傾げたくなります。ガンバのスタイルとか、ガンバのサッカーとか、それ本当に強みなのでしょうか? ガンバのスタイルは攻撃的とかパスサッカーとか解説者は言うけれど、そんなの10年前に終わっているから。「昔はよかったね」という懐古趣味でサッカーするのって危険なのでは?
 サッカー日本代表も「日本らしいサッカー」を確立するとかで代表監督は日本人にこだわるとか言っていますけれど、そんなところにこだわっていると、世界のサッカーの進歩からどんどん取り残されてしまうという気がしてぞっとします。そもそも、日本らしいサッカーっていったい何? 日本人を監督にしたら日本らしいサッカーができて、それが強みになるのでしょうか?
 似たようなタイプの選手ばかりを集めて、似たような戦術で戦っていては勝てません。ましてやずっと同じスタメンでは、相手だって手の内わかってしまうでしょう。
 どんなスタメンを出しても、どんな相手に対してもいい勝負ができるようになって初めて、「○○らしいサッカー」として通用するスタイルになるのではないでしょうか。
 「相手はどうであろうと、自分たちのサッカーをするだけ」と言い出したとき、チームは少しずつ後ろに下がっていく、という例を私はかなり見てきたような気がします。

 話変わって。
 「ガンバの応援に行くときに持っていってください」と、美容師の方にバッグを作っていただきました。
 嬉しい!! これを「残留お守り」にしたいです。
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