8月の振り返りを記録しようと思ったのですが、あまりの暑さ熱さに活動量が前月比8割くらいに落ちてしまい、読書も映画鑑賞もほとんどできなかったのであきらめて9月1日から5年目に入ったウォーキングについて書くことにします。
2020年8月31日、脳梗塞で緊急入院した母がなんとか回復し、リハビリ病院に転院するのに付き添って、種々の手続きをすませての帰りの新幹線で、私は気づいたのでした。「運動しなくては私に明るい老後は訪れない」と。
そして翌日の9月1日からウォーキングを始めた、というのは毎年のように9月にここで書いてきましたが、始めた当初はまさか「毎日8キロ歩く」ことが習慣になるとは思ってもみませんでした。
1年続けたところでアップルウォッチを購入。歩いた距離(歩数よりも距離が大事)、消費カロリー数、スタンド時間(1時間に10分以上立つ)を見える化することで、いっそう体を動かすことに力が入るようになりました。雷雨や旅行の移動でウォーキングできないときには、室内で太極拳やストレッチをしてエクササイズ時間と消費カロリー数を稼ぐことに一生懸命になったりして。ちなみに太極拳やストレッチではほとんどカロリーは消費されません。でも、ウォッチにごほうびバッジをもらうためではなく、体を動かすことが大事なんだと自分に言い聞かせて、外を歩けないときには室内で体を動かす、と。数字でデータ化して可視化すると、つい本来の目的を忘れそうになってしまう自分を励ましています。
とはいうものの、この1年、ウォーキング8キロが達成できなかったのは、今年の7月末から8月にかけての猛暑の日々10日ほどでした。7月最終週から8月にかけての平均歩行距離は7.8キロ。1日6キロ歩くのが精一杯とかいう日々が続いたものなあ。
今週から少し涼しくなったので、また8〜10キロを歩いています。
歩くといいことがあるか? と聞かれるのですが、わかりません。1年目2年目あたりは、疲れるから夜に熟睡できる、とか、季節の移り変わりを肌で感じられて楽しい、とか答えていましたが、5年目を迎えたいま、からだや気持ちに意識されるほどの「いいこと」があるかは正直わかりません。
それでも「歩かずにはいられない(からだを動かさずにはいられない)」と習慣化したことはいいことではないかと。
最近はNYタイムズのオーディオでニュースやカルチャートピックスを聴きながら歩いています。それもまた楽しい。
来年も「6年目に入りました」と報告できるよう、病気や怪我に気をつけて楽しんで歩きたいです。
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(なぜか縦の画像が横になってしまう、すみません)