パトリック選手も宇佐美選手もガンバの一時代を築いた貢献者なので、帰ってきてくれるのはとてもうれしいです。
でも、複雑な気持ち。
私が一番わくわくどきどきしてガンバのサッカーを見ていたのは、2004年、2005年、2006年、2007年です。DFラインに山口選手、中盤に二川、遠藤、橋本選手、(2006年からは明神選手も加わって黄金カルテットだった)がいた時代。前線にマグロン、バレー、アラウージョ、フェル、ルーカス、マグノアウベスという強力FWがいて(フェルとルーカスはFWではなかったが)ボールポゼッション率が高くて、ボールを高い位置まで運べば高い確率で得点につながり、それなのに(それだから)失点も多くて、ハイタッチとブーイングを繰り返していた時代。
それでも、あの時代を再び、とはまったく思わない。
あの時代のガンバが一番いいサッカーをしていた、とも思わない。
チームは変わるし、サッカーも変わるし、時代も変わる。それがおもしろいのだし、何回も言うけれど成功体験を味わうのは成功した日だけで十分で、そこにこだわっていれば衰退が待っていると思うから。

宇佐美とパトリックがつぎの新しいガンバの一時代を拓く、という気持ちでプレーすることを切に願っています。そういう気持ちでのぞまないと、後半戦が厳しくなるどころか、ガンバはまた低迷期に入ってしまういやな予感がするから。

もう一つ、J3得点王の高木選手の移籍にがっくり落ち込みました。
あ〜〜〜〜U23を見に行こうという楽しみが減っちゃったよ。