Glamorous Life

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青黒を追いかけて

 いやはや、ブログの更新を一週間もごぶさたしていたのにさっき気づきましたよ。

 この1週間、何をしていたのか記憶がない。とりあえず日曜から今日まで1日10時間以上はPCの前に座っていた。限度は11時間なんです、私の場合。それ以上は無理。今週は風邪引いて熱出したし風邪薬を2種類交互に飲みまくって胃を壊して胃薬飲んで禁酒したから、やっぱり11時間以上は無理。

 11月は締切の季節。ブログ書いているヒマがあったら締切守れよ、とつっこまれるのが怖くて書けませんでした(まるでウソ)

 書き下ろしはあと1勝、じゃなくて1章を少し書き足したらなんとかなりそう......あとがきもいるかなあ......いるだろな。最低基準が330枚って編集者に言われたんだけれど、いまのところヒヒフーとラマーズ法呼吸で気張って生みだしたのが320枚。あと10枚分を埋めるにはあとざん、じゃなくてあとがきしかない。でもその「最低分量」の基準ってどこにあるのだろう? 編集者に聞きたかったけれど、聞くとなんかとんでもない答えが返ってきて気張る気力が失せそうなんでやめました。

 ACL決勝見ちゃった。城南はやっぱり強かった。そうだよな、強いよな。ガンバ、手も足も出なかったもん。じゃ、イランのチームになら勝てたかと脳内シミュレーションしたら、2-4で敗戦しました。

 来年、ルーカスがガンバを去るらしい。哀しい。なんで? 選手生活はガンバで引退してほしかった。再来年あたり万博でお別れセレモニーをしたかった。哀しすぎる。

 そんなこんなで明日は広島戦。せめて私の肩が落ちない試合をしてほしいです、はい。フタガワさんとルーカスさんは出場しないらしい。は~(ふかーいため息)

 

 

FC東京 1-1 ガンバ大阪

得点者:大黒(FC東京)

     中澤(ガンバ)

 

 得点者を書きながらおかしくなってしまいました。それぞれの所属クラブが反対でもおかしくないものね。月日は流れるものです。ふと、大黒がガンバにまだ残っていたら......中澤がまだFC東京にいたら......とか考えてしまいましたよ。はっきり言って、どちらもきのうの試合には出場していなかったはず。おさまるべきところにおさまったのかもしれません。

「とき」は残酷です。きのううまくいったことが、今日うまくいくわけではないことを証明してしまう。ましてや3年前にうまくいっていたことが、3年たってまだうまくいくと考えるほうがおかしい。おかしい......おかしい......おかしいでしょっ!

 いま書いている本で取材した一人の方が「サッカーもふくめて、どの分野でもつねに新しいことに挑戦していく人こそが成功者になるんです」とおっしゃっていて、私はふかーくうなずきました。過去の実績に固執した人は、敗者になることを自ら選択した、と残酷なことを言ってみます。そこまで言わなくても、「とき」は取り戻せない、引き留めてもおけない、もう回帰することはできないのだ、ということを自らに認めさせる苦々しい引き分けだったのではないでしょうか。

 正直、味スタに到着してスタメンを教えてもらったとたん「ああ、今日はもうダメだろう」とがっくりしました。応援をする気がうせるスタメン。萎えるなあ。西野さん、あなたは「信頼を寄せる」ことの意味を取り違えている。信頼を寄せるとは、依存することではないですよ。ましてや「おまえたちならなんとかしてくれるだろう」というお任せではないのですよ。ついでに、信頼を寄せる相手もまちがっている。あなたが信頼を寄せるべきは、過去の実績をつくってくれた選手たちではない。新しいスタイルにつねに挑戦しつづけようという自分の信念(そんなものは西野さんにはないかもしれませんが)ではないでしょうか。

 何回も書いているけれど、「ガンバの美しいパスサッカー」は2007年の上半期で一時代の終わりを告げたのです。あの年にリーグ優勝にかすりもしなかったところから、新生ガンバをつくりなおさなくてはならなかった。それをなおざりにしたまま、それでも○○力でなんとかここまでやってきたけれど、もう限界でしょ。それをはっきり証明したのが山形戦、神戸戦の敗戦であり、きのうの引き分けでした。このままずるずる過去回帰をやっていたら、ロクなことにならない。つまんないサッカーを見せられて、せっかく大勢集まっているサポたちが離れていくではないですか。

 試合後、毎年この時期にがっくりさせられた試合後に、同志と「来季構想」を練ります。きのうも練りました。来季ガンバで戦ってほしい選手を勝手にあげておきます。現在の背番号順です。

藤ヶ谷(GKを補強しないのならばしかたなく。ぜひとも、とは言いません。もしかしたらGKの補強こそ課題かも)

