午前中に用事があって、終わってから駆けつけたのでキックオフから10分後に席につきました。前半は五分五分かなと思ったけれど、テレビ観戦していた人からは「浦和が押してる」とメッセージが届きました。後半になると、ますます浦和のペースに。ポストをたたいたヘディングシュートには肝を冷やしましたよ。あと、これはもう一森を褒めるしかないという、片手一本できわどく防いだシュートもあり。
でもね、この試合はどっちに転ぶかわからないと私は思っていました。
なぜなら4月10日、マリノスとの試合を彷彿とさせたから。
試合の主導権を握ってばんばんシュートを打ちまくっていたのはガンバで、マリノスは自陣に引いて防戦一方のように見えました。
ところが、後半に入ってまもなく、前半はシュート0だったロペスの1発にやられ、その後もガンバは攻め続けるもきっちり守るマリノスに終了間際にもやられましたからね。
見てないけれど、札幌戦のガンバもそうだったのではないかと。
で、ベンチの指示はまったくわからないけれど、2連敗の教訓を生かして、浦和が攻勢を強めてきたときには「相手にボールを持たせてカウンターを狙え」と選手間では了解していたのではないかと。それはガンバがやりたいサッカーではないかもしれないけれど、試合の流れではベターな選択だったのではないかと思います。
そして今ここでぜひとも強調したいこと。
それは「坂本、覚醒?」です。目の前であんな素敵ゴールを見せられたら、そりゃもう期待せざるをえません。大黒を彷彿とさせる半身で打っていやらしいところに飛ばすあのシュート。ミックスゾーンであることをよいことに、大声でバンザイして「さ〜か〜も〜と〜」と叫んでしまいましたよ。
昨日からもう8回はこのゴールシーンを見ました。中野のボール奪取から、即座にウエルトンに出したあの対角のパスもすばらしかった。それを74分という時間帯に必死で追いかけて自分のボールにして、フェイントを一回入れてから坂本に出したクロスを出したウエルトンのスタミナとテクニックにも目を見張りました。そして坂本! ぜひ覚醒?の「?」がとれるように、どんどんゴール決めて活躍してほしいです。
ここから厳しい試合日程になります。負傷者が早く(無理しない程度に)復帰して、琉球、鹿島、大阪ダービーでみんなでいっしょに勝利を勝ち取っていってほしいです。