同じようなタイトルの、同じような内容の記事を書いた記憶があります。
2010年頃から何回か書いたかもしれません。
監督が代わるたびに「この人こそ、鈴をつけてくれるはず」と思っていました。
宮本恒靖が火中の栗を拾って監督を引き受けたときは、降格がちらついていたので思いませんでしたが、今季始まる前に「もしかして、もしかして、、、」と期待をしていたのだけれど、期待は裏切られ続けて今に至っています。
まず、言い訳をしておきます。
遠藤選手がガンバに移籍してきたときから、現在にいたるまで、監督が代わり続けても、選手構成が変わっても、8冠をとったあとも、J2に行っても、ガンバはずっと「遠藤ガンバ」です。悪いけれど、西野ガンバでも長谷川ガンバでもなく、遠藤ガンバなのです。
そしてガンバがACLで優勝した2008年から、私の不安は「ガンバは遠藤からどうやって脱却できるのだろうか?」でした。できれば軟着陸して欲しい。そう願っていました。でも、軟着陸はできなくてJ2に降格し、J1復帰して三冠とったときも「遠藤ガンバ」はそのまま維持されていました。それはそれでとてもありがたいことだし、ヤットの偉大さをあらためて感じています。ヤットには感謝をしてもしたりないくらいだし、ヤットがいるおかげでガンバがもっと好きになっていったし、ヤットがクラブの顔として今も支え続けけていることは疑いようもありません。
でも、でも、でも……遠藤後のガンバをどうするのか? そもそも「遠藤後」はいつやってくるのか? 遠藤をベンチに追いやるような若手がなぜ育ってこないのか? むしろ、ヤットは不本意でしょうが、ヤットがいるために有望な若手はガンバを敬遠する、のかもしれないとさえ思っています。
宮本が監督になったとき、正直に言うと真っ先に思ったのが「ツネさんならヤットの影響力を抑えてチームが作れるかも」ということでした。
でも、そうではなかった。
ヤットが理想とする「俺たちのサッカー」「ガンバのサッカー」がもうJリーグで通用しなくなって相当な年月がたっています。それなのに、ヤットを「猫」にしてしまい、「不可侵」の存在にしてしまったのは、いったい誰なのか? 少なくともヤット自身ではないことはたしかです。
フロントも、監督も、選手も、もちろんサポも、いまこそ「誰が猫の首に鈴をつけるのか?」を真剣に考える時ではないでしょうか?
もう遠藤後のガンバを「軟着陸」させられる時期はとっくのむかしに過ぎてしまいました。
だから、猫の首に鈴をつけにいく勇気を持った人を、けっして非難してはいけない。誰が鈴をつけても、かならずガンバに激震が走るでしょう。私としては、宮本監督にその役を全うしてもらいたいです。というか、宮本監督にしかそれはできないことです。
あまりに酷い試合に昨晩はあまり眠れず、監督交代を叫びたくなっていましたが、今朝になって思い直しました。
このまま宮本が監督を続けていたら、J2に落ちる可能性はかなり高くなります。でも、もし「遠藤後のガンバ」を示せるのであれば、私は宮本監督を「名将」と称えます。
(この記事を書くのでさえも、ものすごく勇気が必要でした。自分の中にあるヤットへのいろいろな思いが邪魔をしたからです。ヤットへの思いと、ガンバへの思いが混じり合ってしまっていることが、これを書くことを大いに躊躇わせたのですが、勇気を振り絞って書いておきます)