中澤(優勝を狙うチームのCBとしては物足りないが、少なくとも最後までカツを入れることはできる)

遠藤(来季はキャプテンマークを巻いてください)

佐々木(きみがFKもCKも蹴ればいいのです)

ルーカス(怪我がちで厳しいかもしれないけれど、もしかするとチームのなかで一番サッカーがわかっている選手かもしれないのでいてほしい。同志の賛同は得られませんでしたが)

安田(いろいろある選手だけれど、きのうも最後の最後まで走っていました。あんな低調なチームにあって、ロスタイムまでボールを要求して走るすごさを私は買っています。輝きはきっと取り戻せる)

平井(こんな中途半端な覚醒で終わっていいのですか?)

明神(つねに大明神様。すごすぎます)

イグノ(まだぜんぜん働いていない。覚醒したらすごいのだ、というところを見せてください)

武井(来季は明神さんとボランチを組んで明神越えをしてください)

星原(きみなら確実にいまの二列目を超えられる。期待しています。同志の賛同は得られませんでしたが)

内田(まだこれからでしょう)

河田(まだこれからでしょう)

菅沼(まだこれからでしょう)

大塚(まだこれからでしょう)

宇佐美(来季はまちがいなくエースです。宇佐美くんを中心にチーム作りをするのもありかと。エースの自覚を持つことが来季の課題かもしれません)

ここにあげなかった選手がいてほしくない、というのではありません。ただ、新生ガンバをつくる気が本気であるならば、ちょっとつらいかな、と思います。

すでに左SB、FW、CB、攻撃的MFの加入は決定しています。頼りになる(支柱となる)CB、右SBの若手が入れば言うことないですね。

 今シーズン、まだわくわくしていません。早くわくわくガンバが見たいです。来季まで持ち越しですか?

以下、ガンバサポ以外には何の興味もないことなので、スルーしてください。

ガンバ大阪公式サイト お詫びとご報告

安田理大選手公式

そんなことがあったなんてまったく知らなかったし、現場にいたわけではないので事実関係については何もコメントすることはできません。

でも、ガンバの公式見解と安田選手のブログを見たかぎりにおいて、私が一番に思ったのは「どちらもレベルが低すぎる」ということです。正直、げんなり。

私はかなり長い間ガンバの試合を見てきましたが、応援が応援らしくなってきたのはここ5年くらいでしょうか。以前はほんと......(以下略)ヤジもユーモアがあればまだ救われるけれど、殺伐とした言葉を選手や相手チームに投げつける光景を見ていると、自分がその場にいることさえもいやになってしまうことがあります。言葉は恐ろしいです。投げつけた相手はもちろん、周囲にいる人も傷つけてしまうものだから。

安田選手のやったこともやはり許されることではないでしょう。大人げない、と若さに免じて見過ごしていいことではない......。。(とはいうものの、私はそのしぐさがどれほどの侮蔑をふくんでいるのかがよくわかっていないので、すみません、実はあまり腹は立っていないのです。基本的に私は安田選手をはじめユース育ちに甘いというのもあり)

最初に思ったのは「プロのやることじゃないだろう」ということでした。仮にも客商売。試合を見ていただいてナンボの世界です。客を喜ばせて、客に「ああ、ええもん見してもらた」と思ってこそプロ、じゃないでしょうか。

でも、客だってカネ払っているんだから何やってもいいってもんじゃないしね。プロの仕事に対してする批判は、罵声やヤジではないでしょう、と思います。プロとは思えないプレイに対してヤジを飛ばしたんだ、というのだったら、そういう人に対してプロじゃないしぐさで報復してしまったら、ほんと同じレベルに落ちてしまったことになってしまう。

プロの仕事ってどういうことを指すのだろう、とよく考えます。私はストイックなことが好きなので、生活全般をストイックにすることをプロ意識に結び付けてしまいがちだったのだけれど、最近それはちがうね、と思います。プロだからって、生活の隅々まで仕事最優先で、仕事のためにすべてを(とりわけ身近な人々を)犠牲にするのはまちがっていると思います。たとえプロのスポーツ選手でも。まずは人間として、また社会人として、周囲の人たちに気遣いができること。そのうえで初めてプロとしての仕事ができるのじゃないのかな。ピッチですばらしいプレイをすることだけがプロの仕事なんじゃない。ごくあたりまえの話ですね。

