この半年、ずっと緊張してエネルギーを放出しっぱなしだったためか、今、行動を起こすためのエネルギーがなかなか満タンになりません。充電が50%のまま使っていると、あっという間に21%(低電力モード)になるわがIPhoneのようです。
こういうときは家事です。掃除、洗濯、炊事に片付け。ただ体を動かしさえいれば、目に見える「成果」があげられる家事。風呂を洗ってピカピカにし、「成果」に自己満足していると、心の中からふと聞こえてくるのが悪魔のささやきです。
「このまま仕事(社会生活)から引退しちゃおっかな〜」
「趣味だけを楽しむと割り切って、悠々自適生活しちゃおっかな〜」
「家事と遊びだけで十分じゃないっかな〜」
「もう年が年なんだしさ〜。体力追いつかないわ」
「何をいまさら社会貢献なんて」
「誰も私の社会貢献なんて期待していないわ〜」

でもね、わかっているんです。64年も付き合ってきた「自分」には、社会参加を止めることなんてできっこないってことが。
3日前、もうへとへとに疲れて倒れそうだったときには悪魔に心を譲り渡しそうになっていました。時差ボケ+孫のお守りで連続した睡眠が取れず、後頭部にずーっと鈍痛を感じている状態では、健全な前向き思考はできませんね。
もう限界と思ったところで、木曜日の夜から毎日9時間眠って、PCを立ち上げず、メールを読まず、返事も書かず、アポを入れず、ただひたすらテレビでワールドカップの試合を無心に見て、ゴールに歓喜しているうちに、少しずつ少しずつだけれどエネルギーが充電されていきました。
そして今朝、3日ぶりにPCを開いて、送られてきた文書を読んで「ああ、私にもまだできることがある! これがやりたい!」と心が動いたのを感じました。
行動を起こせば軋轢もある。何かしら志を持って動けばいやでも人とぶつかるし、ときには自分が摩耗するような理不尽に遭遇して、激しく喧嘩もしなくちゃならない。陰口、悪口、誹謗中傷にも晒される。そもそも自分でいいと思ってやっているのに、理解し、賛同してくれる人は少数だし、ましてや実際に応援してくれる人なんてめったに出会わない。
でも、それを知っているからこそ、同じような志で行動している人を、私は応援したいと思うのです。少なくとも、応援するために自分が持てる能力、体力、気力を使いたいと思います。 
なぜなら、私は、今のこの社会を、世界を、少しでもよい方向へ、少しでも多くの人が笑顔になる方向へと変えたいと思っているから。
青臭いこと言っているのは百も承知。
さあ、もう少しエネルギーを充電して、気持ちだけでなく体も頭も動かそう。
(本文とは関係がない画像をのっけます。ロンドンで宿泊していたコリンデールから4駅ロンドン中心部に向かったハンプステッドという町がとってもかわいくて、おしゃれで気に入りました。なんでも高級住宅地らしい。その写真と、ロンドン中心部での「W杯に行くぞ!」という気合いの写真です)
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 (上はハンプステッドのジェラート屋さん。ここのジェラートはとっても美味しかった。でもイタリアのチェーン店らしい。下はハンプステッドのあちこちにある花屋さん。園芸本場の国らしく、種類も多いしセンスも抜群)

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(イングランド頑張ってね! 今夜はパナマ戦)