Glamorous Life

グラマラスライフ 実川元子オフィシャルサイト おもしろい本、どきどきする試合や映画、わくわくする服に出会えたら最高に幸せ

青黒を追いかけて

負けた(ある意味完敗)ので、簡単に。
行ってきました、春先の冷たい雨が降る中を日産スタジアムに。これだけ通っていて何を間違えたんだか、うっかり菊名を乗り過ごして横浜まで行ってしまい、戻る羽目になったので、到着したのはキックオフ10分前。凍える寒さだったけれど、最後は新横浜から半分駆け足だったので汗かきました。
で、試合は、というと、昨年も春にマリノスと対戦したときと、同じパターンでした。
どんどん仕掛けるガンバさん。いっぱいシュート打つ打つ打つ。全部キーパーキャッチで、オーロラヴィジョンに朴一圭GKの顔が大写しになる。ふ〜〜いったい何回同じパターンと同じリズムの攻撃を繰り返せば気が済むのか、つぎはちょっとパターンを変えてみようと思わないのか、とぶつぶつ。
ガンバ、シュート23本。枠内もかなり打っていたはず。
でもマリノスのカウンター2本に沈みました。
マリノスのカウンター、効果的でした。ザ・カウンターって感じ。
単騎で持ち込んで、空いたスペースに思い切りよくシュートを放つ。誰かさんみたいに外さない。
でも、ガンバは守備も悪くなかった、と思います。とくに半田選手はすばらしかった。ひさびさに半田スライディングを何回も拝みました。スライディングするタイミングもボールを奪取する的確。ゴール裏から「半田、陸!」コールが起こるのもうなずける。
でも、中谷選手のパフォーマンスはまだ戻っていませんでした。福岡選手が先発の方が佐々木選手とのコンビネーションは良かったかも。
宇佐美選手のコンディションもイマイチだったかなあ。
ヒュメット選手はまだこれからですね。
でも、体格の割にこまわりが効くのかな、という印象を持ちました。あくまでもゴル裏から見た印象。
まだこれからこれから、と自分に言い聞かせながら、今度はまちがわずに菊名経由で帰宅しました。

20日にはルヴァン杯。1回戦敗退はもうやめてくださいねー。



昨日ライブ観戦ができなかったので、1日遅れで見逃し配信を見ました。
いや、びっくり。攻撃では「惜しい! そこ決めろよ」(ウ〜〜〜、ですね)というシーンがいっぱい。守備では、危ないっ! というシーンがほとんどなし。
小気味よくパスがつながって、気持ちがいいったらない。
ガンバのこういう試合を見るのは、いつぶりだろう??
見逃し配信を90分、じっくり見てもイマイチという選手が一人もいませんでした。
なかでも私が目を見張ったのが、ネタ・ラヴィ選手です。
先週のヴェルディ戦でもネタさん、存在感がありましたが、この試合ではボール奪取のうまさ、その後にキープして時間を作るときと、さっとパスを出すときの使い分けの賢さ、山下選手のゴールをアシストしたときのからだの向きとは90度ちがう角度に出したパス(あれ、どんな風に蹴ったのかじっくり見たけれどよくわからなかった)の美しさ、守備でのクリアの確かさ、どれをとっても魅せられました。
もちろん満田選手のポジション取りのうまさにも唸ったし、ジェバリ選手の攻守にわたっての幅広い貢献には思わず画面を拝んでしまったくらいだし、倉田選手の86分の交代までの運動量に感心しました。
佐々木選手はガンバで初先発でしたが、とにかく落ち着いている。余裕を持ってプレーしているので安心して見ていられました。
清水サポからボールを持つたびにブーイングを浴びながらも、山下選手は技ありのループシュートでゴールを決めるし。
交代もよかった。中野選手は短い時間ながら、おそらくチームが一番しんどいときに清水のパスコースを消し、ラインを下げさせないプレーを徹底していて頼もしく感じました。
怪我人だらけで、ベンチに8人しか入れないガンバですが、どの選手も「やってやる!」と意気込んで試合に臨んでいるのが見逃し配信の画面からもうかがえました。
来週はアウェイ、横浜FM戦。この試合の配信を見たあと、思い切ってチケットをとりました。
マリノスは昨年の対戦の苦い記憶があるから、きっとギアを2倍くらいあげてくるだろうと思います。
むずかしい試合になるでしょうが、がんばってほしいな。