サポーターとしても「勝たせるため(っていうのも考えてみればおかしいのだけれど、つまり応援のためですね)には何をやってもいい」というわけではない、と私は思っています。少なくとも私は「勝てたらいい」と思ってチケットを買うのではない。ピッチでひたむきにプレイする選手を応援し、仲間とワンプレイごとに一喜一憂し、勝っては万歳をし、負けたら「つぎだつぎ」と励ましあい、そんなことが楽しみでお金を払い、貴重な時間を使ってスタジアムに行くのです。サポーターの全員が同じ気持ちだとは思っていないけれど、少なくとも「楽しく応援したい」とは誰もが願っているはず。それをぶちこわすようなことをするのは、たとえ「客」ではあってもやはりだめなんじゃないでしょうか。

まあ、そんなことを考えたゆううつな月曜日でした。

もう11月ですね。今年はもうほんとあまりにも忙しすぎて、1年が飛び去っていくようです。ふ~。

仕事に戻ろ。

ガンバ大阪 2-4 ヴィッセル神戸

得点者:宇佐美、イグノ(ガンバ)

神戸のほうはもう何がなんだかわかりません。

 

 私のなかでJリーグクラブは(J2のいくつかをふくめて)愛してる→好き→興味がある→嫌い→まったく興味がない、の4つに分類されています。

愛しているのはガンバ一つだけ。これは変わらない。

好き→広島、清水、千葉、(城福さんの)FC東京(理由:サッカーがきれいだから。時間があればガンバとの対戦でなくても試合を見に行く)

興味がある→鹿島(新井場選手がいるから。それにやはりサッカーの質がいい)、磐田(往年のジュビロが忘れられません)、横浜Fマリノス(同じく往年のチームが忘れられない)、柏(洪ミョンボさんがいたころが忘れられない)

嫌い→浦和(いい意味で嫌い。嫌いである自分が好き)、セレッソ(ガンバサポなら当然でしょ)、川崎(浦和に同じく。それとずっと前から憲剛選手が好きです)

まったく興味がない→名古屋、新潟、神戸、京都、大宮、えーっとあと思い出せません。(どれだけヒマでもガンバと対戦しないかぎり試合をテレビでさえも見ない)

とまあ、こんな感じでどうやら自分のなかでは「Jクラブ棲み分けの構図」ができているようです。どうでもいいことですけれどね。

でもって、ガンバが私のなかの「まったく興味がないチーム」に負けると、ほんと落ち込みます。

だから今回の試合については何も言いたくありません。前日書いたとおり、この日は長年お世話になったかたの告別式でした。台風直撃でもうたいへん。帰宅して喪服を脱いでテレビをつけたら、告別式の続きみたいなかなしい試合でした。(後半キックオフと同時だったからね)

前のエントリーでも書いたけれど、ガンバの30代でほかの30代とちがうのは明神さんとヤットさんだけだということをはやくわかってください>西野さん。その2人だって酷使に耐えうる耐用年数はすぎていますよ。

何回も自分に言い聞かすように言い続けていますが、今季は若手への切り替えの年。若手がチャレンジしてミスして負けても私は何も言いません。でも、30代前後が保身やおごりからくるミスを重ねて若手の足を引っ張るようなことはやめてほしい。

きのうの4点目の安田選手の大ミスを責める前に、何回となく危ういところでボールロストしていた加地さん(キープができないい、スピードがないのは衰えではないですか?)、つまらんいい加減なパスを出してはカウンターの起点になっていた二川さん、自分よりチビッコの神戸の選手にまったく競り合えていない中澤さんと高木さん(高木さんは「決定的な縦へのミスパスも繰り返していた)、運動量が致命的にないだけでなくあせりのあまりよけいなことをしようとしてミスをやらかしていた橋本さん、そんな30代のほうが問題です。彼らは18~26歳(含む、宇佐美、平井、イグノ、佐々木、武井(→出てないけれど、出ていてほしいとどれくらい願ったことか)、星原)の若手に謝ったほうがいい。

やるべきことは「衰えが顕著な30代」を「やる気満々な若手」に切り替えることですよ。もう選択の余地はないはず。

ああ、来季が楽しみだなあ(やけくそ)

 いやはや。

もう10月が終わろうとしているではありませんか。

暑さが長引いたせいか、まだ秋になった気がしないのにもう11月。毎年「秋」ってこんなもんでしたっけ?

毎夏あちこちに贅肉がついて、秋にあわててダイエットをする、ということを繰り返していますが、今年はなかなかその気になれず太る一方ですわ。もうやけくそ。今から告別式に行くので冬用の喪服を引っ張り出して着たら、なんかきつい。22歳のときに親につくってもらった喪服なのですが、そのとき「年をとって体型が変わっても着られるように、余裕をもってつくっておくね」と言われたにもかかわらず、もうきつい。あ、もう「年をとった」時期に入ってますか、そうですか。

今日は遠方に出かけるのでKOにはまったく間に合いません。頼むからもうへろへろの試合はしないでほしい、とそれを願うばかりです。残り7試合。できるだけ悔いが残りませんように。

 

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