新刊が出ました。
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「小さなひとりの 大きなゆめ ココ・シャネル」 
マリア・イサベル・サンチェス・べガラ 文
アナ・アルベロ 絵
実川元子 訳
ほるぷ出版
https://www.holp-pub.co.jp/book/b556717.html

「子どもたちの夢を励ましたい」という目的で世界十数ヵ国で出版されている絵本シリーズ「小さなひとりの 大きなゆめ」(Little People, BIG DREAM)の一冊として出版されました。
シャネルの他には、マザー・テレサ、オードリー・ヘップバーン、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、マリー・キュリーがシリーズに入っています。
このラインアップを見てもわかる通り、女性やマイノリティがしめています。
以前にもう少し年齢が上の女の子たち向けの女性の伝記シリーズ「こんな生き方がしたい」(理論社)に関わったことがあり、「ファッションデザイナー、ココ・シャネル」「建築家 長谷川 逸子」を執筆しました。そのときにも強く思ったのですが、ロールモデルとなる女性の業績を真正面から取り上げて紹介する「伝記」が必要です。「真正面」というのは、その人の恋愛とか結婚とか子供がどうの、とかそういうことではなく、やってきたこと、社会に与えたインパクトと遺した業績に焦点を当てることが重要だ、という意味です。
今回の絵本は小学1、2年生向けで、シャネルが女性のファッションと生き方にどういう影響を与えたかをちゃんと伝えているところが気に入っています。 
子どもだけでなく、大人にも是非読んでいただきたいシリーズです。
よろしくお願いいたします。