ランチョンマット

最後の晩餐は、ミシュラン三ツ星の豪華なディナーよりも、自分でつくった一汁三菜にしたい。おいしいものをつくりたい。おいしいものを食べさせたい。

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HPだったとき、日記には毎日の夕飯メニューを書きつづっていたのですが、「偽装疑惑!」とか「食べたものを書くのは下品」というご意見をいただき、しょぼーんとなってやめていました。

そしたら「あれが楽しみだったのに」「なぜ書かないのか?」という意見も多くて、というか、やめた方がいい、を上回ったので、再開します。

料理はやっぱり好きだし、食べることも好き。それに最近は外食よりも家で自分でつくって食べるものが一番おいしい、なんて感じる年頃になったので、おうちごはんの充実をはかる励みにするためにも、書いてみようかな、と。

さて、今年もまたアグ・デ・パンケ農園のおいしい野菜がどっさり届きました。

さっそくつくってみたのが(画像手前より)

①豚肉とピーマン、ズッキーニ、ピーリーフ(唐辛子やピーマンの葉だそうです)の中華炒め(豚肉は酒、卵の白身、塩、片栗粉をもみこんでしばらくおく。ズッキーニは乱切り、ピーマン(セリョリータ)も同じくらいの大きさに乱切り。鍋にゴマ油を熱し、輪切りにした長ネギと唐辛子としょうがを入れて香りを出し、豚肉を入れて炒める。いったん豚肉を出し、野菜をズッキーニ、ピーマン、ピーリーフの順番に入れていためて豚肉を戻し、豆板醤としょうゆ少々で味をつける)

②蕪とコリンキー(かぼちゃの一種)とミニトマトのさっぱりサラダ(スワンという品種の蕪は皮をむき、厚さ3ミリくらいに輪切り。ぱらぱらっと塩をふり、米酢と唐辛子とにんにくを入れたところに5分ほどつける。コリンキーは四つ割にして、厚さ1ミリほどに切る。トマト(アイコ)は四つ割。全部を蕪に合わせ、最後にオリーブオイルをさっとかける)

③焼きナス(薬味はしょうがだけで)

です。

夏は野菜がみずみずしい! できるだけナマに近い状態で、素材の味を生かした薄味にしています。

塩は炒め物には岩塩、サラダには石垣島の雪塩を使ってみました。

今年は仕事だけでなく、家庭内も正月からばたばたしていて上半期終了......って感じです。え? もう半年たっちゃった? いつ? いつ、そんなに時間が流れた? と誰かの胸倉をつかんで問いただしたい。誰かといっても誰もいないので、自分で自分のTシャツをつかんで、「いったい私はなにをしていたのよ、この半年に!」といってみました。

自虐プレイ。

おまけに7月に入っていきなり暑くなり、暑さに弱い私はすでに「はやく冬にならんかなあ」とつぶやく始末。

だもんで、今週末、いきなり「そうだ、北海道に行こう!」と決めました。暑いのはいやなんだもん。少しでも涼しいところに行きたいんだもん。何年ぶりかで、夏休みをとります。とるったらとるんだからね。しかも月末にしたよ。一番忙しい時期だ。締切前倒しだね。一ヵ月前の今から計画的に進めなかったら、たいへんそうだな。

決めると行動が早いのが、私のいいところなんだか欠点なんだか。行先は道東と決め(はやりの世界遺産、知床にいってみようかと)航空券を押さえ、ホテルも押さえ、レンタカーも予約しました。

ネットで調べているうちに、ひとつだけゆううつなことが。

私は北海道のごはんがどうも合わなさそうです。ホテル(っていうか旅館か?)の豪華御膳の写真を見て、げんなり。毛ガニ、ホタテ、食べられません。いくら、シャケ、ウニ、あまり好きじゃない。食事に期待しちゃだめだな、こりゃ。

 怒涛の締切ラッシュも、さっき4本入稿してなんとか峠を過ぎ(、、、、、過ぎたよね? ちょっと一息ついてOKだよね? ね? ね?)ひたすら思うのは「ヨガ行きたい!」です。はい。もう1週間行ってない。そろそろヤバイカラダになりつつあります。

 それはさておき、きのう副都心線にのったときに、W大学のどこかのサークルの男女数名の会話を聞くともなく聞いていました。

「おまえ、なんのバイトやってんだっけ?」

「居酒屋のホールだよ」

「どんな感じ?」

「めっちゃ忙しい。なんかさー、店長が仕事割り振るんだけど、あとのやつがぜんぜん働かなねーんだよ。で、オレばっか、めんどいことやらされてさ」(盛大なため息)

