書籍紹介

訳したのは、書いたのは、私だけれど、本は大勢の方たちとの共同作業。だからこそ、どの本もいとおしい。これからも長く愛される本にかかわっていきたいです。
los.jpgロサンゼルスの魔力--伝説のホテルから始まるミステリアス・ツアー
A.M.ホームズ著
早川書房
訳:実川元子

 NY在住の作家(女性)が、ナショナル・ジオグラフィックから「どこでもいいから好きなところに行っていいよ。旅費、滞在費全部持つから。条件はそこについての本を書くこと」という信じられないほどおいしい話をもらい、選んだところがロサンゼルス。
 同じアメリカでも、NYとロスじゃ異国のようにちがう。旅行客だって歩いて回れば気分はニューヨーカーになれるNYとは対照的に、ロスは車でなければ移 動不可能だし、だだっぴろくて住民でさえも街の全貌がつかみきれない。何を見て、どこに行けば、「私はロスに行ってきた」と言えるのか。そんな茫漠とした ロサンゼルスにやってきた著者が、名門ホテル、シャトー・マーモントに滞在し、地震について、ロスのユダヤ人について、ロスの老人について取材し、考えま す。ある意味不思議なロス体験。
 巻末の海野弘さんのエッセイがとてもおもしろいです。というか、これはアメリカの一面を知る上で必読!

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

新刊 世界の作家32人によるワールドカップ教室

白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子

新刊 あきらめること あきらめてはいけないこと

文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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