今シーズンのホーム最終戦はvs湘南ベルマーレ戦でした。
結果はいまさら書くまでもなく、2−1でガンバの勝利。小野瀬選手、中村選手の若手2人の得点でついに9連勝! 昨年の今頃、「あーあーあーあー、勝てましぇーん」と泣いていた私に「来季は辛いことも多いけれど、最後は笑えるよ」と教えてあげたいです。昨年、また一昨年のホーム最終戦は「来季がこわい」と笑顔が浮かびませんでしたが、今年は「来季が楽しみ〜〜」です。ま、その前に降格が決まってしまった柏との最終戦がありますが、その後にガンバの試合が何もないまま2ヶ月以上を過ごさねばならないことを思い、リーグ最終節前の今はガンバロスを思ってちょっと寂しい。

ホーム最終戦後のセレモニーで話題になっているのが、宮本監督の挨拶です。
書き起こしがツイッターなどにあがっているので興味のある方はそれを見ていただくとして、私がじーんときたのは「選手、スタッフ、クラブ、サポーター全部が同じ方向を向いて戦った」と「9連勝できた要因」の一つに一体感をあげたことです。
これはね、私も試合に行くたびに感じていました。宮本監督が就任後もなかなか勝てなかったのだけれど、それでもスタンドからは試合後に「次だ次!」「また頑張ろう!」「下を向くな!」という声援が選手たち、またベンチの監督やスタッフに飛んでいて、「あ、同じ勝てなかった時期とは違うな」と感じました。
そしてFC東京戦でのアデミウソン選手の劇的ゴールでの勝利。あの瞬間は本当に泣けた。86分に追いつかれたのだけれど、ピッチにもスタジアムにも「ああ、またか」と下を向く感じがなくて、それどころかもっと応援の声は高まっていき、そしてあのゴール! ゴールにもだけれど、スタジアム全体の弾け様に泣けた。だって、まだ17位なのに、まだ降格ゾーンどっぷりなのに、みんな優勝したみたいだったんですよね。宮本監督がいう「一体感」をあのとき感じましたよ。
その後もまだ勝てなかったりしたのですが、パナスタでの一体感はどんどん強まっていき、先制されても、追いつかれても、ますます高く大きく激しくなるチャントに私も盛り上がりましたよ。あの雰囲気がたぶん、3つ目の要因として宮本監督があげた「スタジアムの圧」なんでしょうね。
振り返り画像もアップしておきますね。アデミウソン選手のゴールシーンで何回も泣いてしまう私。

そろそろ出ていく人、入ってくる人の噂が出ているけれど、来季は宮本監督を軸にした「新生ガンバ」がきっと見られると期待しています。
でも、そうそううまくいかない時期もあるだろうし、成績はもしかするとそれほど上の方ではないかもしれない。そんなときこそ、今季終盤の「一体感」を思い出して、もっともっと「圧」がかけられるようにまた応援を頑張ろう!