「どんなこと?」

「テーブルの片付けとか、飲み物つくったりとか、ゴミ捨てたりとかさぁ~」

「めんどいってかさ、それ、ふつうにホールがやる仕事じゃん」

「でもやってんのがオレばっかでさ、ほかのやつらは注文とったりとか、そんなんばっかやってんだよ」

「ほかの人もやってるけれど、忙しくて○○くんは目に入ってないんじゃない?」女の子が鋭くツッコミました。

たぶん、その女の子は気づいていたのでしょう。文句垂れている男の子が「オレばっかソンしている症候群」略して「オレソン族」だってことに。

オレといってみたけれど、女の子にも多いし、老若男女を問わず「オレソン族」はいっぱいいます。最近、ここ3年くらいで一気に増えているような気がします。

ワタシばっか働かされてワリ食っている。

オレ、気がいいから押しつけられて、さんざんこきつかわれて、おいしいところをみんなもっていかれてる。

そういったことをいう人がすごく多くなってきた気がします。

で、こういっちゃなんだけれど、オレソン族にかぎって、たいして働かない。視野が狭いせいか、気が利かない。被害妄想になっているので、敬遠されがち。

いやいや、私もオレソン節をとなえているかもしれない。気をつけなくちゃ。

忙しい、忙しいって言っている人ほど、オレソン族になりがちだもんね。

 

関係ない話。家事代行を家族にお願いしたんだけれど、一番役立ったのは長女でした。やっぱり一人暮らしを経験しているとちがうね。朝「あ、ゴミの日!」と思って飛び起きたらもう捨ててあったし、「パンがないから帰りに買ってきます」とメールくれるし、洗濯物はいつの間にか取り入れてたたまれているし、いや、助かった。この調子でしばらく忙しいことにしておこうかなぁ。

でも、ごはんは結局私がほぼ毎日つくっていました。

今日のヒットは「肉団子のトマトソース煮」小さな肉団子をあらかじめオーブンで焼いてから、たまねぎとトマトでつくったソースのなかに入れて煮込む、という簡単料理なのですが、これが自分で「うまい!」と言いたくなるおいしさでした。ニンニクたっぷりだったから、明日がこわいけれど。

5月に実家に帰ったとき、母がせっせと山椒の実をもいでいた。そういえばいつもこの時期に実山椒の佃煮(というのか?)をつくっていたっけ、とぼんやり見ていたら、今週末帰ったときに、さっそく冷凍された実山椒を「料理に使って」と渡された。

じゃこと一緒に煮たもの、ただ煮たもの、佃煮にしたものの3種類。

今日はさっそく、ただ煮ただけの実山椒をナスといんげんの煮物と、こんにゃくと鶏肉の炊き合わせに入れてみた。

香りが高くて、味がぴりっと引き締まり、ただの煮物がたちまち料亭の味になる。さすが「山椒は小粒で......」というだけのことはある。

じゃこと一緒に煮たものは、ほかほかごはんと一緒に食べるとおいしかった。

母から教わった味はいろいろあるけれど、季節のものはなかなかまねをしてつくることができない。

このトシになって、いまだにそうめんつゆを分けてもらい、いかなごのクギ煮は予約し、小茄子のからし漬けも実山椒は「ウチのもお願い」とねだって2家庭分つくってもらい、まつり寿司は行って食べることにしている。母が「もう面倒でつくれない」と言い出したらどうしよう。

 

フランス人の女の子のお母さんは医者で「疲れにはチョコレートが一番!」「精神的に落ち込んだときにはチョコレートをひとかけ」「医者の私が言うのだから、チョコレートの効能はまちがいない」と娘に言い続けたそうです。

なので、彼女が日本にやってきてから、毎月のようにチョコレートを送ってくれるのだとか。日本にもおいしいチョコレートがある、といっても、フランスのじゃなきゃだめと言い張るそうです。

私もおすそわけしてもらいました。あまりチョコレートは食べないのですが、なかなかBONでした。

「楽園・味覚・理性――嗜好品の歴史」ヴォルフガング・シヴェルブシュ著 という本の中に、チョコレートが薬として、また催淫剤として珍重(?)されてきた歴史が書かれていて、その後映画『ショコラ』を見てえらく納得。

太る、ニキビができる、アディクトになる、そんな恐れを抱きながらつまむチョコレートは美味です。

というわけで、フランスのチョコレートをありがたくいただいてエネルギーをつけ、がんばって仕事しようっと!

