装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

ROSE(2).jpg
先週、髪を切りました。

うしろは15センチほど切り、顔側は20センチ近く切ってボブになるようにしました。

かなり長かったので、それだけ切ってもあまり変わらないといえば変わらないかもしれません。

それにしても、家族の誰ひとり気づかないとはいったいどういうことでしょうか? 人のヘアスタイルに関心が高い娘たちでさえも、私が「切ったんだ」というまで気づかない。はぁ~。

 

それはともかく、先日新聞で、女性のヘアスタイルについてコメントすることでさえセクハラになる、という記事がありました。セクハラになるコメントって、どういうのなんだ?

それで思うのは、男性、いや、日本人男性は女性の外見を褒めるのがとても下手だと思いますが、なかでもヘアスタイルについてのコメントは、褒めてるんだか、からかっているんだか、それとも変だよと注意しているんだかわからないものが多い。じゃなく、そればっかりだ。私はこれまでの人生で、ヘアスタイルについての褒め言葉で、男性から何かしらまともなコメントをもらったことがありません。少なくとも記憶にない。

たぶん、男性は女性の顔は見ても(脚や胸に目がいっても)、髪にまで目がいかないんじゃないかと思います。で、たまに上のほうまで目がいって、自分の記憶にある印象とちがうとあせる。何か変化があったんだ、と考える。でもその変化が好ましいものなのか、それともマイナス方向の変化なのか判断がつかない。加えて、変化が長短、カール、色程度しか思いつかない。しかも以前の記憶とあまりにも大きくちがっていないかぎり(真っ黒が金色になっているとか、坊主になったとか)「何か変わった」という認識で終わってしまう。

つまり、大多数の男性は女性の髪型なんてどうでもいい、とまではいわないまでも、あまり関心がないのだと思います。だから、男性に「女性の髪型であなたの好みは?」という質問を投げかけても、旧態依然というのか、誰もが同じことをいいます。「さらりとしたロングヘア」。はぁ~。

だから、女性のヘアスタイルをうまく褒めることができると、男性はポイントを稼げます。

それでは、セクハラにならずに女性の髪型を褒めるにはどうしたらいいか?

「似合っている」「いいね」は無難ですが、そんな褒め方では「そう? ありがと」で終わってしまいます。言い方によっては「気持ち悪い」と思われてしまうかも。

私の場合は、まず変化に気づいてくれること、どんな変化なのか的確に指摘して「前もよかったけれど、今度のヘアスタイルはもっとおしゃれな感じだ」とか「思い切ったね」と変わったこと自体を褒めてくれることです。

とまあ、言いたいことを言ってみました。誰も髪を切ったのに気づいてくれないから。

 

昨日やっと仕事納め。今日は掃除と買い物。なんかもう、すごく疲れています。正月が来る前にこんなに疲れていていいのだろうか?

画像は相変わらず凝っている「3分スケッチ」で、お正月用に飾ったバラの花のスケッチ。すごく変わった色と形が気に入って「これを中心にして、パープルのチューリップをあわせて」と頼んだら、花屋さんが「お正月だから縁起をかついでバラは7本に、松もいれましょう」とつくってくれました。えーっと、スケッチはむずかしいです。

ロングコート

| 装う快楽 | コメント(0)
東京は季節も昼夜も失っているメトロポリスです。

真夏でもブーツをはけるし、真冬でもタンクトップが着られる。

だからコートはもう必要ない、と思っていて、7年前にヘルムート・ラングの膝上丈のコートを清水買いをして以来、手を出さないでいました。

ところが先日、ウチの近所の小さなセレクトショップがバーゲンをしていて、妹と一緒に襲撃(まさに猛禽が肉をあさるごとく)したとき、以前からずっと迷っていたロングコートを購入しました。

ニューヨークのデザイナーの作だそうです。キモノのような打ち合わせの襟元がポイントで、ベルトでしぼらないとゆるいAラインで広がります。ベルトをしてもよし、しなくてもよし。シルエットが美しい。

こまかいグレンチェックでのウール地で、膝下10センチくらいまであります。この丈のコートは30年前に流行ったとき以来もっていません。

薄手なので、冬の寒さを感じさせないメトロポリスで地下鉄に乗っても汗をかかないですみます。

ただ、気温が5度を下回ると寒い。マフラーをまかずにはいられません。

しばらく着て歩いて思ったのは、これをコートととらえてはいけない、ということです。

コートとドレスの中間くらいに位置するはおりもの。マフラーやストール、太いベルト、ブーツ、アクセサリーなどをプラスして完成する服なのだということ。

だから楽しいんだけれど。

 

ヘタクソですが、スケッチを載せてみます。

先日「カラースケッチも3分」(山田雅夫著 光文社新書)という新書を書評し、スケッチを描いてみたくなって即12色色鉛筆を買ってきました。まだほとんど描いていませんが、来年は着るもの、食べるものをスケッチしていきたいなと思っています。

 

coat(3).jpg

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。

新刊 「堕落する高級ブランド」

「堕落する高級ブランド」
ダナ・トーマス著
実川元子訳
講談社

新刊 100歳までの人生戦略

「100歳までの人生設計」
エリック・プラスカー著実川元子訳
WAVE出版
先進諸国では100歳人生は当たり前になる!100年も生きられる!とポジティブに発想を切り替えて、100年間を元気に充実した時間にするための健康、人間関係、仕事と経済力について、カイロプラクターの著者がアドバイス。長寿はやはりめでたいことなのだ、と思いなおせるはず!

新刊 「クリエイターになりたい」

女の子のための仕事ガイドシリーズ 第8巻
文章、絵、音楽、コンピューターの4分野にわたって、それぞれにかかわる仕事をインタビューと「どうすればなれるか?」の2本だてで紹介しています。一流の仕事をしている(もしくは志している)女性たちの言葉は、きらきら輝いています。写真が増えて、ますます読みやすくなりました。中高生向けですが就活の大学生にもぜひ読んでもらいたい。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

NEW ENTRIES

since2000.5.19.
カウンタ