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青黒を追いかけて


優勝の望みもなければ、降格の不安もなく、鉄板(?)安心(?)の中盤でシーズンの終盤を迎えるのは、実はガンバにとって久しぶりでは?
ACL2はナムディン戦を制してなんとか予選リーグ突破(ですよね?)して迎えた神戸戦。
上位チームにさっぱり勝てない今年のガンバですが、試合はボール保持していい攻撃を見せていました。
そして奥抜選手の加入後初ゴール! めでたい。ゆりかごダンスで黒川選手に第一子誕生と知って、もっとめでたい。
でも、アディショナルタイムに入ってから神戸の佐々木選手にやられて引き分け。うーん、惜しいね。これが中盤にいるチームの脆さなのか?

さて、リーグ終盤となって気になるのは来季のことです。
まず、なんといっても監督はどうなるんだろうか? ということ。
今季のガンバは強いんだか弱いんだか、調子がいいんだか悪いんだか、ほんとわからないチームです(まだ終わってないけれど)
悪いときには、ポヤトスさんとさよならかな、とか思っちゃったし、連勝すると、もうワンシーズンやってもいいんと違うかな? 来季は秋冬シーズンへの移行の時期だし、とか思ってしまう。
選手のなかで気になるのは、ジェバリ選手の去就です。ここ数試合は「ジェバリ、さすが」と思うけれど、シーズンを通してみると「うーん……」となる。
若手も出場機会があまりない選手のことは気になります。試合に出ないと力は示せないし、かといって若手育成のためにリーグやカップ戦の試合を利用するほどの余裕はいまのガンバにはないし。来季はU21 Jリーグが創設されるそうだから、名和田選手はきっと来季はそこで大暴れを期待するとして、南野選手はどうなるんだろう、、、、

なんてことをぼんやり考えながら、vs神戸戦をDAZNで見ていたのでした。

何もできずにこてんぱんにやられた柏レイソル戦から3日後、ホームにベトナムのチーム、ナムディンFCを迎えてのACL2戦。はらはらしましたが、美藤選手、ジェバリ選手、食野選手(オウンゴールだけど、8割は食野ゴールですね)、ロスタイムが終わろうというときにナムディンに1点入れられてしまったけれど、まあ快勝でした。

そして中2日で、アウェイvs名古屋グランパス戦。序盤こそ名古屋に攻められてひやっとしましたが、終わってみれば完勝。
それにしても山下選手の先制点はうまかった!
山下選手はシーズンを通してずいぶん成長しているな、という印象です。黄金の脚賞の筆頭候補ですね。

そして残念なことに、山口智さんが監督をつとめている湘南ベルマーレのJ2降格が決定してしまいました。ほんと残念。ベルマーレも智さんも、いまはがっくりかもしれないけれど、きっと再起すると信じてます。

 昼過ぎからPCの前に座って日テレヴェルディベレーザvsマイナビ仙台の試合を観戦。
 ここ2試合パッとしない試合で引き分けていて、立て直したかなと思ったけれどそういう気配はなく、相変わらず守備も攻撃も半歩ずつずれている感じがしました。
 前半もいつ失点してもおかしくないなとはらはらしていましたが、なんとか持ち堪え、きっとハーフタイムに修正が入るに違いないと期待していたけれど、ちっともその気配がないまま、後半に入ってすぐに同点に追いつかれ、そして逆転されました。

 あ〜〜あ〜〜とため息をつきながら、今度はガンバvs柏レイソルの試合に切り替え。
 ガンバさん後半も酷かったけれど、前半はもっと酷かったのでしょうか?
 もう確認する気が失せています。
 というかね、柏を褒めるしかないな。たいしたもんです。強いです。
 いいサッカーしていますね、レイソルさん。
 監督が代わるとこうもいきいきとチームが活性化するのでしょうか? 
 うらやましい。

 というわけで、ふて寝しました。
 
 次だ、次!(と自分を励ます)

タイで行われたACL2 vsラーチャブリーFC戦は、東口選手のスーパーセーブ2回でしのいだあと、安部選手と食野選手(お久しぶり)の2ゴールで勝利し、無事帰国。
中二日で行われた本日のvs鹿島戦は、ガンバにとってだけでなく、鹿島にとっても非常に重要な試合となったのですが、後半ロスタイムに入ってからのPKを、一森選手がすばらしい反射神経で得点阻止し、0−0の引き分けとしました。

あの、こういうのって言っていいかどうかわからないんですが、なんかね、いまガンバのGKのもとに神さまが降りてきていません?
東口&一森選手がガンバの誇るすばらしいゴールキーパーであることは間違い無いのですが、それだけではない、なんかすごいものが降りてきている気がしています。



5月31日鹿島戦以来のパナスタ。今季はパナスタでガンバクラップを一回も経験していない私は「自分がパナスタに行くとガンバは勝てない」というジンクスができてしまうことを恐れていました。
しかも新潟に先制される。
カテ6に座っていた私からは、先制のシーンがよく見えたのですが、あれはGKも防ぎようがない。
J初得点という新井選手をほめるしかないです。
しかし前半のうちに宇佐美選手のすばらしいゴールが決まりました。
半田選手からのスルーパスに抜け出した山下選手がマイナスのクロスを入れると、走り込んだ宇佐美選手がダイレクトで右ゴール隅に狙い澄ました1発。
前節の試合のFKといい、なんであんなむずかしいコースにピタッと蹴り込めるのだろう。
至宝の名前にふさわしいです。
そして後半。またまた新潟にゴールを許します。これもすぐ目の前で見ていましたが、新潟の形がぴたっとはまったすてきゴールでした。うまい!
隣でいっしょに見ていた方に「今日もガンバクラップ見られへんかも」とかぶつぶつ言っているうちに、CKのこぼれ球をヒュメット選手が落として、それをウエルトン選手が蹴り込んでまたまた同点。
ガンバの勢いは止まらず、スローインを宇佐美選手が満田選手に出して、満田選手がファーにあげたボールを新潟の選手がクリアしたところ、走り込んだ安部選手がダイレクトボレーで蹴り込んで、ついに逆転。
それでも守りに入らず攻撃を続けるガンバは、新潟が攻め込んでディフェンスが甘くなったところをのがさず、ヒュメット選手が相手DFをかわしてドリブルで運び、絶妙なタイミングと球速で右隅に蹴り込んで4点目。ヒュメット選手はこの得点以外でも、ほんと献身的に守備もするし、シュートはうまいし、ドリブルの緩急の付け方が見ていてわくわくする魅力的な選手だなと思います。
そして試合終了。
この試合のMOMは、J通算300試合出場を自らのゴールで飾った宇佐美選手。
ゴールはもちろんですが、相手GKへのプレス、守備から攻撃への切り替え、パスの多彩さ、どれをとっても「これぞ至宝の一級品!」。同志に「プレーの一つひとつが尊い」とうっとりと告げるほどでした。
念願のパナスタでのガンバクラップも参加し、帰路についたのでした。

そして10月2日にはタイのチームとアウェイで試合。
誰も怪我をせず、体調を崩さず、もちろん勝利して帰ってきてください。

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