春の嵐を押して、国立競技場Jリーグ初開催という記念すべき試合に行ってきました。FC東京さまが「こういう記念すべき試合で負けるわけにいかないから、そうだなあ、やっぱり招待するなら確実に勝てそうなところ、でも、知名度もあって、客も呼べそうなところとなると……」というのでご指名だったのではないかと勝手に推測。
そして見事、そのご期待に応えましたよ、ガンバさんは。
適度に攻めながら、決して決定的な攻撃をせず、適度に守りながら、ゆるいところを見せる。圧倒はされないけれど、FC東京>>>ガンバくらいの印象を、国立競技場見たさにやってきたお客様にもばっちりお見せして、また国立競技場のFC東京戦に足を運んでもらうチャンスを作りました。来年のGWの試合にはもうよんでもらえないかもしれませんがwww
もう5年前から思っていることですが、ガンバは弱い。J1(もしかするとJ2でも)の中で6チームずつ上から分けると、おそらく最下層グループでしょう。
そのことをしっかり自覚してほしいなあ。選手はともかく、監督やコーチはわかっているでしょうが、一番わかっていないのがフロントかも。
弱いチームには弱いなりの戦い方がある。現実主義に徹するってことも大切なのではないかな、ということを寒さに震えながら観戦し、近くのマクドで温かい紅茶をすすりながら思いました。
恐ろしいことに、いまの私は「負けてくやしい」とかいう気持ちは全然湧いてこないのです。
以前は負け試合の後は悔しさだか何だか、夜眠れなかったりするのですが、このごろは「ま、しかたないか」と割り切って熟睡できる。
昨年までは「いよいよ降格かも……」と怯えたりもしましたが、昨日の試合後は「ま、降格もありかもね〜」程度でした。

そう言いながらですが、いくつかお願いが。
1)監督を替えないでほしい。監督を替えても同じことだし、とにかく今の監督とスタッフを信じていくしかない。
2)前線(FW)をどうにかしてほしい。きのうスタメンを見たときに、「何? 勝つ気なし?」と一瞬思いました。それはあまりに失礼だと思い直したけれど、脳内予想があまりに的中してしまう試合内容に寒さがよけいに身に染みて、試合途中でトイレにいくほどおなかが痛くなりました。
監督〜〜、怪我とかあるのかもしれませんが、この期に及んで、まだまんべんなく選手をローテーションする必要があるのでしょうか? そろそろ見切りをつけてもいい選手がいませんか? ある程度固定したベストメンバーで試合を重ねることも必要ではないか、と私は思いました。
3)サッカーはミスをするゲームではありますが、あまりにも、あまりにもミスが多すぎる。ミスを半分とはいわないまでも、3分の2くらいまでは減らしてほしいです。きのう落ち着いて、ミスをしないように、でも自信を持って萎縮せずにプレーしていたのは、一番が小野瀬選手、二番がダワン選手、三番がちょっとだけでしたが中村選手でした。意図ある挑戦が失敗することはミスとは言いません。ミスは萎縮したり、あわてたり、つまりは自信がなくなっていくことで起こるのだと私は思っています。1失点目につながるミスをした斉藤選手が、失点後に急に萎縮しちゃったのは本当に残念。

もう少し前向きに楽観的なことを書きたかったのだけれど、試合内容と気候の寒さにやられて頭が前向き回転できず、すみません。