まず、DAZN解説の人、「2001年を最後にこのスタジアムでFC東京に勝っていない」と言い過ぎじゃない? 最初から最後まで、19年間勝てていない、勝てないジンクス……みたいな「解説」って試合に関係ないし、そもそも「ガンバが味スタでFC東京には勝てていない」というのはジンクス(英語jinxは基本、縁起が悪い人やものを意味しています)でもない。


それはさておいて、台風や大雨のときの味スタはそもそも「サッカー」ができる場所じゃないです。ネットでは自虐的に「タッカー(田んぼサッカーの略)」とか言ってますが、しかたないとはいえ、あのピッチでプロのサッカー選手が試合するのは酷じゃないですかね。ボールが止まるから、ドリブルは無理、パスをつないで、なんてほぼできない、最初っから最後までロングボールの応酬。開始10分で、こりゃーこの試合よくて0−0引き分けだよね、と「予想」を立てたのですが、そんな予想が前半のうちにひっくり返るのですから、タッカーもわからんわ。

記事補足:こういうタッカーを現地で経験したよな〜と記憶を探って、ああ、そうそうJ2時代の2013年、対ヴェルディ戦、3−2で勝っていたところ残り10分? くらいで雷と大雨のために試合が中断。30分ほどして雷の危険性がなくなったので試合が再開したのだけれど、どろどろびしょびしょのピッチで、なおもドリブルをしようと試みてはボールをとられてヴェルディに攻撃されることしばしばだった試合を思い出したのです。なぜもっとはっきりクリアしないのか、なぜボールを自陣から遠いところに蹴り出してキープしないのか、あと10分もないんだし、点差1点しかないのだからなんとかしろよ、とハラハラしていたら、案の定同点にされたどころか、あわや逆転かという試合が7年前にあったことを思い出しました。タイトルの7年前、はタッカーのことです。

試合終了後にPKを決めたアデミウソン がヒーロー・インタビューで「試合が始まる前から、今日の天候を含めたコンディションでは1点の勝負になると思っていた」と繰り返していましたが、その通りでした。
後半に入ると、ロングボールに加えて、フィジカルコンタクトといえば聞こえはいいけれど、ようするにぶちのめしあいの応酬が始まり、とくにFC東京のレオナルドとかいう選手には腹立ちました。ウチのルーキー、新人賞候補(と勝手に決めている)になんつーことをやってくれるんじゃ!!
味スタで繰り広げられているのがサッカーの試合ではなくなってきたので、途中からヤットさんが出場しているvs松本山雅戦をチラチラみてしまいました。3年前のガンバの試合を見ているようで、ユニフォームの色を見ていなければ、ガンバ(ヤットさん)が試合しているみたいでした。「困ったときも、困っていないときも、攻撃でも守備でも、とりあえずヤットさんに預けてしまおう」という試合。味方だけでなく、対戦相手もまずはヤットさんを見る、という試合。終わってみれば0−0でしたが、ヤットさん、なんと1人でパス108本!! ヤットさん、生き生きしていたから、ま、いいかな。
 
それはさておき、なんだかよくわからないうちに6連勝。あの〜〜〜いいんでしょうか? 慣れていないし、試合内容が??なので、不安ばかりが増しています。