小野瀬選手が横浜Fマリノスに移籍するか、それともガンバに残留するか、ということで夜も寝られない実川です(まあね、6時間は熟睡しているけれど)
 ようやく気持ちの整理がついてきて、 もしガンバに残ってくれたら、もう飛び上がって喜んで来年も小野瀬ユニを買うだろうし、もしマリノスに移籍するのだったら、がんばってポジションとってね、ガンバ戦以外で活躍してね、と送り出し、きれいさっぱり存在を忘れることにしようと思います。横浜に行っちゃったら、もうたぶん横浜の試合は観ないね。私はガンバサポであって、誰か特定の選手のサポじゃないからな〜〜
 この小野瀬騒動(勝手に私が騒いでいるだけだけれど)について考えているうちに気がついたことがあります。
 どこのチームにいっても輝ける選手って、実はあんまりいないんじゃないかな、ということです。
クリスチャーノ・ロナウドとかメッシは別でしょ、と言いたいところだけれど、Cロナウドが一番輝いていたのは、マンチェスター・ユナイテッド時代じゃないかなあ。メッシもアルゼンチン代表のときは輝いているって感じではないし。ベッカムだって、すごい選手だけれどマンチェスター・ユナイテッドのときが一番キラキラしていた。たぶんキャリアハイの時期とチームの状況がうまく重なっていることや、その選手が一番輝けるポジションで活躍できるようにする監督と、その選手を輝かせるチームメイトとの出会いもあるのだと思います。
 遠藤保仁選手も、二川、明神、橋本というだいたい同年代の選手たちと「黄金の中盤」を組んでいたときが一番輝いていました。明神選手のように、人を活かすことで自分が輝く、というタイプと、ピッチの王様になるときが一番輝くという遠藤選手がボランチを組むことで、ガンバは黄金期を迎えられたのだといまでも思っています。
 自分がどういうチームの、どんなポジションなら一番輝けるか、というのを心得て、そういうチームに行くことも一つの道だとは思います。でも、「このチームでこそ(またはこのポジションでこそ)自分は輝ける」という思い込みがあまりに強いと、自分の可能性をつぶしてしまいかねないんですけれどね。出会う監督とチームメイトによって、また自分自身の状態によって、輝けるかどうかは決まってきます。
 サッカーにかぎらず、組織で働く上でも同じことが言えると思います。この部署の仕事は自分に向いていない、と現状に不満を募らせて、ここではないどこかに自分がもっとも輝く場所があるはずだと転部と転職を繰り返しているうちに、いったい自分が何をやりたいのかますますわからなくなってしまう、ということだってあります。自分自身の職業人生を振り返っての苦い後悔を踏まえていま思うことです。
 ただ、40年も50年も続く一般の職業人生では転職で失敗しても取り返すことができますが、せいぜい20年程度の短いサッカー選手人生、もっと輝ける場所を求めてさっさと移籍したくなるのもわからないでもないです。
 ということはさておいて、ガンバのつぎの黄金期はいつごろ、どんなチーム編成でくるのかなあ。それを考えているときのほうが、睡眠不足になるわ。