今日8月11日は全国的に猛暑日で、群馬県や埼玉県では40度以上を記録した町もあるようです。東京でも37度。体感気温は44度。もしコロナ禍で中止されなかったら、東京オリンピックはこういう猛暑の関東圏で開催されていたわけですね。まあ、オリンピック期間は猛暑日続きというのはもともとわかっていたことだから、対策はあったんでしょうが(ミスト出すとか?)素人考えですが、この気候って外を歩くだけでも熱中症の危険があるくらいだから、スポーツをするなんて体にいいとはとても思えないんですけれど。まあ、素人考えでしょうが。
 できるだけ長く「自立」した生活を、いま暮らしてる家で送りたいと願っている私が最も気をつけているのは、健康です。でも、コロナ禍の真っ只中の今、そして気候変動で真夏に世界的に殺人的な猛暑が襲ってくる現代、私が求めている「健康」とはいったいどういうものなのだろう? とこの頃よく考えます。どんな本を読んでも、健康のために必要なのは、栄養バランスの良い食事と適度な運動とあるのですが、食事はともかく、「適度な運動」ってどの程度にからだを動かすことを意味しているのでしょうか?
 私くらいの年齢(初心高齢者)に必ず勧められるのがウォーキングで、私も極力歩くようにしているものの、猛暑日になると夜になっても30度近くあるのでかえって健康に悪いんじゃないか、いや、危険じゃないか、と不安になります。昨晩、書道教室にお稽古に行った後、40代の書友さんに誘われて、家まで45分歩いたのですが、汗ぐっしょりになり帰宅してすぐにシャワーを浴びないと塩を吹きそうな勢いでした。お稽古にも歩いていったこともあり、久々に1万歩を超えたのですが、なんかそれってどうなんだ? からだにいいことしている感じがしなかったです。
 たとえ体力がありあまっていて、高齢者よりもはるかに「健康」であろう若者たちも、こういう日にスポーツをするのは危険じゃないでしょうか?  オリンピックに出場できるほどの頑健な選手だって、こういう気候のもとに、「体力と精神力の限界まで勝負する」なんてことが健康にいいはずがない、とこれまた素人は考えてしまいます。
 健康のために「適度な運動」が必要なのはわかるけれど、ではスポーツは健康にいいのかと言われると、私は最近「???」と首を傾げてしまうのです。健康を考えるのであったら、感染症の不安があるいま、少なくとも猛暑日にはスポーツはやっちゃいけないよ、と言いたい。 
  私が考える「健康」とは、朝目覚めたときに「 今日は朝ご飯に何を食べようか?」が頭に浮かぶことです。どこか具合が悪かったり、心がざわついていたら、目覚めが悪いし、空腹ではあっても食べることも、ましてや作ることも考えられない。目覚めたときに感じる食欲は、私にとって身体的/精神的健康をはかるバロメーターだし、気持ちよく目覚められるように、気持ちよく眠りたいし、そのためには疲れすぎない程度にからだを動かし、嫌なことはさっさと忘れることが大事だと思っています。

 そこでいきなり話が飛びます。だからね、ガンバが気持ちよく勝ってくれないと、私の健康は維持できないってところもあるわけですよ。明日は消化試合だけれど 、気持ちよく勝ってほしいし、若手の活躍を期待しています。