大阪ダービーに行く! と決めてから、ふとしたときに胃が痛みます。
期待と不安と楽しみと不安と興奮と不安と……いろいろといりまじって胃が痛い。
ガンバ以外のチームの試合観戦だと、胃が痛むことがまったくないところから診断するに、ガンバの試合、それも大阪ダービーになると、得体の知れない神経伝達物質が過剰に分泌されるとしか思えません。
小野瀬選手が出場停止だったら、きっとスサエタ選手が初スタメンですよね、ね、ね、(無駄な念を押す)
1時間違いでU23のvs藤枝戦があるから、高江選手はベンチ入りもなしかなあ、でも福田選手はどうなんだろう……とか考えだすと、また胃が痛い。
期待と不安が入り混じった時間を楽しもうと思うのだけれど、無理。あああ、こういう気分っていったいどうすりゃいいんだか。

その昔、サッカーファン、横浜FMファンを自称する人(男性、当時40代)から言われたことがあります。
「スポーツは勝負事だよ。勝ちを見ることが楽しいし意味がある。負けが多いチームを応援してストレスを溜めるなんて、バカのすること。サポーターになるんだったら、常勝チームじゃなくちゃね」
当時(2002年頃)、ガンバは弱くって、反対にマリノスは強かった。
その人は、マリノスが優勝から遠ざかった2007年頃にあっさり、マリノスファンはおろか、サッカーファンもやめちゃいました。やめられるって、すごいよね。
そういうのはファンじゃない、ましてやサポーターではない、という意見もあるし、私もひそかにそう思ってるんですけれど、スポーツ観戦の楽しみ方としては常勝チームだから応援するっていうのはありだとも思います。たぶん、まっとうな社会生活を送っていて(私はそのつもりなんだけれど)、人に迷惑をかけない生き方を心がけている人(私も心がけているつもりなんだけれど)ならば、そういう楽しみ方ができるんだと思います。
でもダービーは別です。

常勝チームだから応援する、という人には、ダービーのこのひりつくような興奮はぜったいに味わえないでしょう。
その興奮はルンルン楽しいなってもんじゃないけれど、でも、ストレスじゃないんです。
バカ認定されても関係ないんです。
だって、ダービーなんだから!
 
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(縁起担ぎで、昨年の大阪ダービー@長居のオフィシャル画像を貼り付けておきます。あああ、あのときも胃が痛かった)