いよいよ長丁場のJリーグが開幕します。
 ガンバの試合は明日だけれど、今夜は「圧倒的強さを誇る王者」川崎さま vs 「今季はACLがないから輝きを取り戻すか」横浜Fマリノスさま の対戦です。 いいねえ、この組み合わせ。
 さて、どの「識者順位予想」を見ても、我がガンバを優勝候補にあげている人はまずいません。よくて5位。ほとんどが6〜7位かな? この評価の低さの根拠は何? と識者予想をざっといま読んできたところ、そうか! とわかったのがつぎの2点。
1.ガンバは川崎の圧倒的な強さに対抗できるチームではないことが昨年と今年の天皇杯、ゼロックスで証明されてしまったこと。反対に名古屋やFC東京は川崎相手に勝っているか、もしくは対等の戦いをしていること。
2.監督力が劣っていると見られていること。今年はJリーグは20チームでそうでなくても試合数が多く、かつオリンピックが(たぶん)開催されることもあって、過密日程をこなさねばならない。そこで問われるのがチームをコントロールし、マネジメントする監督力。川崎の鬼木監督、名古屋のフィッカデンティ監督、鹿島のザーゴ監督、F東京の長谷川監督、横浜Fマリノスのポステコグルー監督に比べて、我がガンバの宮本監督のマネジメント力は劣っているということだろうか、としばしPC画面の前で歯がみしましたが、そうね、少なくとも経験値は低い、という結論に。宮本監督、まだひとつもタイトル取ってないものね。
 どのチームにとっても簡単なシーズンなんてありっこないのだけれど、今年はいっそうむずかしいシーズンになるだろうな、と思います。日程の問題だけじゃない。試合に出場できる選手が13人揃わなかったチームは没収試合として0−3で負けとみなされるそうです。コロナ対策をどこまで徹底できるか。でも「完全に大丈夫な対策」なんてありっこないわけですから、クラブとしては選手だけではなく、クラブを取り巻く環境をどれだけ安全に安心できるものにするかが問われるでしょう。
 選手、スタッフ、スポンサー、サポーターだけでなく、クラブを支える地域の人たち皆が、サッカーを楽しみ、熱くなる余裕が生まれるシーズンとなりますように!
 成績はもちろん追求しなくてはならないけれど、今季は「サッカーが楽しめる日常を取り戻すこと」を目標におくシーズンであることを願っています。