書籍紹介

訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
book_raffa.jpg「愛ってめんどくさい」
ラファエラ・アンダーソン著
ヴィレッジブックス
実川元子訳

ラファエラ・アンダーソンは18歳のとき、処女でハードコアの世界に飛び込んだ。 理由? 自立したかったから。父親や兄たちに意味もなく殴られる生活におさらばし たかったから。デビュー後たちまちポルノ界のトップスターになったラファエラだ が、4年後につらくなって「隠退」した。本書はその4年間を逐一つづった手記であ る。現場で働いた女性から見たヨーロッパのハードコア・ポルノの世界は明暗二つの 面を持っている。暗い面では、お金をめぐるいざこざ、人種差別、男女差別 、プロ デューサーと寝なくては仕事にならない性の奴隷制度、どんどんハードになる内 容......等など人間の醜いところがむきだしだ。だがラファはいやなことばかりじゃな かった、と言う。いい仲間もたくさんできたし、人から認められる喜びも味わった し、いろいろな国に旅行できていいこともたくさんあった。何よりも、自分で稼いだ お金で自由に生活できることはすばらしい。そんなラファのたくましく、でも少し悲 しいポルノ女優生活を味わってみてください。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

新刊 世界の作家32人によるワールドカップ教室

白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子

新刊 あきらめること あきらめてはいけないこと

文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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