現在、「毎日書道展」が新国立美術館と東京都美術館で開催されています。
今年はこの公募書道展で初めて佳作賞を受賞しました。
応募と入選12年目にして初受賞です。それも多字数(21文字以上)の分野での受賞。
2020年はコロナで毎日書道展が中止で、少し余裕ができたこともあり、これまでやったことがない分野に挑戦しようと多字数作品に取り組みはじめました。5文字や4文字作品でこれまでずっとやってきたのだけれど、ちょっと趣向を変えてみたかったのです。漢詩のなかの一部や、四文字熟語を書いてきたのだけれど、一度、漢詩全部を書いてみたかったというのもあり。
選んだのは、杜甫の「春帰」という詩。
もう一点、4文字作品も飾られました。
「無弦之琴」
会場で自分の作品を見ると、あああああ〜〜〜もっとこうしておけばよかった〜〜〜と頭を抱えたくなります。うーん、まだまだかな。
今年はこの公募書道展で初めて佳作賞を受賞しました。
応募と入選12年目にして初受賞です。それも多字数(21文字以上)の分野での受賞。
2020年はコロナで毎日書道展が中止で、少し余裕ができたこともあり、これまでやったことがない分野に挑戦しようと多字数作品に取り組みはじめました。5文字や4文字作品でこれまでずっとやってきたのだけれど、ちょっと趣向を変えてみたかったのです。漢詩のなかの一部や、四文字熟語を書いてきたのだけれど、一度、漢詩全部を書いてみたかったというのもあり。
選んだのは、杜甫の「春帰」という詩。
もう一点、4文字作品も飾られました。
「無弦之琴」
会場で自分の作品を見ると、あああああ〜〜〜もっとこうしておけばよかった〜〜〜と頭を抱えたくなります。うーん、まだまだかな。
コメント
コメント一覧 (2)
もう私まで誰かに自慢したくなるほど嬉しく誇らしい気分になりました。
漢詩の意味がわからない自分を殴ってやりたい・・
「春帰」の意味は、「何ヶ月(私は何年と思ったが)も留守にしていた我が家に久しぶりに帰ったら、もう季節は春らんまん。杖をついて庭石をめぐって眺め、海岸(河岸か?)に出て砂浜に座って酒をちびちびやる。遠く目をこらせばかもめが水に浮かび、燕が風を受けて斜めになって飛んでいる。これまで歩んできた道には多くの大変なことがあった。だがいくらあがいても人の生にはかぎりがある。酔っては醒め、醒めてはまた酔う。興が乗って生きればそこが我が家だ」
杜甫の詩は達観していて、楽観主義につらぬかれているので好きです