夫が24時間家にいるようになって、1日2食は作ると決めて、旅行に行かないかぎりほぼ毎日朝食ともう1食を作っています。気温が低いときには主菜、副菜2品とときには汁物も用意して、器に盛り付けて置いておき、夫が気が向いた時に食べられるように用意していましたが、困ったのは暑くなり始めた時から。
器に盛って、ラップをかけて冷蔵庫に入れておけばいいじゃないか、と考える人がいるかもしれないけれど、それはできない事情があるのです。約1名、冷蔵庫から取り出すときに器を落として割ったり、汁をこぼして冷蔵庫を汚したまま放置したり、あと一口残ったものをそのまま冷蔵庫にしまったりする人がいるからです。2、3年前から「冷蔵庫にぜったいに食器を入れないでくれ!」とうるさく厳しく言い続けた手前、それはできない。
7月の猛暑になった日にひと晩考えて私が出した結論は「お弁当箱に詰めて冷蔵庫にいれておく」という絶妙なアイデアでした。
我が家にはたくさんのお弁当箱がありました。娘たちの保育園時代のときもお弁当の日があったし、娘たちが塾に通い始めると週3回は作っていたし、その後中高生の娘たちのために、また2019年まで毎年のようにホームステイしていた海外留学生のために、私は毎朝お弁当を作り続けてきました。数えてみると35年。その間に多いときでは4つくらいお弁当を作っていたので、お弁当箱がたまるわけです。昨年断捨離したときに、たくさんのことを思い出しながらほとんどを処分したのですが、捨てるには惜しい3つほどを残して、ハイキングのときや、書道の錬成会のときの自分のためのお弁当に利用してきました。
前もここで書いたことがあるのですが、私はお弁当作りが好きです。栄養だけでなく、冷めてもおいしいレシピを考案すること、彩りを考えること、塩味酸味辛味など味のバランスをとること、そんなことが楽しい。不器用なのでキャラ弁なんかは作れないし、必ず1品は常備菜(切り干し大根の煮付け、五目豆、こんにゃくの辛味いためなどをもっともよく作り置きしている)を入れるけれど、お弁当作り歴35年の経験を活かした味も彩りもまずまずのお弁当が時間も労力もたいしてかけずに作れます。
私が毎日夫のためにお弁当を作っている、と打ち明けると、半ばあきれたように「よくやるね」とよく言われますが、正直、私は夫のためではなく、自分の楽しみのためにお弁当を作っているのです。義務感からいやいややっているわけではないし、夫のためを思ってでもない。
70歳になったときに決めました。
自分がいやだと思うこと、やりたくないことはいっさいやらない。義務感や責任感からしょうがなくやるのはもうやめよう、と。自分が楽しいこと、やりたいこと、おもしろいことだけをやろうと。
だから毎朝のお弁当作りが苦になったら、あっさりやめると思います。
最後に、私はお弁当ではなく、作りたてを器に盛って食事をしています。お弁当も嫌いじゃないけれど、やっぱりね、ごはんは作りたてを食べるのが一番! ふふふ
(しその葉と梅干しをはさんださわらのフライ、切り干し大根の煮付け、ナスと小松菜の煮物。ごはんは枝豆、しその葉と梅干しを混ぜ込みました。自分でいうのもなんだけれど、なかなかおいしいお弁当でした)
器に盛って、ラップをかけて冷蔵庫に入れておけばいいじゃないか、と考える人がいるかもしれないけれど、それはできない事情があるのです。約1名、冷蔵庫から取り出すときに器を落として割ったり、汁をこぼして冷蔵庫を汚したまま放置したり、あと一口残ったものをそのまま冷蔵庫にしまったりする人がいるからです。2、3年前から「冷蔵庫にぜったいに食器を入れないでくれ!」とうるさく厳しく言い続けた手前、それはできない。
7月の猛暑になった日にひと晩考えて私が出した結論は「お弁当箱に詰めて冷蔵庫にいれておく」という絶妙なアイデアでした。
我が家にはたくさんのお弁当箱がありました。娘たちの保育園時代のときもお弁当の日があったし、娘たちが塾に通い始めると週3回は作っていたし、その後中高生の娘たちのために、また2019年まで毎年のようにホームステイしていた海外留学生のために、私は毎朝お弁当を作り続けてきました。数えてみると35年。その間に多いときでは4つくらいお弁当を作っていたので、お弁当箱がたまるわけです。昨年断捨離したときに、たくさんのことを思い出しながらほとんどを処分したのですが、捨てるには惜しい3つほどを残して、ハイキングのときや、書道の錬成会のときの自分のためのお弁当に利用してきました。
前もここで書いたことがあるのですが、私はお弁当作りが好きです。栄養だけでなく、冷めてもおいしいレシピを考案すること、彩りを考えること、塩味酸味辛味など味のバランスをとること、そんなことが楽しい。不器用なのでキャラ弁なんかは作れないし、必ず1品は常備菜(切り干し大根の煮付け、五目豆、こんにゃくの辛味いためなどをもっともよく作り置きしている)を入れるけれど、お弁当作り歴35年の経験を活かした味も彩りもまずまずのお弁当が時間も労力もたいしてかけずに作れます。
私が毎日夫のためにお弁当を作っている、と打ち明けると、半ばあきれたように「よくやるね」とよく言われますが、正直、私は夫のためではなく、自分の楽しみのためにお弁当を作っているのです。義務感からいやいややっているわけではないし、夫のためを思ってでもない。
70歳になったときに決めました。
自分がいやだと思うこと、やりたくないことはいっさいやらない。義務感や責任感からしょうがなくやるのはもうやめよう、と。自分が楽しいこと、やりたいこと、おもしろいことだけをやろうと。
だから毎朝のお弁当作りが苦になったら、あっさりやめると思います。
最後に、私はお弁当ではなく、作りたてを器に盛って食事をしています。お弁当も嫌いじゃないけれど、やっぱりね、ごはんは作りたてを食べるのが一番! ふふふ
(しその葉と梅干しをはさんださわらのフライ、切り干し大根の煮付け、ナスと小松菜の煮物。ごはんは枝豆、しその葉と梅干しを混ぜ込みました。自分でいうのもなんだけれど、なかなかおいしいお弁当でした)
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