Glamorous Life

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青黒を追いかけて


 振り返れば開幕戦。必死にとった席はミックスゾーンで、ピンクのユニに囲まれて5回もがっくりと肩を落とし、それどころか哀れみの目で見つめられた屈辱から4カ月。前週の京都戦では無惨な敗北を喫して、そうでなくても暑熱の寝苦しい夜がますます辛かったです。いや、7時間は眠ってましたけれどね。
 ネットを見る気をなくして(この1週間のスマホ閲覧時間はトータルで3時間を切るくらい←Appleが教えてくれます)、できるだけガンバの話題にふれないようにしてひっそりと過ごしました。
 そして迎えた大阪ダービー。
 昨日は所用ありでライブは見られず。夜に結果だけ知って歓喜し、8時間熟睡。
 そして今朝、見逃し配信でフルタイムで試合を見ました。
 ボール支配率はスタッツによればセレッソ56%、ガンバ44%です。この数字を見れば、解説の柿谷さんがいうように「ガンバが我慢してもぎとった1点を死守した」というような内容かなと思っていたのですが、そんなことはまったくなかったです。
 セレッソにも決定機があったし、ガンバも惜しいシュートが2本ほどあった(得点したシュートをのぞいて)。
 セレッソも含めて、全員がファイトした気持ちのいい試合でした。
 MOMはいうまでもなくネタ・ラヴィ選手と半田陸選手ですが、リーグ戦復帰で惜しいヘディングを打つわ、決定機を阻止するわ、の活躍を見せた三浦選手、全員の連動性と運動量を高めた倉田選手にもMost Impressive Players賞をあげたい。ネタ・ラヴィ選手のポジショニングは3手先どころか5手先までも読んでいますね。いいときと悪いときがあるラヴィ選手だけれど、この試合ではいいところばかりが目立ちました。
 昨日は勝利の美酒を味わいたくて、レモンの蜂蜜漬けのソーダ割で1人乾杯しました。アルコールは入ってないのに、酔った気分。

 この勝利を浮上のきっかけにしてほしい、と何回書いているかわかりませんが、それでもしつこく書き続けましょう。またこんな美酒を味わえる試合が見られますように。


Jリーグも代表ウィークをはさんで後半戦へ。ガンバは前半戦を終えて12位と沈んでいます。後半戦には巻き返しをはかりたい、と選手はもちろん、サポーターも強く心しているはず。
そんな期待をこめて見つめた清水戦でした。
それで、うーん、意気込みは感じられないことはなかったし、チャンスがなかったともいえないし、ウエルトンがスリムになって去年みたいにガンガン突破するようになったし、新加入の安部選手も悪くなかった。
でも、チームとして昨年から課題で、前半戦のとくに鹿島戦でも露呈した「チャンスを決めきれない」という点だけでなく、「ゴールにいたる3歩前くらいで足踏みしている」という以前のガンバに戻りかかっているんじゃないかと不安を覚えました。
VARでかろうじてハンド判定で清水のゴールが取り消されたときには、もうね、いろいろな思いでため息が出ました。チャンスメークという点では清水のほうがまさっていたなあ。
ひさびさに、なんていったら悪いけれど、一森選手のスーパーセーブ連続で大活躍。(でもそれ、中断期間の収穫って言えます?)
ちょっと悲観的になってしまったので、昨日は記録が書けませんでした。
来週は楽観気分になれますように。



パナスタからライトアップされた太陽の塔を眺めながらの帰り道、いっしょに観戦した人がつぶやきました。
「押し込んで押し込んでシュートを20本も打つ試合って、ガンバでは久しぶりなんちゃうかなあ。ながーいこと、シュートを一本も打てんで、押し込まれまくる試合を見せられてきたから、負けたけれどそれほど悔しくないかもなあ」
もちろんプロの試合で、3万2千人以上の観客を集めながら1点もとれずに負けてしまったことは大きな問題だと思います。それにまったく勝てていなくて、降格圏の足音がひたひたと近づいてきている状態で「負けたけれど、楽しかったから、ま、いっか」ではすまされない、でしょう。
でも、太陽の塔を見ながら私も思ったのです。「あんまり悔しくないかな。修正すればきっと勝てるようになるはず」。はい、甘いでしょうね。
それでは修正すべきところはどこなのか?
勝ち切れる試合をするために足りないものは何か?
その夜、考えてみましたがよくわかりません。
失点は一森とDFのミスを責め、レオ・セアラのうまさを褒めるべきでしょうが、それ以外は鹿島に自由にやらせなかった。攻められまくって、スーパーセーブが続いたわけでもない。むしろ攻めまくっていた。黒川キレキレ、宇佐美もうまかったし、相変わらず山下のスピードは相手の脅威になり続けた。
でも何かが足りないのでしょう。
それが何か?
答えを見つけたガンバが、リーグの後半戦に着実に勝ち点をあげる、と信じたいです。


