訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
フランツ・フェルディナンドの世界グルメツアー
アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。
ニューヨーク一うまいドーナツ、イングランド北部サウスシールズでサビロイ・ディップ、スペインのサンセヴァスティアンではピンチョス、シドニーでは淡水ザリガニ、オランダ、ユトレヒトではパンケーキ、ロンドン一うまいカレー、そして大阪でフグ、新幹線内で幕の内弁当(「日本では汗(ポカリスウェットのこと)を飲むんだぜ!」と驚くスコットランド人)、メルボルンではお菓子通り(そんなものがある! しかもスイーツ列車が走っているそうだ)、シンガポールでナシ・レマ、リスボンでアゼタゥン・チーズ......食べまくること51品。うまいものもあれば、すぐ吐き出したくなるものもあり。ミシュラン二ツ星レストランから香港の屋台まで、網羅する味と料理は「ワールドクラス!」音楽の話やバンドのツアーのエピソードも楽しい!巻末のレストランガイドは旅先できっとお役に立つはず。
「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」実川元子訳
早川書房
1470円(税込)
ヒトのメスにしかないふくらんだ乳房。この器官は古代においては母なる大地に捧げる信仰のシンボルとしてあがめられ、世界各地で芸術家を刺激して彫像や絵 画に描かれ、ときには陰謀や犯罪の原因ともなってきました。女にとっても男にとっても、欲望と羨望の対象であり、悩ましくもいとおしい乳房が、いま世界中 でおかしなことになっています。ずばり言えば「巨乳願望」によって。おっぱいは大きいほうがいい、それも折れそうなくらい細身の身体にスイカップがついて いるのがいい、という世界的な風潮により、年間推定百万人近くが人工乳房の手術をしているというこの現状。 生まれながらにHカップのジャーナリストが、巨乳をめぐるビジネスの最前線に体当たりで斬りこんでいくルポです。
「女の子のための仕事ガイド」シリーズ理論社
しごと応援団編著
娘たちを見ていても思うのだが、仕事をすること、社会に出ること、そして大人になることについて、不必要に身構えてしまっているところがあるいまどきの中高生。
やりたい仕事を見つけて、自分の稼ぎで食べていくのは、たぶん人生における最大に近い喜びだと思うんだけれど、そんなにたいそうなふうに考えないでもいいんだよ、という気持ちをこめて贈るシリーズ。
第1巻 人の役に立ちたい 教育・医療・福祉・法律の仕事
第2巻 「人をきれいにしたい」 ファッション、デザイン、美容、フィットネスの仕事
第3巻 「語学を生かして、世界で働く」 国際関係、旅行、語学、ビジネスの仕事
第4巻 「おいしいものが好き」 食の世界で働く。つくり手、調理、食の演出、販売の仕事
第5巻 「人を楽しませたい」 放送・エンタテインメント・広告・レジャー
第6巻 「暮らしを支える」 金融・行政・建築・不動産




「受けてみたフィンランドの教育」
実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)
でへへ、と照れるしかないのですが、娘との共著です。
というか、私はほんの添えもの。ほとんどを娘が書いています。
教育のこと、留学のこと、フィンランドのことに興味がある方は、ぜひお手にとってごらんください。
書店に並ぶのは来週、12日以降になります。
アマゾンでもまだ出ていません。
今日見本が届いたので、ひと足早く宣伝させてください。
(帯に編集者が書いたものをそのまま引用します)
日本の中高一貫進学校に通う普通の女子高生が
世界一の教育を体験した
塾もない。偏差値もない。
なのに世界一。なぜ?
子どもを留学させようと思っている親への解説付
高校時代に留学するとはどういうことなのか
フィンランドの公立高校に一年間留学した娘と
その母親の両方の立場から書かれた本です。
留学の準備から、在籍高校との調整、帰国後の進学・就職まで
親子が知りたい情報が満載!
世界一には理由があった!
