平塚で現地観戦してきました。前日のラグビーW杯決勝の余韻が覚めやらずで、時計を見て「あれ?80分なのにまだ汽笛(と私は呼んでいるラグビー試合終了の合図)が鳴らない!」とか思ってしまった自分のラグビー浸潤脳に苦笑い。
 それはともかく、攻められる時間が長く、危ないシーンもいくつかあったものの、ほぼ完勝。倉田選手が不在となったチームをどうするか、と思っていたら、システムはいじらずに、ヤットをアンカーに持ってきて、矢島を前にあげて豊富な運動量とゲームセンスで 攻守ともに組み立てさせる、という采配。(宮本監督の意図は違ったかもしれないが)。
 ゴールは小野瀬、宇佐美✖️2でしたが、私のMOMは矢島とアデミウソン。相手がいやがるプレーをして、味方がいてほしいところところにいて、やってほしいことをする、というのをやり続けたこの2人の功績を称えたいです。もちろんヤットさんも久々に出場して、らしい存在感を示していましたが、それ以上に矢島選手とアデミウソン選手の存在感が半端なかった。 アデミウソンに関しては、決定力がない、すぐにボールロストする、後半になると前線からの守備をサボる、とかいろいろと批判があるのはわかりますが、今年1年でその点はすごく改善された、と私は思っています。矢島選手に関しては、3−5−2のシステムでアンカーを任せられるようになってから一皮むけた感じがあるし、湘南戦のように前目のポジションをとってもそのセンスが生きるプレーをしている、という感じ。
 でも、湘南戦はともかく、今季長く不振に喘いでいるガンバにあって、ガンバの未来への希望を見せてくれているのは、小野瀬選手です。今年、8番ユニを購入した、というだけで、私はちょびっと鼻が高いよ。小野瀬選手はもちろん今でも高い能力を発揮しているけれど、 もっともっとできるはず。伸びしろを感じます。来季もぜひぜひぜひぜひガンバにいて、大きく伸びていって、ガンバを引っ張っていってください。湘南戦の早い時間の得点も本当にありがとう!!!
 これで残留に近づいたと安堵のため息をつきながら平塚から帰りましたが、まだ気は抜けません。ホーム最終戦、今年は行きますよ。そのときまでに残留を確定しておいてほしいなあ。

 今年もガンバは残留争いでハラハラしていますが、優勝争いをしているチームもいまハラハラドキドキでしょう。羨ましい。
  そのなかで、私が「優勝してほしいなあ」と思っているのが横浜Fマリノスです。なぜって、今年の横浜のサッカーはほんとおもしろい! 他チームの試合をLIVEで見ることはあまりないのだけれど、ガンバと時間帯が被っていなかったら、横浜の試合は見てきました。個人的MVPは仲川輝人選手です。もうね、対戦すると脅威となるプレーする選手ですよ。対戦相手にはもっとも気を付けなくてはならないプレーヤーだったし、たぶん味方にとっては頼もしく感じるんじゃないかなあ。 三ツ沢でガンバと対戦したときのガンバとしては心折れる試合では、途中から仲川選手をずっと目で追いかけちゃいましたよ。
まさか自分が横浜Fマリノスを応援する日がくるとは思ってもみなかったけれど、今年は優勝ということに関してはマリノス一推しでいきます。