本来ならウズベキスタンで行われているACLのことやEURO2021のことを書けばいいのだけれど、どうしても気持ちが進まないうちに6月が終わり、7月が始まってしまいました。
 その代わりと言い訳でこんなことを書くのを躊躇していたのですが、それでもあえて書いておくことにします。
忙しいよっ! 
 この半年、ほんとつぎからつぎへと想定していなかったいろいろなことが起こり、予定していたスケジュールをキャンセルや延期せざるを得なかったり、楽しみにしていたイベントも先送りしたり、それで結局締め切りまでに逆算して組んでいたスケジュールがこなせなくなって夕食後も休日も返上で仕事せざるを得なくなるという毎日です。
 それでも昨年の下半期に比べたらまだマシなんですけれどね。昨年の前半はコロナ禍で仕事もいったん休止になったために、まだ落ち着いて日々が過ごせましたが、8月に母が脳梗塞で入院してからは怒涛の日々でした。認知症が一気に進んだ親との付き合い方が分からなくて、あたふたしているうちに自分が全身湿疹に見舞われ(今もおさまっていないのだけれど)どう距離を置いてつきあっていくかを2021年上半期は模索していたように思います。こちらが模索している間にも、母は月に1回は脳梗塞だ、骨折だ、と病院にかつぎこまれ(ときには救急車で運ばれるのだけれど、そのたびにワケがわからない母は恐怖に見舞われて大騒ぎ)、でもまったくたいしたことなくて2晩くらいの入院で施設に戻る。ところが、こんどは施設の自分の部屋が認知できずにまたひと騒ぎ。何か起こるたびに認知症は加速度的に進行していくわけです。私の模索はとても追いつきません。
 でも、ありがたいことに、仕事の発注は切れ目なくあり、大型(私にとっては)の案件が決まったり、プロジェクトも少しずつ具体的に動き出していたりして、仕事に救われています。仕事は自分である程度コントロールができるし、やり終えたら達成感がある。それと、仕事仲間と共通の話題で盛り上がるのも楽しい。介護のことも、ついその感覚でなんとかしようとするからストレスがたまるのだろうなあ。 わかっちゃいるけれどね。
 まあそういうわけで、私は最近6時前に起床して家事や事務仕事を9時すぎまでに済ませ、できるだけ午後2時までにその日のスケジュールをこなして、不慮の事態が起きても少なくともその日の仕事に支障が出ないようにしています。何か起こるのはたいてい夕方から夜にかけてなので。とはいっても、何事も想定通りにはいきません。今日も何が起こるか分からないので、さあ、がんばって午前中に原稿を入れるぞ!