今年はサッカーに関して「掌返し」やりまくりの年です。W杯ロシア大会では日本代表について掌返しをしたし、ガンバについてもシーズン前に「心がまるで弾まない」とか言っていて、開幕後には「今季の目標はJ1残留!」と言いまくっていたのに、今は「少しでも上の順位に!」なんて言っちゃって、どこまで掌返しなんだ!
 でも、うれしいワクワクの掌返しです。

 宮本監督になったときに、「たとえうまくいかなくても、たとえ降格しても、私は応援し続ける!」宣言をしたのは3ヵ月前。その後に「うーん、がまんがまん」「まだ応援するからね」とくじけそうになる自分を励ましながら、耐える日々が続きました。鳥栖戦後には「どこまで耐えたらいいのか?」とDAZN観戦後にiPadを握りしめ、暗い部屋で一人むせび泣きました(半分ウソ)
 と、こ、ろ、が、で、す。
 FC東京戦(パナスタ観戦)でアデミウソンの劇的ゴールに涙し、川崎戦(パナスタ観戦)で完封勝ちに目を丸くし、神戸戦、広島戦(DAZN観戦)の結果に目を剥き(だって、試合中もまさか勝てるとは思えなかったから)、セレッソ戦(長居観戦)ではすでに心のゆとりさえも生まれ、一番強敵と思っていた横浜戦では逆転勝利にも「ま、ね、やっぱりね」と終わった後は余裕をかまし、そして一昨日の浦和戦。
 もうね、ピッチ際に立つ宮本監督の毎試合異なるファッションを楽しむ余裕すら生まれて来ましたよ。
 前半は相変わらず攻めまくられ、ヒガシに代わってゴールを守る林のおかげでなんとかゼロに抑えていた感じでしたが、小野瀬のスーパースーパーゴールで試合が一気に動きました。
 小野瀬、すごいね。ガンバに来てくれて、ほんとにほんとにありがとう💙💙
 レノファ山口の皆さん、小野瀬を送り出してくれて感謝に堪えません。
 そして後半、追いつかれてからやっとギアが入ったガンバさんは、とくに左サイドの藤春、倉田の春秋コンビが攻撃を活性化。
 そして生まれたのがファン・ウィジョのスーパーゴール! 今野が奪ったボールを即ヤットさんに渡し、ヤットさんが迷いなくハーフウェイラインの左サイドラインぎりぎりにいたウィジョにつなぎ、ウィジョがそのままドリブルでボックス内まで持ち込んで、DF2人を振り切ってゴール!!たぶん今野がボールを奪ってからゴールまで30秒を切っていました。
 そして3点目は、左サイドの駆け引きから、かつての「攻撃のガンバ」を彷彿とさせる美しいゴール。決めたのはアデミウソンだったけれど、ヤットさん、倉田、藤春の位置どりといい、距離感といい、最後のマイナスのアシストといい、お見事! 私はこのゴールシーンだけを3回以上見ちゃいましたよ。
 
 7連勝でも残留が決定していない魔のJリーグではありますが、おそらくこの勢いを考えるとガンバの残留はほぼ決まり。今週末の湘南戦で残留が決定したら、今年の初詣で購入しただるまに目を入れます。来季のだるまは「優勝」の願いをこめて購入したいものです。

 
fullsizeoutput_6aac