ガンバのルヴァン敗退についてはさらっとスルーします。横浜FM戦以降、パッとしませんな。かといってポヤトスさんを諦めろとかそういうことはまったく思いません。まだまだ試行錯誤が続いているんだ、と信じたい。

 ということはさておき、ただいま我が家、というか、我が人生の断捨離真っ最中。人生の棚卸しを5段階とすると、今回は4段階目。5段階目は私が死んだあとに、よろしくお願いしますといまは思っています。
 4段階目の断捨離のテーマは「今日、そして自分のことだけに集中する」です。
1) もしかするとこの先必要になったり、役立つことがあるかもしれない。 
2) 時間ができたらゆっくり過去を振り返って楽しみたい。
3) 子どもたちに残しておきたい。
 1、2、3のようなことをいっさい考えないで、今必要なもの、今自分がたいせつなものだけを残してあとはすっぱり処分することにしました。
 最後まで逡巡しているのが、写真です。両親が残していった膨大なアルバムの9割は処分しましたが、どうしても捨てられないものはまだ残っています。子どもたちの幼いときの写真は子どもたちに任せようと残しました。でも自分の昔の写真は9割処分。
 過去ン十年にわたって見ようともせず、いまも関心がなくて見ようと思わないものが、今後見たくなるとはとても思えない。
 書いた記事が掲載された雑誌や新聞も、写真にとって処分。
 服や靴やアクセサリーは第3段階目でだいぶやったので、今回はそれほどありません。
 今秋、いよいよ会社を辞める夫にも「第2だか第3の人生を始めるつもりで、過去を振り返るな」と厳命して、ゴミ部屋となっている自室の片付けに取り組んでもらっています。(道は遠いだろうが)
 断捨離をやっていると、「どう生きるか、どう老いるか」という人生の命題に取り組んでいるように思います。昔のなつかしい写真で満面の笑顔の自分を見たり、自分でもうまく書けたなと思う作品が出てくると、つい「とっておこうかな」と気持ちがゆらぎます。おそらく「過去の栄光」が輝いて見えてしまうからではないかと。
 でも、過去は過去です。私は今を生きていて、明日は今日とはちがう姿で生きていくと思いたい。
 昔は良かった、とはあまり思わないし、これから先の未来が醜いものになるともあまり思わない(思いたくない)。
 今の自分が好きで、明日はもっといい自分になろうと思いたい。
 その覚悟で私が生きている間の最後の断捨離に励んで、今日、そして明日輝く自分に備えていきたい。
 それにしても、この暑さのなかでの断捨離作業はなかなかのつらさ。早く涼しくなってほしい。