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ランチョンマット

今日はゴーセイな残り物そうざらえの夕飯。

昨晩まで夜に出かけることが続いたので、カレーとポトフを具を変え、ルーを変えて火入れし、3日間にわたって食べ続けてきました。食べたのは9連休だか10連休のおもに夫ですが。

で、今日やっとカレーが完売。

でもポトフはまだあまっている。

じー(鍋のなかを見つめている)

おもむろにベーコンとソーセージを出し、くたくたになった春キャベツとたまねぎとセロリとトマトとじゃがいものなかに赤パプリカを刻んだものを入れてしばし火を入れ、さましてミキサーにかけてみました。

うん、うまい! 赤い色もきれいな野菜ポタージュのできあがりです。

あと蒸し鶏のレタス巻き。

鶏手羽とカブの煮物。

鱈のムニエル、野菜炒め添え

ひさびさにまともなごはんを食べた気がしました。

 

つくりながら、帰宅した娘(カレンダーどおりに出勤している)に「あたしさー、ユーロに行きたいんだけれど、どう思う?」と聞きました。

「行きたいのなら、行ったほうがいいよ」と一言。

「でもさー、お金が厳しいんだよね。あと仕事のスケジュールが厳しい。行ったら忙しくて死ぬかもしれない」

「でも行きたいんでしょ? ママは行きたいって思ったら行っちゃう人じゃない」

そ、そうだよね。ああ、ほんとそうなんだけれど......迷うなあ。

野菜のなかで好きなもののたぶん5位以内に入るのが、春キャベツです。

だからいまの季節はとてもうれしい。

といいながら、私のレパートリーにある「春キャベツ料理」はあまり多くない。

春キャベツのロールキャベツ(って、ふつうにロールキャベツですが)

春キャベツのコールスロー(って、ふつうにコールスローですが)

春キャベツと春野菜と豚肉のあんかけ(最後を黒酢のあんでしめるとうまいです。野菜も肉もすべて湯通ししておいて、最後にまぜてあんかけにする)

春キャベツのリゾット(きのう食べました。NHKのきょうの料理でやっていたので、つくってみたらンマーでした)

春キャベツのミネストローネ

春キャベツの一夜漬け(って、ふつうに一夜漬けなんですが)

春キャベツの豚肉の重ね煮

............

別に春キャベツじゃなくてもいいものばかりですが、春キャベツでやるとおいしいんだもん。

 

40代ころまで、一年に何回か「ああ、ラーメンが食べたい!」とラーメン信号が点滅することがあった。

ところが、最近さっぱりだ。

肉信号は点滅する。かなり激しく。

だが、ラーメン信号はさっぱり。

年をとったということなのか?

ところで、これまで外国人(含む西欧、南北アメリカ、アジア)に「日本で食べた一番おいしいものは?」と聞いて返ってきた答えで一番多かったのが「ラーメン」である。

ていうか、ラーメンが嫌いな外国人にまだ会ったことがない。

こないだ泊まっていった北欧人など「世界で一番うまいのはラーメンだ」とまで言い切った。

そりゃラーメンはうまい。それは否定しない。

だが、ほかにもうまいものはいくらでもあるだろー!

自分がラーメンを食べなくなってひさしいからいうわけじゃないが、ラーメンは強烈なお子様味だと思う。

いったいあんたらは国で何を食っておるんだ?

ま、いいけれど。

 

ふ~、ノルマ達成したら午前2時半になってしまった。

なんでノルマなんて決めたんだろう。ぶつぶつ。

明日のノルマは30ページ。達成できるだろうか?

もちろん毎日だとまずいのでしょうが、私は「孤食」が好きです。

一人で食べるごはんはおいしい。

自分のことだけを考えて、自分のためにだけつくって、自分の好きなスタイルで食べるのは、実に楽しい。

家族が誰も夕飯がいらないとわかったときは、はりきって6時くらいからごはんを作り始めます。

夜は炭水化物をとらないことにしているので、おかずを彩りよく。

ちょっとだけぜいたくな食材(牛肉ならフィレ、魚なら平目が私のなかではぜいたく)を少しだけ買ってきて、メインには実験的で大胆な料理をやってみます。

平目の刺身用さくを大ぶりに切って酒と塩で下味をつけてカタクリを軽くまぶし、黄ニラときゅうりを中華風に炒めたところにさっと火を通す程度に炒めたものとか。

フィレ肉をあぶってブロッコリなどの温野菜とヴィネガーであえたサラダとか。

このわたとか、ふぐの白子とか、なまことか、山羊系のチーズとか、ほかの家族がけっして口にしない珍味もこの機会に出す。

内緒で上等のワインを開けて、我が家で一番上等のグラスに入れて、うっほっほっとか言いながら食べる。

おいしい。

しあわせ。

というわけで、孤食が何よりもぜいたく、という家のひとりごはんなのでした。

毎日やってたら病気になりそうだけれどね。

石垣島の人口が増えている、という話を聞きました。

若い夫婦が南の島で子育て、というケースもあるそうですが、引退後にあたたかい場所で暮らしたいという、いわゆる「シルバー移住計画」に乗っかってやってきた人も多いそうです。

あとほんの少しで我が家も「定年」「引退」の二文字が見えてきます。でも、私には田舎暮らしはぜったいにできそうにありません。無理。というか、「田舎で暮らしたい」という発想そのものが、ない。虫が嫌いな夫も、一言のもとに「無理」といいます。虫だけじゃなく、田舎の濃密な人間関係も2人とも苦手です。だから、シルバー移住計画は計画にもならないで終わりです。

でも......私は生まれ故郷の芦屋には戻ってもいいと思っています。もちろんかすかに、ですけれどね。それも両親がいるから、ということもおおいに関係していると思います。親がいなくなったとき、はたして40年以上離れていた地に帰ってやっていけるかといわれれば、やっぱりさびしいかなあ。友だちも仕事も全部東京にあるわけで、本拠地はやっぱりここで、ここで老いていくのが心身ともに一番いいことかも。

といいつつ、私は芦屋のほどほど都会でほどほど地方なところが気に入っています。親にそういったら「何いってるの。芦屋は田舎やないわよ。都会です。東京よりずっと都会」といいきられました。私は田舎なんていってないんですけれどね。

私が住みたい地(友だちや仕事抜きで)の条件は、1)おいしいパン屋さんがある、2)気軽に外食できる店がある、3)交通の便がいい、4)図書館や美術館など文化施設が充実している、5)ごみごみしていない、ということなのですが、芦屋はまさにその条件が全部そろっています。

震災で大きく変わりましたが、それでも私が育ったころ(1950年代末~1970年代はじめ)の芦屋の空気はあまり変わっていないような気がします。めまぐるしく変わる東京と違って、そこが地方としての芦屋のいいところなのかも。

とぐだぐだ故郷のことを書いているのは、家の事情でいまひんぱんに往復しているから。明日からまたしばらく行ってきます!

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