天皇杯決勝チケット、当選しました! 万歳。私もFPグランパさんと同じで、保険で申し込んだバックスタンド左側(ガンバ側)が当たりました。ほかのガンバサポさんからも「バックスタンドがあたっている」と伝えられました。それらの情報をもとにした、これは私の何の根拠もない推測ですが、この人ガンバサポだっていう情報がJFAだからチケットぴあだかに渡っていて、意図的にガンバ側席に割り当てられたのではないかと。
さて、やっと涼しくなって活動しやすい気温が戻ってきました。アップルウォッチを購入した3年前から、ムーブ(1日の活動Kカロリー)、スタンド(1時間内で立って動く分数)、ワークアウト時間のゴールをそれぞれ設定して、クリアするようにしているのですが、今年は7月から9月まですべてゴール達成した月がありませんでした。あまりに気温が高いと動けないせいか、ワークアウトはなんとか達成できても、ムーブがねえ……。ちなみに私はムーブゴールを420Kカロリーに設定していて、昨年10月から6月までは平均530Kカロリーだったのですが、7〜9月は平均480Kカロリー。最近の夏期間は人間の活動に向かない気温です。
ということは置いといて。やっとからだも頭もまともに動くようになったところで、10月に読んだ本、見た映画のことなど。
今月発売のVOGUE JAPANで映画『本心』を紹介するページをお手伝いする関係で、原作著者の平野啓一郎さんの著作を何冊か読みました。『本心』『マチネの終わりに』『ある男』『私とは何か』は読んでいたのですが、『空白を満たしなさい』『葬送』をインタビュー前にあらたに読みました。新作短編集『富士山』もぱらぱらっと。
平野さんの著作は良い意味で、とても読みやすい。引き込まれます。でも重い。テーマも多様で、どの作品でもできれば避けて通りたい、考えることを明日に延ばしたくなる、答えのない複雑な社会問題を扱っています。それをストーリーとして一気読みできるものにして、しかもテーマとしてディストピアに終わってもおかしくないのに、読後、読者にかすかな希望と安心を与えてしまうのだから、作家の力量は相当だと感じます。ちなみに私が一番ハマった作品が『ある男』で、妻夫木聡主演でこれも映画化されています。見てないけれど。映画『本心』の主演は池松壮壮亮。好演です。
そのほかに読んだのは、先月から引き続き椹野道流『最後の晩ごはん』シリーズ。現在出ている20巻まで読んでしまいました。たぶんもうこれ以上は読まないだろうと思うけれど、どの巻も楽しくて、美味しそうで、就寝前読書時間が待ち遠しかったです。たぶん楽しさを覚えた半分が、私の地元である芦屋が舞台になっているからですね。出てくる建物、道、河原、神社すべて「あ、あそこだ!」となつかしく思い出しながら読めたのがよかった。
遅ればせながら2年ほど前のベストセラー『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬著を3時間ほどで一気読み。『戦争は女の顔をしていない』スベトラナ・アレクシエーヴィチ著と同様、第二次世界大戦においてナチス・ドイツと前線で戦った女性兵士たちを取り上げています。『同志少女よ』は日本人作家が小説にしているのだけれど、アレクシエーヴィチの著書が、そしておそらく史上最悪の戦争だった独ソ戦がしっかりと下敷きにされています。女性スナイパーを英雄として描くのではなく、戦争にやむなく駆り出されてしまう女性たちの矛盾した心理と置かれた状況に主眼が当てられていて、読ませました。といっても、読んでいてどちらかというと苦しかったです。戦闘場面も含めて、息もつかせぬ展開なのだけれど、女性スナイパーたちの背景が苦しすぎる。『戦争は女の顔をしていない』を読み返そうと本を取り出したのですが、まだ手がつけられないでいます。
いまは『老いぼれを燃やせ』マーガレット・アトウッド著を読んでいます。おいぼれのひとりとして身につまされること多々あり。アトウッドの手にかかればユーモアたっぷりなんだけれど。
サッカーの試合は現地観戦がガンバvs札幌@パナスタ(劇的宇佐美弾で逆転勝利)、日テレベレーザvsマイナビ仙台@西が丘、ジェフ千葉vs浦和レッズ(女子)@フクダ電子アリーナ、なでしこジャパンvs韓国女子代表@国立劇場。配信で観戦したのがU17FIFA女子ワールドカップ@ドミニカ共和国のリトルなでしこの試合(準々決勝でイングランドにPK戦で負ける)、そして天皇杯準決勝ガンバvs横浜Fマリノス@パナスタでした。もうね、10月はサッカー漬けでした。
