装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

年をとったら田舎暮らし、と考えたとき、私の場合、一番ネックになるのが「虫」「娯楽」「人間関係」だ。

とくに、虫に関しては田舎どころか、自然に恵まれたところで暮らすのも無理のような気がする。ゴキブリはまだいい(まだいいのか?)。蚊もなんとか耐えられる。バッタとカマキリは全然OK。無理なのは、なめくじと爬虫類系だ。なめくじとかトカゲがいると、私のほうがじーっと彫像化する。ヤモリもほぼ無理。我が家に棲みついていたヤモリ様には、にらみつけて念を送ることしかできなかった。

でもって、今年はアリに苦しめられた。毎年、家のなかにアリが大挙して押し寄せることが1、2回あるので、今年は侵入口となる窓の桟や通気口にしっかり予防の薬をまいておいた。だから大丈夫だろうと思っていたら、なんとどこと特定できないところから侵入し、何回となくかまれたのだ。1回など、私が見ている前で、マウスを握っている右腕にガブリをきた。許せない。

子どものころは、虫とりとかしょっちゅしていたし、アリを飼っていたこともあるのにね。なんで図体が大きくなったのに、虫がダメなのだろうか。もしかすると、大人になるに従って、虫に関する「科学的、論理的」知識や情報が頭のなかにいっぱい入ってしまうからかもしれない。何をもって害虫とし、益虫とするのか、なんて子どものころは知らなかったもの。大人の勝手な分け方なのにね。

ちなみに、我が家でゴキブリが殺せるのは私だけだ。冷静に、一発でしとめられる。あとの人たちは、逃げる、かたまる、泣く、のどれか。誰がどの行動をとるかは、ご想像にお任せします。

 

前々からここで何回も言っているように、私は声が気になる。

声、そしてしゃべり方には人柄が見える、と私は信じている。

そこで、総裁選に出馬した方々の声&しゃべり方である。

ま、はっきり言えば、しゃべり方が「あやしい」「軽い(浅い)」「見下されているように思わせる」「テンションのコントロールができていない」「こわい」という印象を強くするのであるが(誰がどれなのかは御推察にお任せするとして)、とくに気になるのが石破さんである。

くわしい経歴や政治姿勢はよく知らないが、防衛庁長官だったときから、そのしゃべり方が気になってしかたなかった。

なんかムカツクのだが、しばらくしてから気づいた。

この人、不器用なんだ。というか、unsophisticated personなんだ。

もしかして、それを売りにしているのだろうか?

でも、私はかちんとくる。

総理になって、毎日この声を聞かされたら、つらいなあ。

そんなこと、と言われるかもしれないが、総理になったら記者会見だ、演説だ、と毎日しゃべらなくちゃいけないのだから、発声練習と話し方訓練はやるべきじゃないだろうか? 少なくとも、人に不快感を与えるしゃべり方だけは矯正したほうがいいように思うのだが。

夕飯は野菜カレー、さんまの干物、ピーターコーン、ごはん。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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