前半の早い時間に得点し、あまり間をおかずに攻め込まれて失点するというこれまで何度も見てきたガンバの試合展開パターンでしたが、きのうの試合では同点にされてもあまり不安を感じませんでした。これまでだったら同点にされただけなのに、それにまだまだ時間があるのに、ガンバの選手たちが何をあせってるんだろうというくらいあたふたしいて、相手に押し込まれまくって結局逆転されていたのですが、きのうは誰もあせってなかったし、気落ちをしている様子も見えませんでした。
それどころか、同点でハーフタイムに入ったあと、後半にきっと決勝点が生まれるね、とかめずらしく楽観的だった私。
後半も早い時間に食野がすばらしいゴールを決めてくれて、そのあともイケイケモード(→死語です)
2−1になってからも、ジェバリもファン・アラーノも山本も(ラヴィまで)走りまくって攻撃の手を緩めず、カウンターから何度もチャンスをつくって、そして生まれたファン・アラーノのPK。
ダワンの1点目もすばらしい崩しからだったし、食野のゴールも技ありの豪快シュートだったし、アラーノのカウンターでの突っ込みもすごかったし、きのうの3点は全部お気に入りゴールです。
山本の存在感がまたまたピッチで輝いていた……ような気がしています。
以前は「遠藤ヤットさんがいないと不安で不安で……」とか思っていたけれど、いまちょっと似たような心境になっています。きのうイエローをもらった瞬間に調べて、「あ〜〜よかった1枚目だ」と胸をなでおろしました。それくらい大きな存在になっている。どうぞ怪我なく、体調不良なく、イエローをできるだけもらわず、安定して活躍してほしい。
そしてスタメンを見たときに半田の名前がサブにもなくて、え? いよいよ移籍??? と思ったら、なんと腓骨骨折だとは……。どうかどうかしっかりと治して、早く復帰してくださいね。もう鶴としかいいようがないし、本人はどれほどくやしくあせっているだろうかと心中察するにあまりあります。どうぞ前を向いて、これからまだまだ長いサッカー人生のちょっとした谷だと思って、もっと強くなって復帰してくださいね。待ってます。

これでJリーグはしばらく中断。この暑さのなかをサッカーの試合するのは残酷ですよね。
しっかり休養をとって、川崎戦、マリノス戦に備えてください。
もちろんルヴァン杯にもね。
私はあさってからニュージーランドで、なでしこジャパンに声援を送ってきます。