実はここ最近体調を崩していました。
 寝込むほどではないのだけれど、朝「う、不調だな、今日も」という感じで起き上がる日々がもう3週間ほど続いています。
 はじまりはやはり花粉症。鼻水がとまらない、目がかゆい、くしゃみ連発、そのうち夜に喉が痛くて何度も目が覚めて寝不足になり、したがって起床時にぼーっとしてしまう。
 つぎにまた湿疹が出て、おなかや背中の発疹が次第にあがってきて頭皮にきて、最後に顔。顔が真っ赤に腫れ上がるまで耐えたのだけれど、このままだと外を歩けないという段階でついに皮膚科にお世話になることに。
 そうこうしているうちに頭痛までしてきて、こりゃ風邪ひいたかなと思って、軽い気持ちでパブロンを飲んだらあっという間に血圧があがりました。
 服薬の素人判断はよくないどころか危険です、と医師にお叱りをうける。高血圧体質の高齢者は風邪薬にはとくに要注意なんだそうです。
 花粉症の薬に加えて、皮膚科でもらった薬、そこに市販の風邪薬が重なって、ますます具合が悪くなるという本末転倒事態です。自業自得かも。
 で、こういうときに必ず言われる言葉。
「無理はいけない」
 すみません、誰か教えてほしい。何をどこまでやると、「いけない無理」なんでしょうか?
 この程度はまだ「がんばり」であって「無理」ではないだろうと私の判断でやっているのですが、もしかするとがんばりがいつの間にか無理の領域にいってしまっているってこと?
 何が、どう無理なのか。どこまでやったら限界を超えてしまうのか。それが私にはどうしてもわからないのです。
 発熱したり、動けないほど痛みを感じたり、どうしてもからだが動かないということでもあれば、ああ、そうか「無理領域」に踏み込んじゃったのだなと寝込めばいいのだけれど、いま感じているのは、家事や仕事ががんばれないほどの不調ではない。
 かといって、さ〜〜今日も元気はつらつ〜〜〜からはほど遠い。
 それこそ、ちょっと無理すれば日常業務はこなせてしまうのです。
 その「ちょっと無理」がすでに「だいぶ無理」領域に入ってしまっているってことでしょうか。
 考えてみれば、「もうちょっとがんばろう」と毎日自分を励まして69年生きてきて、いまさら「もう無理はいけないから休んで」と言われてもそれこそ「無理」なんだけれどな〜〜。
 
 とはいうものの、朝起きたときに感じる不調感はどうにかしないといけないので、今週末は仕事をしない、家事をしない、書道をしないと決めました。(そのかわりにさっきまで家事にいそしんでしまったのだけれど)
 明日は久しぶりにサッカー観戦だ!