年1回この暑い時期に開かれる日本クラブユース選手権。ガンバユースがグループリーグを全試合クリーンシートで勝ち上がったので、準決勝、中2日おいての決勝を西が丘味の素フィールドで観戦してきました。
準決勝の相手は名古屋グランパスユース。前半はどちらも様子見で、失点を避ける意識がうかがわれましたが、それでも名古屋に決定的な場面を作らせず、ペナ外あたりで奪うと速攻カウンターを何度も繰り出すガンバユース。2年生の中積と當野、3年生の天野が互いに絡み、扇の要に2年生の山本と3年生の長田、森田がいる感じでした。
前半を0−0で折り返すと、後半のわりに早い時間帯に天野の見事なゴール。その前にもゴールポストをたたくシュートがあり、惜しい!と思わず叫んだのですが、数分後に今度はクロスバーを叩いて転がりこむゴール。お見事でした。
次々と交代カードを切って攻勢を強める名古屋に対し、インターセプトやクリアボールを拾うと0・5秒くらいで中盤より前➕SBも加わってすばやい攻撃にうつるガンバ。気持ちよかったです。
それが実ったのが、後半半ばくらいで投入された3年の大倉が、ドリブルで切り込み、ペナ内で1回フェイントをかけてぶちこんだゴール。試合を決定づけました。
そして昨晩、川崎フロンターレユースとの決勝戦はいろいろと波乱含み、というか、これまで私は見たことがない「40分1発勝負。延長戦もPKも表彰式もなし」という決勝試合でした。
理由は、キックオフ直後に東京を襲ったゲリラ雷雨。雷の閃光が暗い空に走り、地面がえぐれるほどの豪雨。観客は一時避難を余儀なくされて、体育館で結局2時間待機することに。20時15分にやっとキックオフとなったために施設が使える時間が2時間を切ってしまい、40分一本勝負となったのでした。
そしてこの40分➕アディショナルタイム5分が、これまたあまり見たことがないほどのドラマチックな展開だったのです。(いや、ほんの数日前にオリンピックでなでしこがやってのけた大逆転で見てましたが)
中積のストライカーらしいゴールで先制するも、川崎の強い圧力でこの大会初めて失点を許してしまったガンバ。しかも立て続けに2失点で逆転されてしまう。残された時間はあと15分くらい。なんとか1点。同点にしたら2チームとも優勝という異例のレギュレーションが発表されていたので、なんとかなんとか同点に、と祈るように応援していました。
でも、選手も監督をはじめスタッフもあわてている様子があまりなくて、準決勝で見たのとあまり変わらない落ち着いたボールさばきでした。そしていよいよアディショナルタイムに入り、ラインぎわでせったボールをCKにすると、GKもあがって総攻撃。ファーサイドにあがったボールをヘディングで叩き込んだのが3年の古河! これで同点。でも喜びを爆発させる前に、ボールを抱えて急ぎセンターサークルに戻ると、また攻撃。ドリブルであがろうとした山本2年を背後からタックルして得たFKを、山本自らゴールに蹴り込んだのでした。
川崎フロンターレもですが、ガンバの選手たちも最後の最後まで勝ちにこだわっていました。40分1本勝負なので、展開はかなりめまぐるしく、両チームとも持ち味を存分に出し切ったのではないかと思います。勝負を分けたのは、なんだろう? そのへんの分析はプロにお任せすることにして、いまは2007年以来久しぶりに見たガンバユースのクラ選優勝の余韻にひたっていたいと思います。
準決勝の相手は名古屋グランパスユース。前半はどちらも様子見で、失点を避ける意識がうかがわれましたが、それでも名古屋に決定的な場面を作らせず、ペナ外あたりで奪うと速攻カウンターを何度も繰り出すガンバユース。2年生の中積と當野、3年生の天野が互いに絡み、扇の要に2年生の山本と3年生の長田、森田がいる感じでした。
前半を0−0で折り返すと、後半のわりに早い時間帯に天野の見事なゴール。その前にもゴールポストをたたくシュートがあり、惜しい!と思わず叫んだのですが、数分後に今度はクロスバーを叩いて転がりこむゴール。お見事でした。
次々と交代カードを切って攻勢を強める名古屋に対し、インターセプトやクリアボールを拾うと0・5秒くらいで中盤より前➕SBも加わってすばやい攻撃にうつるガンバ。気持ちよかったです。
それが実ったのが、後半半ばくらいで投入された3年の大倉が、ドリブルで切り込み、ペナ内で1回フェイントをかけてぶちこんだゴール。試合を決定づけました。
そして昨晩、川崎フロンターレユースとの決勝戦はいろいろと波乱含み、というか、これまで私は見たことがない「40分1発勝負。延長戦もPKも表彰式もなし」という決勝試合でした。
理由は、キックオフ直後に東京を襲ったゲリラ雷雨。雷の閃光が暗い空に走り、地面がえぐれるほどの豪雨。観客は一時避難を余儀なくされて、体育館で結局2時間待機することに。20時15分にやっとキックオフとなったために施設が使える時間が2時間を切ってしまい、40分一本勝負となったのでした。
そしてこの40分➕アディショナルタイム5分が、これまたあまり見たことがないほどのドラマチックな展開だったのです。(いや、ほんの数日前にオリンピックでなでしこがやってのけた大逆転で見てましたが)
中積のストライカーらしいゴールで先制するも、川崎の強い圧力でこの大会初めて失点を許してしまったガンバ。しかも立て続けに2失点で逆転されてしまう。残された時間はあと15分くらい。なんとか1点。同点にしたら2チームとも優勝という異例のレギュレーションが発表されていたので、なんとかなんとか同点に、と祈るように応援していました。
でも、選手も監督をはじめスタッフもあわてている様子があまりなくて、準決勝で見たのとあまり変わらない落ち着いたボールさばきでした。そしていよいよアディショナルタイムに入り、ラインぎわでせったボールをCKにすると、GKもあがって総攻撃。ファーサイドにあがったボールをヘディングで叩き込んだのが3年の古河! これで同点。でも喜びを爆発させる前に、ボールを抱えて急ぎセンターサークルに戻ると、また攻撃。ドリブルであがろうとした山本2年を背後からタックルして得たFKを、山本自らゴールに蹴り込んだのでした。
川崎フロンターレもですが、ガンバの選手たちも最後の最後まで勝ちにこだわっていました。40分1本勝負なので、展開はかなりめまぐるしく、両チームとも持ち味を存分に出し切ったのではないかと思います。勝負を分けたのは、なんだろう? そのへんの分析はプロにお任せすることにして、いまは2007年以来久しぶりに見たガンバユースのクラ選優勝の余韻にひたっていたいと思います。
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