装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

サングラス

| 装う快楽 | コメント(0)

どーしても欲しくて、お取り寄せしてしまったサングラス。

インドのデザイナーさんがつくっているとかで、メガネクリーナーがインドチックです。

娘に見せたら「うわっ! 派手! オカマに好かれそう」という感想が。

でも、ほぼひと目惚れだっただけあって、なんだかとてもうれしい。

夜なのにかけてたりして。

赤いのはメガネケース。ハート型です。

箱のデザインもかわいい。飾っておきたい。

MANISH.JPG

最近、エコロジー、とか、地球を守ろう、とか、いますぐできる環境への取り組み、とか聞くと、ハッと身構えてしまうジツカワです。めずらしく昼から更新です。

さっき、TAKEACTION2008なる興行案内を見て、なんともいえないカネの臭いかほりをかいでしまったもんですから。

http://www.takeaction2008.com/awareness/

いや、エコロジー、重要な問題ですね。

私も買い物袋は持参するし、電気はできるかぎり消すようにしているし、車には乗らないし(そもそももっていないんだが)、水道はほそぼそと出すし、お風呂のお湯は掃除に使うし、ガス台の五徳の真ん中に鍋をもってくることを気をつけています。でも別にそれははやりのエコロジー運動にのっかっているからじゃないなあ。1950年代生まれは、親からしつこいほどいわれて育っているんですよ。

「暮らしの始末」

ってことをね。

小さいころにちょっとでもムダなことをするたびに私は何回親と祖父母からどつかれたことか。

「もってえねーことするじゃねえ。みっともねえ」(おきゃーま弁です)

女も男も「始末のできない」人間は、まるで人格欠損者のようにののしられたものでした。

で、いまはやりのエコロジー。

「始末」というささやかだけれど基本的なしつけの精神からかけ離れて、商売の道具になってやしませんか?

カネで地球が変えられる、と思っている、およそ始末のココロからほど遠い人たちが、「地球にやさしい」ことをカネもうけの道具にしている気がする。

超高級車を乗り回し、超高級リゾートでヴァカンスし(たいてい未開発の自然という名前の開発途上国にある)、超高級食材を食いまくり(あやしげな高級農園でとれたエコ野菜とか)、超高級ブランドの服を着ている人たちが「地球にやさしいことしましょう」っていっても、あやしさしか漂わないんですが。

ま、いいけど......と箒とちりとりでエコな掃除をするビンボーくさい私なのでした。

TOKYO BOPPER

| 装う快楽 | コメント(0)

今日から大学の授業が始まりました。

新学期の初日は、教室を探してうろうろするのが恒例です。狭い敷地内に建物がいくつも詰め込んであって、12号館の隣に4号館があったりするので、ワケわかりません。しかも入口が正面ではなく側面にあったりするので、ますますワケわかりません。あれこれ歩きまわって教室にたどりついたら、PC接続のテレビではなくて、用意していたPOWER POINTは使えず。へた~。教室を来週から変更してもらうことにしました。また来週もあちこち探し回りそう。

それはともかく、今回の講義は「着てはいけない服、見せてはいけない身体」というタイトルで、タブーからファッションと身体を考える、という内容です。人種、宗教、社会階層、年齢、性別などによって衣服と身体のタブーはどう存在しているかを考えます。などとエラソーなことをいっていますが、つきつめると「あなたのその服、その身体、いったいどうしてそうなの?」ということです。

最初に「生まれてからはじめて親ではなく、自分で買った服はなんですか? またそれはいつでしたか?」という質問に答えてもらいました。小学生→中学生→高校生の順番に多くて、みんな子どものころから自分のやりたいカッコがある子たちなのね、最近は。

なかに「TOKYO BOPPERの靴が最初」といった女の子がいて、思わず「あ、私も好き。持ってる」といってしまいました。

私以上に長女が大好きで、いったいあの人はTOKYO BOPPERを何足もってりゃ気が済むんだ、という勢いでもってますがね。私? 私は3足。十分か。

まさか学生と靴バナシで盛り上がると思いませんでしたよ。

そろそろ春夏ものの靴がほしいです。今年は緑を買いたいなあ。

 

春夏冬と休みになるたびに我が家恒例となりつつある「外国人ホームステイ」が今春もありました。

フィンランドからアンニという娘の友人がやってきたので、彼女を連れて大阪に帰省してきました。

大阪の地下鉄に乗っているとき、彼女が指摘しました。

「東京の電車のなかは静かだけれど、大阪はしゃべり声がすごく聞こえる。なぜ?」

そういえば、そうかも。

大阪の人たちは電車にかぎらず乗り物のなかでよくしゃべってます。それも結構大きな声で。一瞬、ケータイかなと思って振り返ったら、そうじゃなくて隣の人としゃべっている。

私はよく乗り物のなかで話しかけられます。服や持ち物について聞かれることもあれば(「変った時計してはるなあ。どこで買うたんですか?」「そのカバン、ええねえ。よう似合うてはるわ」とか)、ええ天気やなあ、電車遅れてるなあと世間話のノリで同意を求められることもある。阪神電車を使うので、阪神タイガースについての情報交換もよくあります。東京では一回もありません。

大阪がいい意味で(悪い意味でもかな?)田舎だと思うのはそんなときです。

 

腹囲をはかって、メタボリックと診断されたら健康指導を受けるそうです。

は~。厚生省はいったい何をやりたいのでしょう?

おなかがぼてっとしていたって、本人が「私は元気です」というのならいいじゃないの。自分がひっかからないからいうわけじゃないけれど、ほんと、太っているからって「指導」というのはすごくいやだ。放っておいてほしい。そうやって「病人」(未病人か?)を増やしてどないすんねん。

ジムに通って眺めていると、「健康のために運動しなさい」と厚生省におせっかいされるような人は、ジムにはほとんど見当たりません。5回通って1人見るかどうか。たいていは、なんかやたらとむきむき、はつらつ、ガンガン行こうみたいな人ばかり。つまり、ジムに通う人は「健康のため」というより、もっと別の意識が働いてのことだと思うのです。ま、私もですが(汗)いくら他人やおかみに命令されようと、運動したくない人はしたくない。お金払ってマシンの上をねずみみたいに走るのは、「健康のため」だと思ったらとてもできるもんじゃないです。

父が「身体を医学がコントロールできると考えるのは、人間のごうまんや」といいます。メタボで病気を増やし、太っていることが「自分の体をコントロールできない」と自己管理能力にまでダメだしするのって、やっぱりごーまんだと思います。

その延長線上には、老いや死さえもコントロールできるものだと考えるごーまんさがあるような気がしてなりません。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

新刊 世界の作家32人によるワールドカップ教室

白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子

新刊 あきらめること あきらめてはいけないこと

文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