WEリーグが今季終了し、やっと落ち着いてJリーグを(つまりはガンバを)眺められるようになりました。ガンバは直近3連敗。またもやルヴァン杯が3戦目で終了してしまった水曜日から中3日で、ACLEで準優勝だった川崎フロンターレと対戦です。
チケットはゴール裏がとれず、等々力スタジアム改装後に初めてメインスタンドで観戦しました。改装前もふくめてメインスタンドに座ったのは1回だけ。いまをさかのぼること20年前。そう、ガンバがリーグ初優勝をとげたとき以来です。いつもいつもゴール裏で、がっかりすることが多かったような記憶が残っていますが、さて、今年はどうかな〜〜とどきどきしながらスタジアムに向かいました。
前半は川崎のマルシーニョと家長の両ウィングにボールを通されることが多く、ガンバは前にボールが運べないように思いましたが、失点してから少しずつ勢いが出てきて、前半終了間際には満田のシュートがポストにあたったりと、チャンスが生まれ始めました。
ハーフタイムでどういう修正があったのか、後半開始からガンバがボールを持ち始めて、小気味良いパスまわしでゴールに何回も迫ります。
そして生まれた宇佐美のすばらしい、もうこれぞ宇佐美というゴール。その前の満田のボール奪取も黒川のマイナスのクロスもすごくすごくよかった。
それからも攻めるガンバ。右サイド(ガンバ側)で宇佐美があげたクロスに足裏で合わせたのは山下。いやもうね、その前にも黒川から山下が飛び込むシーンもありましたが、浦和戦のゴールといい、山下大進化をとげてますね。そして宇佐美のあのDFとGKの間の絶妙なところに落としたクロスのボール。あれはものすごいテクニックだと思います。
しかしその後、川崎がガンバの山下みたいなスピード&テクニックを持った伊藤という切り札(?)を入れてきてから、ガンバはペナルティエリア付近であたふた状態になり失点。
両チームとも最後までゴールを狙ってカウンターの応酬になりましたが、アディショナルタイム9分でも決着つかず。
たらればですが、宇佐美に代わって入ったヒュメットのシュート、あれ、オフサイド判定はおかしいと思うし、その前のペナルティエリアでアラーノがGKと1対1になったときにDFに引き倒されたのはDOGSO判定でしょう。メインスタンドに座っていた私の視線の延長線上にペナルティエリアがあったので、あれ〜〜〜???なんで〜〜〜???となりました。
ま、それでも終わってみれば、2−2引き分けのこの試合は、川崎もガンバも「らしさ」が出た好ゲームだったなと思います。ゴル裏もメインスタンドも試合後挨拶に来た選手たちを拍手で迎えました。勝ち点3をとることはできなかったけれど、楽しい試合だったなと帰りの足取りは軽かったです。

さて、来週は首位様と対戦。鈴木徳真選手が累積で出場停止。満田選手か倉田選手のどちらかがボランチに入るのかな? それはともかく、久々にパナスタに行くつもりです。いい試合になりますように。



J1 ガンバvsサンフレッチェの試合の1時間前にキックオフとなったWEリーグ 大宮アルディージャVENTUSvs日テレベレーザの試合を応援しに、ひさびさに大宮のNACK5スタジアムに行ってきました。
WEリーグはベレーザ、INAC、浦和、レッジーナ広島、アルビレックスの5チームが上位にひしめく展開。首位のベレーザとINACは勝ち点で並び、得失点差でかろうじてベレーザが上回っている状態。
INACが現在最下位のマイナビ仙台にはやばやと先制点を奪ったというのに、ベレーザは大宮に先制を許す展開。その後ベレーザはボールは保持して、シュートも打っているのだけれど、大宮の固い守りをこじ開けられない。1トップで今季急成長のエースとなった樋渡選手も、2試合前の怪我の影響かどうか、ボールがおさまらず、攻撃の要といってもいい18歳の大黒柱、眞城選手も大宮のハイプレスの前にミスパス連続。前半はもどかしい展開でした。
後半に土方選手を投入。前線で孤立しがちだった樋渡選手の近くで土方選手がプレーするようになったことで、攻撃の圧力が高まりました。ペナルティエリア内にFWの2人が自在にポジションを替えながら入っていくことで、大宮の守備がしだいにずれていきます。ガンバでいうと、ジェバリと満田の関係でしょうか。
そして土方選手が獲得したPKを自ら落ち着いて決め同点。
それで樋渡選手に替えて入った氏原選手が、樋渡選手に交代して投入されて1分後くらいに見事な逆転弾。あの反転ゴールは見事でした。
ベレーザはなんとか首位キープで最終節のジェフ千葉と優勝をかけて対戦することになりました。

ときどきDAZNでガンバvsサンフレッチェの試合をチェックしていました。
一森選手のパスミス(?)でジャーメイン選手にわたってしまったボールを、鈴木徳真選手が倒してとめてDOGSO判定で退場。その後に塩谷選手のシュートで1点を追う展開になったけれど、後半には5−3−1(しかもワントップが山下選手!)という「思い切ったフォーメーションでゴールを狙い続けたガンバさん。昨季の町田戦のときのようなずるずるラインを下げて失点を重ねることはなかったばかりか、あわよくば逆転を期待させたとのこと。同志からは「結果はともかく、内容は満足」とメッセージが届きました。
つぎは神戸戦。Jの方も、ドキドキワクワクが続きます。

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