ところで、パナスタで挨拶をしたヒュメット選手。今日から練習に参加しているそうです。マリノス戦で見られるかな? 期待しよう。


(タイトルを訂正しました。加入3日目だそうです。訂正します)
行ってきました、味スタ。
正直言って、足取りはとてつもなく重く。
午前中に地域コミュニティの話し合いがあって、ご近所のかたがたと楽しく談笑しながらも心は穏やかではありませんでした。
サポ仲間のMさんともうすぐ4歳という元気いっぱいのKちゃんとともに観戦。前半は長野で試合をしている日テレベレーザの様子が気になってDAZNでチェックしながらピッチに目をやる、という怠慢観戦でした。だって、もうね、後手後手なんですよ。チェックに行ってかわされる。ワイドに開いてボールを展開しているヴェルディのパスカットを狙ってはまたかわされて押し込まれる。
前半のシュートは1本のみ。宇佐美選手も中谷選手も鈴木選手も不在。去年のフィールドのセントラルラインが不在をひしひしと感じさせました。倉田選手一人が奮闘するも、一人ではいかんともしがたい。ワイドに開いたヴェルディの両翼を、黒川選手も半田選手もおさえられないままラインがずるずる下がってしまって、クリア(それも前につなぐのではなくラインの外に出す)ばっかり。
ところがですね、後半頭から、移籍加入して4日目という満田選手が入ったとたんに、いきなりガンバが押し込む展開になりました。ヴェルディが前半でCBの千田選手や前の選手の負傷交代があったせいか、ちょっと推進力を失った感じがしましたが、それでも右サイドにまわった山下選手が満田選手との連携で勢いよく前に走り出して、ジェバリ選手にクロスを入れるシーンがぐっと増えました。
そしてファンアラーノ選手が入って前の展開がより幅を広げたところで生まれた86分のジェバリゴール!
ゴール裏、もうお祭り騒ぎ。もちろん2階席の私も立ち上がって大騒ぎ。
そのあと9分もあったアディショナルタイムをジェバリ選手と満田選手のコーナーでのキープなどでしぶとく稼ぎ、開幕4戦目にして初めてクリーンシート、1−0で勝利しました。
試合終了後はジェバリ選手と満田選手の先導でガンバクラップ。ジェバリコールはもちろん、満田コールも味スタに響き渡って気分よかった。

来節は好調清水を迎えてホームゲーム。
怪我人の早い復帰を願うとともに、昨年とはちがったガンバがまた輝きますように、と祈ります。

うまく回っているときは、攻撃も守備もスムーズにまわるけれど、ほんのちょっと歯車にきしみが出るとうまくいかなくなってしまうもんだな、ときのうの試合を見ながら思いました。
ガンバのみんな、必死。形相変わってる。余裕がない。
狂った歯車の調整はどうするんだろう?
まず取り戻したいのは、少しの余裕かも。



たゆまぬ努力とか、うまくいかなくても腐らず続けるとか、いま自分ができることを精一杯やるとか、よく聞く「努力推奨アドバイス」です。でも、できる人は少ない。ほんとに少ない。
「わかっちゃいるけどね」と何かしら言い訳を見つけてさぼる。結果が(すぐに)出ないと「自分には才能が足りないんじゃないか」「運が味方してくれない」。そう思って努力を諦める。最後には「自分にはこの道は向いていなかった」と未練があってもほかの道を探す。
シーズン前にCAZI散歩でガンバ筋トレ部(倉田選手が部長、一森選手と美藤選手が部員)が出演する回を見たのですが、長年マニアックなばかりに筋トレを続けている倉田選手が、2024年シーズンの自分のゴールシーンを振り返って「内転筋が使えてない。だから体幹を立てて走れていない。まだまだだ」と自分のプレーを酷評するのを聞いて、いや〜〜〜この人、プロサッカー選手としてできることを究めるつもりなんだ、引退なんか考えてないね、と感心しました。
そして昨日の試合。倉田選手の2点目のゴラッソ・シーンを見てほしい。まずこぼれてきたボールにたくみなステップですばやく駆け寄り、体幹をしっかり立ててキーパーとDFの位置を確かめてシュートコースを見極め、左足の軸足に体重をしっかりかけ、脚を振り抜いている。からだの軸のブレがない。筋トレを長年やり続けてきたからこそ生まれたゴールだと思います。
もちろん倉田選手は並の選手ではなく、生まれ持って優れた才能があります。なかでもすごい才能は、生まれ持った能力をより輝くように磨き続ける努力ができることだ、と思うのです。ベンチに回されても腐らない。年齢や体格を言い訳にしない。そこが並ではない。勇気をもらいました。
そして同じ筋トレ部の美藤選手がボランチでフル出場。ピッチで輝いていました。運動量は両チームで2位。12.2キロを走って、前の試合で崩壊した中盤の守備に貢献。ダワン選手とはちがう持ち味のボランチの才能を見せました。
もちろん一森選手はスーパーセーブの連続。試合終了後に美藤選手が一森選手に抱きつくシーンに胸熱でした。
その後にクラブから残念なお知らせが届き、胸が痛みました。SNSでの迷惑行為ってなんだろう? 
それはともあれ、第3節は今週水曜日。いろいろな意味で気持ちを切り替えて、試合にのぞんでほしい。

↑このページのトップヘ