 

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(仏像に見守られてぐっすり眠る子ども。外は暑いが、仏殿のなかはひんやり)street.JPG

(並ぶ、並ぶ、歩道に屋台が並ぶ)

 

いってきました、1年で一番暑いというタイ、バンコクに!

蒸し暑くて、体力的にはきつい日程(2泊4日。1泊は機内)ではありましたが、楽しさは濃縮度300%くらいでした。

楽しかった理由の120%くらいは「ガンバが試合に勝って、アジアチャンピオンズリーグ予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメントに進んだから」でありますが、それ以外にもいろいろ楽しいことがありました。

バンコクは大都会ではありますが、観光地ではありません。だから暑さに負けずに出かけていくに足る観光物件は数少ないのですが、おかげでというか、観光地以外の場所がおもしろい! ふつうの人の、ふつうの暮らしが結局一番おもしろいものね。

おもしろかったものの一つが、歩道の光景でした。

同行した方が「タイの人はいったい歩道をなんやと思うてんねん!」とツッコンデいましたが、歩くのに苦労するほどそこいらじゅう屋台だらけ。歩道には屋台が並んでいるだけではありません。生活の場が歩道なのです。子どもが走り回り、犬がねそべり、男の人たちは涼みがてらなんかわからないけれど椅子と机を持ち出してボードゲームに興じ、女の人たちは屋台で働いていなければそこらへんに座ってぐでぐでおしゃべりしています。ときには歩道に持ち出した長椅子の上で昼寝をする人も。

昼寝といえば、人間も動物もみんなそこいらじゅうで昼寝しています。ワット・ポーという寺院では、黄金の仏様も昼寝。

一番かわいいと思ったのが、寺院の仏様たちに見守られながらぐっすり眠っている坊やでした。

つぎにおもしろかったのが、その歩道に並ぶ屋台でした。

しかも朝っぱらからもう並んでいる。夕方に同じところを通ったら、同じ野菜がいささかしなびて並んでました。朝早くから炎天下に並べておく意味は? と考える時点で日本人です。タイの人にいわせれば、長い時間並べていれば、たくさん売れるはずなのです。

でも食べ物には、ちょっと手が出なかった。40度近い気温のなかで、蠅がぶんぶんたかっている茶色に変色した肉を、排気ガスにまみれながらおばさんが真っ黒な手で切り、チョコレート色に変色した一切れをすぐそばの犬に投げ与え、残りを油まみれの真っ黒なフライパンで刻んだ野菜と麺一緒に炒め、バケツの泥のような液体のなかにつかっていた白い皿の水を切ってから盛り付ける一部始終(といってもたぶん3分くらい)見て、「無理」と思い、自分が清潔志向の日本人であることを自覚しました。

以前に中国では屋台でつくっているシャオロンポーを食べたことがあるんだけれど、別におなかはこわさなかった。でも今回は「たぶん、これ食べたら無事には帰れないな」と思ってしまい。あああ、私もヤワになってしまったわ。

屋台では食べ物だけでなく、服、雑誌や新聞から中古の家電製品まで売っています。どれも安い! どれも安っぽい! 中古の、というよりぼろぼろのテレビが日本円にして2万円くらいで売られているのを見て、しばらく「ほんとにうつるんかいな?!」と考えこみました。

もうひとつおもしろかったのが、タイの人のあいまいな笑いです・

目が合うと、「ビミョー」って感じの笑いを浮かべます。しゃべるときも、ビミョーに笑います。ガイドさんのしゃべりでは、語尾が必ず一人笑いで終わるので、何をいっているのか、何をいいたいのかよくわかりませんでした。

「これ、おいしいと思います...ふふふ。お口にあうかどうかはわかりませんが...ふふふ。私は好きです...ふふふ」

思わず聞きに行きましたよ。「おいしいんですか、おいしくないんですか?」

「おいしいかもしれません...ふふふ」

やっぱりわかりません...ふふふ。

ガイドさんは本職は占い師だそうです。

「細木数子さんよりあたるよ...ふふふ」だって。あたらなさそう...ふふふ。っていうか、何をいわれたのか理解しづらそう...ふふふ。

もう一つ、バンコクは人種、文化のミックスゾーンなのだということも知りました。タイ、中国系、インド系、アラブ系、そして日本人が混じりあっていて、看板もタイ語だけでなく、中国語、英語、日本語の表記が入り乱れています。服装もいろいろで楽しかった。

