書籍紹介

訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
book_barbie.jpg『バービー・クロニクル』
ヨナ・ゼルディス・マクダナー編
早川書房
野中邦子・藤田真利子・実川元子訳

御存じあの「バービー人形」についてのさまざまな論議、論争を25人のライターさんが寄せています。たかが人形、されど人形。この人形が社会や個人にどんな影響を与えつづけているかが、興味深く描かれています。

「ココ・シャネル」

| 書籍紹介
「ココ・シャネル」 理論社
「こ んな生き方がしたい」という中高生向け女性もの伝記シリーズの1冊。シャネルについてはずいぶんたくさん本を読んでいたので、この仕事が来たときはとても うれしかった。ファッション史の中のシャネルについてではなく、仕事をする女としてのシャネルのすごさにスポットをあてた本。「生きること、それは仕事を すること」。シャネルのこの言葉を、私も座右の銘としたい。

「お受験」

| 書籍紹介
「お受験」 片山かおる 文藝春秋
はじめてのルポもの。片山かおるのペンネームを使った。長女の小学校受験体験をもとに、子どもを私立・国立小学校受験させたお母さんたちやお父さん、本人た ちに話を聞いた。結構なまなましい話で、取材するのも書くのもなかなか疲れた。おかげさまでというのかどうか、ただいま3刷。1999年11月に文京区で 起きた「お受験殺人事件」のときには、この本のおかげで何件もの取材を受けた。

「男たらし論」

| 書籍紹介
「男たらし論」 平凡社 1400円
ネッ トで知り合った5人の女性の共著である。男を誑しこめるくらいの気概がないと、女もダメよね、というひと言がきっかけだ。映画、広告、セックスにみる男の 誑し方、男を誑した女たちの系譜、男を誑す服装など多岐にわたっている。私は男誑しになるためのお金の稼ぎ方、使い方の話を書いた。翻訳家の野中邦子さん が発起人となり、中心になってまとめて完成し、盛大な出版記念パーティーもした。余談だが、私はこれ以外に出版記念パーティーをしたことがない。恥ずかし いけれど、楽しいものだった。

「完全なるお見合い」

| 書籍紹介
「完全なるお見合い」
KKベストセラーズ


「お見合いは結婚願望者の強い味方」。それを旗印にお見合いのノウハウから実話を並べた本である。日本全国のお見合い模様やら、お見合いのマナー、お見合い向 けのファッションまでを取材して書いた。編集者が大いに乗って作り、彼女はこれをきっかけに「絶対に結婚する!」と宣言していたが、まだ一人らしい。

「まんがの服ぶくろ」

| 書籍紹介
「まんがの服ぶくろ」
モード学園出版局

はじめての本です。「マンガは世相を映す鏡だと言われるが、それならばマンガの中のファッションは、時代をきらきらと反射させている万華鏡だ」とまえがきに書いているとおり、人気漫画の登場人物のファッションを、あれこれ分析して好き勝手なことを書いています。いま読み返すと赤面しそうにヘタクソで欠点だらけですが、私にはとてもかわいい。ただ、1992年刊でもう絶版かも。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

新刊 世界の作家32人によるワールドカップ教室

白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子

新刊 あきらめること あきらめてはいけないこと

文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