7月27日(木)
雨と風の予報にも関わらず、これまで傘が必要だったのは、到着した日の開幕戦の後くらいで、あとは気温も含めてさほど凍えるようなことはなかったのですが、この日は朝から弱い雨だけでなく風が強くて、あまり動き回りたくない気分。
そこでいまリノベーション中の駅舎見学をして、その後に時間があれば大学構内にある博物館に行くことにしました。駅舎は英国植民地時代の香り(におい?)が強い美麗な建築と内装で、ハリーポッターの世界に紛れ込んだよう。
博物館では南島の植物や動物の生態だけでなく、植民地になってから持ち込まれた動物や植物が生態系をいかに変化させたかがわかる展示にちょっと好感。
夕方の飛行機でウエリントンへ。ホテルはまたもや街のど真ん中。ハーバーにも近いのだけれど、周辺の環境はいまいち。
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ダニーデンの駅前広場。スコットランドの移民がつくった街、ダニーデンはニュージーランドのエジンバラと呼ばれているそうです。そう言われてもよくわからない。

7月28日(金)
朝から雨、そして風。外の観光には不向きな天候なので、観光名所の筆頭に上がっているニュージーランド国立博物館へ。これがなかなか充実した展示内容で、しかも展示方法が上手いのです。子供も楽しめて理解が深まるように工夫されていました。1階の地球の成り立ちからNZができるまで、できてからのあり方がよくわかって面白かったです。25000年前(?)にマグマが吹き出したことがNZの地形と地層を変えて、生態系を独自のものにしたことがよくわかりました。
昼すぎにホテルに戻って一休み。夕方になって、ハーバーを通って、やはり観光スポットの駅舎を見学してから昼に予約しておいたレストランでディナー。ニュージーランドに来てから、この20年間ほとんど食べたことがなかったハンバーガーとポテトチップスばかり食べている感じですが、まあメインディッシュがそれだけなので仕方ない。
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ウェリントンは「風の街」と呼ばれているそうで、海からの風がつねに吹き付けているとか。でも滞在中は幸いにも風に悩まされたのは2日くらいですみました。

7月29日(土)
移動も試合もない一日の2日目。昨日とは打って変わって見事な晴天。
ケーブルカーで街の北にある丘に登って、植物園を散策しながら市内に戻りました。
相変わらずGoogleマップさんと通りかかった人に聞きながら街中心部まで降りて行ったのですが、何回も「え? これほんとに大丈夫?」というような道を歩くことになり、そういう時に限って人は誰も通っておらず、もし私一人だったら不安でいっぱいになったはず。でも妹たちはずっと旅とはまったく関係のない噂話(?)に花を咲かせているだけ。それだけ私を信頼しているということでしょうか? そういうことにしておこう。 
妹たちは午後の便でオークランドへ。
イタリアvsスウェーデン戦観戦のためにウェリントンのスカイ・スタジアムへ。徒歩30分ほどで、要所にボランティアの人が立っているので、迷うことなくたどりつきました。ボランティアさんたち、なかなかに優秀ですし、親切。ダメなことはだめというけれど、融通もきく。国際大会開催に慣れている感がありました。
試合は応援しているイタリアがボロボロに負けて、勝手に私が頼りにしている10番のエースも、地域予選全試合で得点した9番もサブからのスタート。うーん、挙句に5−0なんて。
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ボランティアさんとスカイスタジアムの前で一枚。ボランティアさんたちはなかなかいい仕事ブリでした。

そして今日、7月30日も晴天です。
そろそろランチの約束のためにFan Festivalに向かいます