ウブド到着3日目以降は、私たちだけでウブドの街のなかを歩いて観光することにしました。
ウブドのメインストリートは並行してほぼ南北に走るモンキーフォレスト通りとハノマン通り。それぞれ東西に走るラヤ・ウブド通りと交わります。モンキーフォレスト通りを抜けたところにサレン・アグン宮殿という王宮が、そしてハノマン通りを抜けたところにはウブド市場があります。それぞれ1.5キロ程の通りで、600メートルほど離れています。
私たちが宿泊したホテルは、モンキーフォレスト通りから一本入った南の端にあるので、この2本の通りをぐるっとまわって1周すると5キロ弱。さっさと歩けば往復するとほぼ1時間半、という計算ですが、そこはバリ島ウブド。そう計算通りにはいきませんでした。
まず、メインストリートとはいえ、舗装された道路はバイクと車のためにあり、歩道がかろうじて大人が1人歩けるほどの幅しかありません。しかも歩道にはバイクが停めてあったり、店舗の商品が並んでいたり、敷石がはがれているところが多かったり、で歩くのに注意と脚力が倍くらい必要です。
そして車道ではバイクバイクの波、ところどころに車が浮かんでいるという感じ。信号なし、横断歩道もありません。王宮のある中心部に近づくと、交差点ということもあって、バイクや車だけでなく、人もあふれかえって、人酔い、車酔いしそうでした。最初は。
しかしそこは70代オババ軍団。自由行動2日目にはバイクを押しのけても渡ることができるようになったのです。やればできるもんだね。
メインストリートを一本はずれると、歩道はなく道路はますます凸凹になりますが、田んぼが広がり、車やバイクの数も少し減り、少し落ち着いて歩けることを半日歩いて学びました。
ガイドのスーさんから「バリ島の住宅にはどの家にも寺院がある」と教えられました。サンガという家寺で、聖なる山として崇められているアグン山の方向にあるそうです。ちなみにバリ島では山が聖なる神の宿るところだとすると、海は悪いものが流れ込む不浄の場所なのだとか。
3日は半日の街歩きで私はへとへとになり、午後はジャングルの景色を見ながらプールにつかってまったりと過ごしました。
4日目は「ケチャッダンスを見なければ」という同行者の強い希望に押されて、ツーリスト・インフォメーションセンターで調べてもらったところ、中心から少し歩いたところにある寺院で夜にケチャッがあるという情報を入手。ホテルやネットではどうしても見つからなかったけれど、さすが旅行案内所。早めの夕飯を田んぼのなかのレストランで食べたあとに、鑑賞したのですが、これがもう感動ものでした。
男性たちのコーラスをバックに、ラーマーヤナの叙事詩の一部を劇で演じ、最後に素足で火渡りの祈祷をする、というもの。ホテルから歩くと1時間弱かかりましたが、これは見るべきものでしたね。
実は私、往きの飛行機が寒かったせいか、猛暑の疲れからかバリ到着直後から体調を崩してしまい、いまだに本調子ではないのですが、それでも撮影した写真を見るとどれも満面の笑顔でとても楽しそう。バリの神様たちのおかげかな。
よい夏休みでした。
ウブドのメインストリートは並行してほぼ南北に走るモンキーフォレスト通りとハノマン通り。それぞれ東西に走るラヤ・ウブド通りと交わります。モンキーフォレスト通りを抜けたところにサレン・アグン宮殿という王宮が、そしてハノマン通りを抜けたところにはウブド市場があります。それぞれ1.5キロ程の通りで、600メートルほど離れています。
私たちが宿泊したホテルは、モンキーフォレスト通りから一本入った南の端にあるので、この2本の通りをぐるっとまわって1周すると5キロ弱。さっさと歩けば往復するとほぼ1時間半、という計算ですが、そこはバリ島ウブド。そう計算通りにはいきませんでした。
まず、メインストリートとはいえ、舗装された道路はバイクと車のためにあり、歩道がかろうじて大人が1人歩けるほどの幅しかありません。しかも歩道にはバイクが停めてあったり、店舗の商品が並んでいたり、敷石がはがれているところが多かったり、で歩くのに注意と脚力が倍くらい必要です。
そして車道ではバイクバイクの波、ところどころに車が浮かんでいるという感じ。信号なし、横断歩道もありません。王宮のある中心部に近づくと、交差点ということもあって、バイクや車だけでなく、人もあふれかえって、人酔い、車酔いしそうでした。最初は。
しかしそこは70代オババ軍団。自由行動2日目にはバイクを押しのけても渡ることができるようになったのです。やればできるもんだね。
メインストリートを一本はずれると、歩道はなく道路はますます凸凹になりますが、田んぼが広がり、車やバイクの数も少し減り、少し落ち着いて歩けることを半日歩いて学びました。
ガイドのスーさんから「バリ島の住宅にはどの家にも寺院がある」と教えられました。サンガという家寺で、聖なる山として崇められているアグン山の方向にあるそうです。ちなみにバリ島では山が聖なる神の宿るところだとすると、海は悪いものが流れ込む不浄の場所なのだとか。
3日は半日の街歩きで私はへとへとになり、午後はジャングルの景色を見ながらプールにつかってまったりと過ごしました。
4日目は「ケチャッダンスを見なければ」という同行者の強い希望に押されて、ツーリスト・インフォメーションセンターで調べてもらったところ、中心から少し歩いたところにある寺院で夜にケチャッがあるという情報を入手。ホテルやネットではどうしても見つからなかったけれど、さすが旅行案内所。早めの夕飯を田んぼのなかのレストランで食べたあとに、鑑賞したのですが、これがもう感動ものでした。
男性たちのコーラスをバックに、ラーマーヤナの叙事詩の一部を劇で演じ、最後に素足で火渡りの祈祷をする、というもの。ホテルから歩くと1時間弱かかりましたが、これは見るべきものでしたね。
実は私、往きの飛行機が寒かったせいか、猛暑の疲れからかバリ到着直後から体調を崩してしまい、いまだに本調子ではないのですが、それでも撮影した写真を見るとどれも満面の笑顔でとても楽しそう。バリの神様たちのおかげかな。
よい夏休みでした。
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