旅の最後にやっと、ありがとう=コップクンカーを覚えました。

男言葉と女言葉があることもやっと理解しました。こんにちは=サワディカーは女言葉。男言葉ではサワディカップというそうです。

タイ、というかバンコクは東南アジアの中心地のひとつで、いかにもアジアらしい熱気にあふれた街でした。

試合観戦なしでもう一度遊びに行く気にはなかなかならないけれど(暑いのが苦手なのです)。

今朝、バンコクから帰国。いま関空で羽田行きフライトをまっているところです。タイは立っているだけで汗がにじむ湿度と気温でした。バンコクは30年前に行ったことがあるのですが、激しく変わっているところと、たぶん何も変わっていないところが混在していて興味深かったです。高層ビルが林立し、高速道路が走り、車の台数が驚異的に増えているのが変化したところ。一方、雑ぜんとした街並みと、親切な人々は変わっていませんでした。詳しいことと画像は後ほど。そろそろ搭乗です。

連休がちっとも連休の気分がしなかったのは、たぶんゴミ捨ての日が変わらなかったからです(違)

とりあえず連休明け締切はクリアしたぞ。

GW中はずっと晴れるようなことを言っていたウェザフォカストくん。見事にだましてくれました。

でも最後の日の今日は五月晴れとはこういう天気だといわんばかりの晴天。

さて、今日からバンコクにいってきます。

トムヤンクンを食べに...というのは20%くらいの理由です。

ここしばらくタイ料理を食べていなかったので、調べてみました。あまり辛くないタイ料理がないかな、と思って。

調べてショックだったのが、海産系を使った料理が多いこと。海産物があまり得意でない、というか、アレルギーで食べられない私にはちとつらそう。

なので海外旅行ではめったにしないことながら、荷物のなかに食料品を入れましたよ。おせんべいとかパンとか。

それではいってきます! 金曜日の朝には帰ってきます。

ここでいうのもなんですが、メールは全部読めますが(私のケータイは海外対応)、お返事ができないのであしからず。

今日はゴーセイな残り物そうざらえの夕飯。

昨晩まで夜に出かけることが続いたので、カレーとポトフを具を変え、ルーを変えて火入れし、3日間にわたって食べ続けてきました。食べたのは9連休だか10連休のおもに夫ですが。

で、今日やっとカレーが完売。

でもポトフはまだあまっている。

じー(鍋のなかを見つめている)

おもむろにベーコンとソーセージを出し、くたくたになった春キャベツとたまねぎとセロリとトマトとじゃがいものなかに赤パプリカを刻んだものを入れてしばし火を入れ、さましてミキサーにかけてみました。

うん、うまい! 赤い色もきれいな野菜ポタージュのできあがりです。

あと蒸し鶏のレタス巻き。

鶏手羽とカブの煮物。

鱈のムニエル、野菜炒め添え

ひさびさにまともなごはんを食べた気がしました。

 

つくりながら、帰宅した娘(カレンダーどおりに出勤している)に「あたしさー、ユーロに行きたいんだけれど、どう思う?」と聞きました。

「行きたいのなら、行ったほうがいいよ」と一言。

「でもさー、お金が厳しいんだよね。あと仕事のスケジュールが厳しい。行ったら忙しくて死ぬかもしれない」

「でも行きたいんでしょ? ママは行きたいって思ったら行っちゃう人じゃない」

そ、そうだよね。ああ、ほんとそうなんだけれど......迷うなあ。

野菜のなかで好きなもののたぶん5位以内に入るのが、春キャベツです。

だからいまの季節はとてもうれしい。

といいながら、私のレパートリーにある「春キャベツ料理」はあまり多くない。

春キャベツのロールキャベツ(って、ふつうにロールキャベツですが)

春キャベツのコールスロー(って、ふつうにコールスローですが)

春キャベツと春野菜と豚肉のあんかけ(最後を黒酢のあんでしめるとうまいです。野菜も肉もすべて湯通ししておいて、最後にまぜてあんかけにする)

春キャベツのリゾット(きのう食べました。NHKのきょうの料理でやっていたので、つくってみたらンマーでした)

春キャベツのミネストローネ

春キャベツの一夜漬け(って、ふつうに一夜漬けなんですが)

春キャベツの豚肉の重ね煮

............

別に春キャベツじゃなくてもいいものばかりですが、春キャベツでやるとおいしいんだもん。

 

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 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
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