☆英語は書かせることに始まり、書かせることに終わる
☆「勉強する」ことは「読む」ことである
☆プレゼンテーションから自分を表現することを学ぶ
☆わかっていないまま、進級することのほうが恥である
☆塾はない。しかし、授業中は徹底的に集中する
☆年齢に制限のない社会が生む受験のない世界
娘が帰国したときに、フィンランドの学校での話をいろいろと聞いておもしろいな、と思っていたのですが、まさかそれが本になるとは思っていませんでした。
娘は「書いてみませんか?」というお話をいただいたときに「自分に本なんか書けるのか?」と半信半疑だったのですが、「それじゃとにかくやってみます」としこしこ1年近くかけて書きました。
私が手を入れた、と思われるかもしれませんが、編集者に「お母さんには見せないように」といわれた娘は、読まれるのがいやだってこともあって、ついにゲラになるまで私に見せてくれませんでした。
でもって、ゲラで私がせっせと直したら、編集者に「妙にうまくなってしまうのはよくない」と私の直しはいっさい無視されてしまうことに(とほほ)。
なので、えーっと、私は娘の書いたものには関与していません。いいわけのようですが、ほんと、彼女が独力で書き上げたものです。
なるほどね、「うまく書こう」とか変に気負わないで、感性で突っ走って書き上げた文章には勢いと力があるんだな、と思いましたね。
親バカちゃんりん(死語)ですが、くすくす笑えるところも、ほろっとくるところもある、新鮮な留学体験記です。ぜひ読んでやってください!!
(画像は表紙です。帯に娘の顔写真が入っているのですが、「ぶさいく!」とあまりに嘆くので、帯なしでいってみます)
実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)
でへへ、と照れるしかないのですが、娘との共著です。
というか、私はほんの添えもの。ほとんどを娘が書いています。
教育のこと、留学のこと、フィンランドのことに興味がある方は、ぜひお手にとってごらんください。
書店に並ぶのは来週、12日以降になります。
アマゾンでもまだ出ていません。
今日見本が届いたので、ひと足早く宣伝させてください。
(帯に編集者が書いたものをそのまま引用します)
日本の中高一貫進学校に通う普通の女子高生が
世界一の教育を体験した
塾もない。偏差値もない。
なのに世界一。なぜ?
子どもを留学させようと思っている親への解説付
高校時代に留学するとはどういうことなのか
フィンランドの公立高校に一年間留学した娘と
その母親の両方の立場から書かれた本です。
留学の準備から、在籍高校との調整、帰国後の進学・就職まで
親子が知りたい情報が満載!
世界一には理由があった!
☆英語は書かせることに始まり、書かせることに終わる
☆「勉強する」ことは「読む」ことである
☆プレゼンテーションから自分を表現することを学ぶ
☆わかっていないまま、進級することのほうが恥である
☆塾はない。しかし、授業中は徹底的に集中する
☆年齢に制限のない社会が生む受験のない世界
娘が帰国したときに、フィンランドの学校での話をいろいろと聞いておもしろいな、と思っていたのですが、まさかそれが本になるとは思っていませんでした。
娘は「書いてみませんか?」というお話をいただいたときに「自分に本なんか書けるのか?」と半信半疑だったのですが、「それじゃとにかくやってみます」としこしこ1年近くかけて書きました。
私が手を入れた、と思われるかもしれませんが、編集者に「お母さんには見せないように」といわれた娘は、読まれるのがいやだってこともあって、ついにゲラになるまで私に見せてくれませんでした。
でもって、ゲラで私がせっせと直したら、編集者に「妙にうまくなってしまうのはよくない」と私の直しはいっさい無視されてしまうことに(とほほ)。
なので、えーっと、私は娘の書いたものには関与していません。いいわけのようですが、ほんと、彼女が独力で書き上げたものです。
なるほどね、「うまく書こう」とか変に気負わないで、感性で突っ走って書き上げた文章には勢いと力があるんだな、と思いましたね。
親バカちゃんりん(死語)ですが、くすくす笑えるところも、ほろっとくるところもある、新鮮な留学体験記です。ぜひ読んでやってください!!
