春夏冬と休みになるたびに我が家恒例となりつつある「外国人ホームステイ」が今春もありました。
フィンランドからアンニという娘の友人がやってきたので、彼女を連れて大阪に帰省してきました。
大阪の地下鉄に乗っているとき、彼女が指摘しました。
「東京の電車のなかは静かだけれど、大阪はしゃべり声がすごく聞こえる。なぜ?」
そういえば、そうかも。
大阪の人たちは電車にかぎらず乗り物のなかでよくしゃべってます。それも結構大きな声で。一瞬、ケータイかなと思って振り返ったら、そうじゃなくて隣の人としゃべっている。
私はよく乗り物のなかで話しかけられます。服や持ち物について聞かれることもあれば(「変った時計してはるなあ。どこで買うたんですか?」「そのカバン、ええねえ。よう似合うてはるわ」とか)、ええ天気やなあ、電車遅れてるなあと世間話のノリで同意を求められることもある。阪神電車を使うので、阪神タイガースについての情報交換もよくあります。東京では一回もありません。
大阪がいい意味で(悪い意味でもかな?)田舎だと思うのはそんなときです。