さて、やっと涼しくなって活動しやすい気温が戻ってきました。アップルウォッチを購入した3年前から、ムーブ(1日の活動Kカロリー)、スタンド(1時間内で立って動く分数)、ワークアウト時間のゴールをそれぞれ設定して、クリアするようにしているのですが、今年は7月から9月まですべてゴール達成した月がありませんでした。あまりに気温が高いと動けないせいか、ワークアウトはなんとか達成できても、ムーブがねえ……。ちなみに私はムーブゴールを420Kカロリーに設定していて、昨年10月から6月までは平均530Kカロリーだったのですが、7〜9月は平均480Kカロリー。最近の夏期間は人間の活動に向かない気温です。
ということは置いといて。やっとからだも頭もまともに動くようになったところで、10月に読んだ本、見た映画のことなど。
今月発売のVOGUE JAPANで映画『本心』を紹介するページをお手伝いする関係で、原作著者の平野啓一郎さんの著作を何冊か読みました。『本心』『マチネの終わりに』『ある男』『私とは何か』は読んでいたのですが、『空白を満たしなさい』『葬送』をインタビュー前にあらたに読みました。新作短編集『富士山』もぱらぱらっと。
平野さんの著作は良い意味で、とても読みやすい。引き込まれます。でも重い。テーマも多様で、どの作品でもできれば避けて通りたい、考えることを明日に延ばしたくなる、答えのない複雑な社会問題を扱っています。それをストーリーとして一気読みできるものにして、しかもテーマとしてディストピアに終わってもおかしくないのに、読後、読者にかすかな希望と安心を与えてしまうのだから、作家の力量は相当だと感じます。ちなみに私が一番ハマった作品が『ある男』で、妻夫木聡主演でこれも映画化されています。見てないけれど。映画『本心』の主演は池松壮壮亮。好演です。
そのほかに読んだのは、先月から引き続き椹野道流『最後の晩ごはん』シリーズ。現在出ている20巻まで読んでしまいました。たぶんもうこれ以上は読まないだろうと思うけれど、どの巻も楽しくて、美味しそうで、就寝前読書時間が待ち遠しかったです。たぶん楽しさを覚えた半分が、私の地元である芦屋が舞台になっているからですね。出てくる建物、道、河原、神社すべて「あ、あそこだ!」となつかしく思い出しながら読めたのがよかった。
遅ればせながら2年ほど前のベストセラー『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬著を3時間ほどで一気読み。『戦争は女の顔をしていない』スベトラナ・アレクシエーヴィチ著と同様、第二次世界大戦においてナチス・ドイツと前線で戦った女性兵士たちを取り上げています。『同志少女よ』は日本人作家が小説にしているのだけれど、アレクシエーヴィチの著書が、そしておそらく史上最悪の戦争だった独ソ戦がしっかりと下敷きにされています。女性スナイパーを英雄として描くのではなく、戦争にやむなく駆り出されてしまう女性たちの矛盾した心理と置かれた状況に主眼が当てられていて、読ませました。といっても、読んでいてどちらかというと苦しかったです。戦闘場面も含めて、息もつかせぬ展開なのだけれど、女性スナイパーたちの背景が苦しすぎる。『戦争は女の顔をしていない』を読み返そうと本を取り出したのですが、まだ手がつけられないでいます。
いまは『老いぼれを燃やせ』マーガレット・アトウッド著を読んでいます。おいぼれのひとりとして身につまされること多々あり。アトウッドの手にかかればユーモアたっぷりなんだけれど。
サッカーの試合は現地観戦がガンバvs札幌@パナスタ(劇的宇佐美弾で逆転勝利)、日テレベレーザvsマイナビ仙台@西が丘、ジェフ千葉vs浦和レッズ(女子)@フクダ電子アリーナ、なでしこジャパンvs韓国女子代表@国立劇場。配信で観戦したのがU17FIFA女子ワールドカップ@ドミニカ共和国のリトルなでしこの試合(準々決勝でイングランドにPK戦で負ける)、そして天皇杯準決勝ガンバvs横浜Fマリノス@パナスタでした。もうね、10月はサッカー漬けでした。
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