(画像は表紙です。帯に娘の顔写真が入っているのですが、「ぶさいく!」とあまりに嘆くので、帯なしでいってみます)
世界の作家32人によるワールドカップ教室白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子
2006年ドイツW杯に出場する32カ国について、世界的に有名な作家やジャーナリストが書いたエッセイを、サッカー好きの翻訳者8人が訳し、サッカーが盛んな清水出身でエスパルスのサポという編集者がまとめた本。
サッカーについて書かれた、というよりもサッカーを通して世界を見る視点を得る内容で、監訳者である越川芳明氏があとがきで書いているように「ある意味「現代世界史」として読める」のである。
どの国を読んでも「ほほ〜そうだったの」と驚きがある。私はスウェーデン、パラグアイ、コートジボワール、セルビアモンテネグロ、チェコを担当。訳しているうちにがまんできなくなって、ドイツ観戦ツアーを敢行することになりました。
あきらめること あきらめてはいけないこと文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
私生児だったことから生まれた直後に養子に出され、軍医となってベトナム戦争に従事し、疑問を覚えて軍をやめて反戦運動に身を投じ、その後精神科医とな り、結婚して子どもができたものの長男は自殺、次男を白血病で立て続けに亡くした......という不幸のテンコ盛りの人生を歩んできたリヴィングストン博士が、 それでも前を向いて生きていく術を教えてくれる人生指南書。中年になって先が見えてきたとき、何をあきらめるべきなのか、反対にあきらめていけないことは 何なのかを考えるのにいい。
私をふった5人の男--元カレをめぐる旅スーザン・シャピロ著
早川書房
訳:実川元子
著者のスーザン・シャピロはアメリカの人気ユーモア作家。有名なコメディ・ライターの夫がいて、キャリアも十分、表面的には完璧「勝ち組」なのだが40歳 を目前にして「子どもがいない」「小説が出版されない」ことで落ち込み、「自分の人生、これでいいのか?」と悩んでいる。そんなある日10年間会ってもい なかった元カレのブラッドから電話が! 自分の著書をどこかに売り込んでもらいたい、という図々しい依頼にもかかわらず、思わず心が浮き立ってランチに 誘ってしまう。ブラッドとの再会をきっかけに、スーザンは「これまでつきあった恋人全員に会ってみよう」と思い立つ。聞きたいことはただひとつ。「なぜ私 たちは別れてしまったの?」「別れたことは正解だった?」傷ついたり傷つけたりしながら元カレをめぐる旅は5人全員に会うまで続く。60年代、性解放の時 代にティーンエイジャーだった女の子が、キャリアを持ち、家庭を持ち、それでも満たされない何かがいったい何なのかを求めて過去の恋愛にその答えを見つけ ようとする、という見方もできるエッセイ。
さて、あなたは元カレ/元カノと会いたいですか?
会う勇気がありますか?(私はないかも)
会ったら何を話したいですか?
星と呼ばれた少年ロディ・ドイル著
ソニー・マガジンズ
訳:実川元子
「ぼくの名前はヘンリー・スマートだ!」1901年、アイルランドのダブリンのスラム街で生まれた少年は、星を見上げるたびに大声でそう叫ぶ。娼婦宿の用 心棒をしている父は犯罪に手を染めて警察に追われて姿を消し、貧困に押しつぶされた母はアル中となってやはりどこかに消えてしまう。幼い弟の手を引いてス トリートチルドレンの一人となったヘンリーは、ありとあらゆることを経験しながら生き延びていく。やがてアイルランドは大英帝国からの独立を求めて戦いを おこし、ヘンリーもいやおうなく歴史の流れの中に巻き込まれていった。
アイルランドを代表するブッカー賞作家、ロディ・ドイルが全力を注ぐ3部作、"The Last Roundup"の第一冊目である本書は、ヘンリー・スマートの生まれる前から20歳までを描く。スラムに生まれた一人の男が、アイルランドという国の誕 生に立会い、それなのに国を追われ、それでもアイルランドとともに生きていく、その生涯を描いた3部作の幕開きである。
ザ・ハウス・オブ・グッチサラ・ゲイ・フォーデン著
講談社
訳:実川元子
グッチについて、高級ブランドビジネスについて、、ファッションについて、、よぉくわかる本。グッチ3代目のマウリツィオ・グッチが何者かに殺される殺人 事件で幕を開けることに象徴されるように、世界的なファッション・グランドには最後の最後までなまぐささがつきまとう。老舗ブランドが世界的なマーケット に売ってでるときには、陰謀あり、狂気あり、愛憎ありのどろどろのドラマが展開されるもの。グッチ80年の歴史をイタリア在住のアメリカ人ジャーナリスト が長年にわたる密着取材でみごとに描ききっている。買って読めば、あなたもブランド通になれること請け合い。



