久々にガンバのことを書きます。
あと1時間でリーグ鹿島戦キックオフなんで、その前に一言書いておかないと。
正直、クルピ(前)監督就任のニュースを聞いたときから、まったく心が踊らなかったのですが、シーズン開幕後は心が沈んでいくばかりで、週末(ときには水曜日)が来るのが苦痛なほどでした。ある意味、CONIFAに逃げていたところもある? ま、それは冗談ですが。

そしてこの監督交代。
7月16日にJ3 ガンバU23 vs 鹿児島ユナイテッドの試合を吹田で観戦したとき、0−0という同志が嫌うスコアレスドローだったにもかかわらず、 試合後に同志が晴れ晴れとした表情で「トップの試合の100倍おもろかったわ〜。みんないきいきとプレーしとった」と言いました。実は私も同感で、正直、トップの試合を見るのが苦痛だけれど、ガンバは見たいというので、中断明けのガンバ欠乏症を癒すためにU23を選んだところが無きにしも非ずなのです。
で、そのとき同志に「そろそろ宮本がトップの監督になったりしてね」と言ったんですね。でもそのときにはまだ同志は「まだ早いんちゃうかー。失敗でけんからなあ、ツネやと」と首を傾げていました。ところがその後の広島戦と清水戦のあまりの不甲斐ない戦いぶりから「これはツネ昇格かも」と結構本気になリ始めていたところに発表でした。

周囲から「宮本監督就任、どう思ってますか?」と聞かれるたびに私は答えています。
 「うまくいくかどうかは未知数で、まだ早すぎるし、この状況での就任は(松波さんのことを思うと)不安で不本意ではあるけれど、でも、応援しますよ。どこまでも応援しようという気になりましたよ」
 ツネさんは完璧で、超エリートに見えるかもしれないけれど、でもユース時代から今までを振り返ってみると、決して平坦な道を選んで歩いてきたわけじゃありません。そもそも超弱時代のガンバも知っているわけだし、ユースからの昇格第一号だし、シドニーオリンピックではトルシエに干されていたし、CBの割には身長が足りなくて苦労していたこともあったし、ドイツW杯ではけなされたりもしていたし、エリートのスター街道邁進ってわけじゃないんです。どちらかといえば、地味な努力家なのではないかと。そして挑戦者なのではないかと。
 監督としての道もこれから険しいでしょうが、ガンバサポとして応援しますよ。精一杯応援しますよ。
 だから、たとえ短期的にうまくいかなくても、サポも我慢しなくちゃいけない、と心しています。我慢して、宮本監督自身の成長をじっくり見守っていきたいです。